Google は毎日、アカウントハイジャックを狙った大量の攻撃からユーザーを保護しています。これらの攻撃は、自動ボットによるサードパーティから漏洩したパスワードに端を発するアクセスが大半ですが、フィッシングや標的型攻撃も発生しています。今年初めに、アカウント再設定用の電話番号の追加などを含む 5 つの簡単な手順によるセキュリティ対策方法をお知らせしましたが、今回はそうした対応策の効果についてお知らせします。 Google は、ニューヨーク大学とカリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者と協力し、アカウントの基本的なセキュリティ対策が、アカウントの乗っ取り防止にどれほど効果的かを調査しました。一年間に渡り不特定多数を狙った攻撃と標的型攻撃を対象に、その調査結果を先日 5 月 17日にサンフランシスコで開催された The Web Conference で発表しました。 調査の結果、Google