個性の異なる複数の映画を運用対象にする著作権運用型ファンド、JDC信託 ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(JDC信託)は7月6日、個性の異なる複数の劇場用映画を運用対象とする著作権運用型の金融商品「シネマ信託~製作者ファンド第1号~」の取り扱いを開始すると発表した。信託契約代理店である三菱UFJウェルスマネジメント証券を通じて7月18日から申し込みを受け付ける。 国内の映画製作会社4社が、2006年から2007年に手がける劇場用作品の著作権をJDC信託へ信託。その信託受益権を同ファンドに売却し、それぞれの事業資金を調達する。信託期間は4年間。ファンドの出資者は、各作品の著作権から上がる利益に応じて、配当を受けられる。 ファンドには、ジャンル、観客層の異なる複数の作品を組み入れるという。参加する製作会社は、村上春樹原作の「トニー滝谷」などを手がけたウィルコ、深田恭子主演の「下妻物語」