タグ

ブックマーク / hail2u.net (10)

  • プレースホルダーのスタイルにおけるノーマリゼーション

    テキスト入力コントロールにplaceholder属性を使って入力例を表示することができるようになってから、もうかなりの年月がたった。悪用されてもいるが、わかりやすいフォームには不可欠になりつつある程度には浸透したと言ってよいだろう。ただMozilla Developer Networkのグローバル・ナビゲーションに設置されている検索フォームのようにそのスタイリングに失敗しているケースはままある(Chrome 43だと入力済みかどうかまったく判断できない)。そういった失敗を極力減らすためには、Firefoxのようにopacityプロパティーを使ってノーマライズしてやるのが良いだろう。 ではFirefoxの挙動に合わせるようにノーマリゼーションする場合はどのようにCSSを書くことになるのだろうか。 Firefoxではユーザー・エージェントCSSでopacityの値に0.54を指定している(以前

    プレースホルダーのスタイルにおけるノーマリゼーション
    info55
    info55 2015/06/02
  • CSS Transitionを使ったスムーズにスクロールしてトップに戻る機能

    前に作ったスクロールした時に位置固定のロゴをトップに戻る機能にすり替えるものを少し手直しして再導入した。今回はスムーズにスクロールさせようかと色々考えていたが、やはりJavaScriptでscrollTo()を制御するのはコストが高い。CSSならどうだと試行錯誤したところ、どうやらbody要素への負のマージンをCSS Transitionで滑らかに変化させれば良いようだ。 Demo: Scroll Smoothly with CSS Transition デモのページにはダミーテキストの各セクションの最後にそれぞれ⇑ Back to Topというリンクがある。それをクリックすると1秒かけてスムーズにスクロールしながらトップに戻る。トリガーとスクロール自体はJavaScriptで行っているが、スクロールのアニメーション自体はCSS Transitionで行っている。具体的には以下のような処理

    CSS Transitionを使ったスムーズにスクロールしてトップに戻る機能
    info55
    info55 2015/05/11
  • HSTS: HTTP Strict Transport Security

    強まるHTTPS化の圧力の中で、その移行を円滑に進めるための仕組みであるHTTP Strict Transport Securityについてちょっと調べていた。HTTPでアクセスした際にStrict-Transport-Securityヘッダーがあった場合、その後その指定期間はHTTPでアクセスしようとしてもブラウザー側でHTTPSでアクセスするように処理されるという仕組みだ。HTTPからHTTPSへのリダイレクトが不要になるというわけでもないが、ブラウザー側で処理されることによりよりセキュアにHTTPSへの移行を勧めることができるということだろう。 Chrome 42では307 Internal Redirectで処理されるようだ。開発者ツールで確認できる。 307 Internal Redirect HSTSを利用する際に気をつけることはあまりないが、HTTPSの利用を停止する際には十

    HSTS: HTTP Strict Transport Security
    info55
    info55 2015/05/07
  • max-widthを否定するクエリー

    モバイル・ファーストが浸透して久しくなり、めっきりmin-widthクエリー以外を見かけることはなくなった。そんな中、not (max-width: 768px)という書き方を見かけて、なるほどなと思った。現状のブラウザーにおける実装(と安定した仕様)では768pxを含まずそれより大きいという表現がmin-widthでは書くことができないが、notキーワードとmax-widthを組み合わせることで実現できる。 Demo: Negation of max-width query 特定のデバイスや解像度を強く意識したクエリーの是非はとりあえず脇へ置いておいて、iPhone 5s以下やらiPad Airやら一般的なノートブックやらを意識してクエリーを書くことはままある。多くの場合はそれら特定のデバイスのサイズからを区切りにしてクエリーを書くわけだが、それらのサイズまでで書くとなると少し曖昧な記述

    max-widthを否定するクエリー
    info55
    info55 2015/03/20
  • “マークアップ”するということ ~ HTML5勧告に寄せて ~

    HTMLを適切な要素を使って書いていくことは実はそれほど難しくはない。しかし過剰に要素を使わずに、かつスタイリングすることも意識して、と適切に“マークアップ”するのはなかなかの修練を必要とする。いったい“マークアップ”するということはどういうことなのだろうか、そしてどのような思考の元に行えば良いのだろうか。 HTML5での変化 著作権表示のマークアップ small要素 footer要素とsmall要素 p要素とdiv要素 footer要素とp要素 スタイリングとの兼ね合い マークアップするということ HTML5での変化 コンテンツに則した素直な形でマークアップできること。 HTML5で変わることや変わったことは多くあるが、それらをおおまかに俯瞰するとこのような言葉に集約できる。そのために様々な要素や属性が追加され、既存の実装をなるべく壊さない形で要素の意味に変更が加えられた。これらの変化は

    info55
    info55 2014/12/28
  • Webフォントの非同期読み込み - Weblog - Hail2u.net

    Webフォントの読み込みは@importだと色々まずいので、主にlink要素を使って並列に読み込むわけだけど、これもまた貴重なHTTPリクエスト数を消費するとか、CSSのパース完了が少し遅れるなどあって、完璧な解というわけじゃない。それを非同期にWebフォント定義の含まれるCSSファイルを読み込むようにして、Webフォントのロードをページのレンダリングと並行して行わせるのはどうか、という試み。 非同期化することによりWebフォント定義の含まれるCSSファイルのリクエストとパースが、ページのレンダリングと並行して行われるようになる。head要素内でlink要素を直接書いた場合は、Webフォント定義の含まれるCSSのリクエストとパース後にページのレンダリングが始まることが多いので、体感速度(ページのレンダリングの開始までの所要時間)は向上する可能性が高い。 動的なlink要素の追加 いわゆるソ

    Webフォントの非同期読み込み - Weblog - Hail2u.net
    info55
    info55 2013/12/26
  • CSSポストプロセッサー時代の到来

    SassやLESSといったCSSプリプロセッサーは市民権を得たと言って良いと思う。しかしそれらCSSプリプロセッサーは開発という段階にのみ利をもたらすもので、今のところはそれ以上ではない。CSSを実際にユーザーに届けるまでには、開発だけではなくレビューとリリースという段階もある。レビューとリリースも確実性を持って効率的に行うためには、CSSポストプロセッサーと総称されるようなツール群が必要になるだろう。 この文書はFrontrend Advent Calendar 2013の4日目への記事として寄稿した。明日は@hilokiさんがスタコラサッサと書くようだ。 目次 CSSポストプロセッサーとは CSSプリプロセッサーの出力するCSS CSS Lint 開発用とレビュー用、リリース用のCSS CSSポストプロセッサーのユースケース ベンダー拡張プリフィックスの付加 Media Queries

    info55
    info55 2013/12/04
  • HTMLにおけるimg要素のalt属性

    HTML Standardの4.8.1.1 Requirements for providing text to act as an alternative for imagesをざっと把握できるように日語で箇条書きにしただけのものです。最終的には原文をしっかりと読むべきでしょう。 基 必ず定義されるべきである その値は空であってはならない その画像に代わりになる最適な文字列である ページ上の全ての画像をそのalt属性の値で置き換えてもページの意味合いが変わってはならない 画像のキャプションや題名、銘とみなされるような補助的な説明を意味するものであってはならない 前後で解説されている情報の繰り返しであってはならない 画像以外に何も含まれていないリンクやボタンで使われる場合 リンクやボタンの目的を明確に伝える文字列を指定する わかりやすく説明するために文章ではなく画像のチャートやグラフを

    info55
    info55 2013/07/05
  • CSSでアイコンをデザイン

    ものすごく大雑把に言うと今まで画像編集ソフトでやっていた、角を丸くするとか背景をグラデーションにするなどという作業をCSSでやってしまおうというお話。もちろんCSSでできないことは多くあるので万能というわけではないが、できることに限って言えば数行のCSSコードでスクリーンショットのような効果を柔軟に適用することができる。 Demo: Design icon with CSS ul li a { display: block; width: 32px; height: 32px; background-image: url("icons-w.png"); background-repeat: no-repeat; text-indent: -10000px; } 各アイコンになるa要素へのスタイルは以上のような単純なものがベースになる。icons-w.pngがアイコンの前景をつなげたスプライ

    CSSでアイコンをデザイン
  • Pure CSSな吹き出し

    Twitterで「CSSで吹き出し作るのブクマし忘れててどこにあったか忘れた……」とかつぶやいたらe_luckさんがImage-free CSS Tooltip Pointers - A Use for Polygonal CSS?を探してきてくれた。このエントリでは枠線をつけるために入れ子になっていたりちょっとわかりづらかったので、ものすごく単純化して解説してみようとかなんとか。 Pure CSSな吹き出しのサンプル: Speech Bubbles とりあえず、吹き出しの尻尾を左下に出すもの(サンプル内では4つめのサンプル)を例にして説明していく。HTMLコードは以下のようなもので、bubbleというクラス名を振ったdiv要素がコンテナ、bodyというクラス名を振ったp要素が吹き出しのベース、tailというクラス名を振った空のdiv要素が尻尾になる。 <div class="bubble

    Pure CSSな吹き出し
    info55
    info55 2009/12/09
  • 1