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鳥の中でも頭がいいことで知られるワタリガラスが、目の前にないエサを得るために道具を用意するなど、将来を見越した行動をすることがわかった。チンパンジーなど一部の類人猿にしかできないとみられていた能力で、人間では4歳児以上に相当するとみられる。知能の進化を知る上で重要な成果という。 スウェーデン・ルンド大の研究チームが14日付の米科学誌サイエンスに論文を発表した。研究チームは、ワタリガラス計5羽を訓練し、エサ箱に特定の小石を入れるとふたが開いて中身がもらえることやペットボトルのふたを取ってきて実験者に渡すとエサがもらえることなどを学習させた。 その後、カラスをエサ箱から遠ざけて、小石を含む四つの小道具が入った容器から好きな一つを選ばせた上で、15分後と17時間後に再び箱に近づけた。小石以外の小道具ではふたは開かない仕組み。カラスはほとんどの場合で正しく小石を選び、15分後に約8割、17時間後に
東京都の小池知事は、3年後に迫ったオリンピック・パラリンピックの機運を盛り上げるため、職員全員でラジオ体操を行うと発表しました。 小池知事:「職場で毎日午後2時55分になったら、どこにいても体操を始めるというフラッシュモブのような形でやる方向です」 この取り組みは「みんなでラジオ体操プロジェクト」と名付けられ、2020年東京大会の機運醸成と都民・国民の健康増進を目的に小池知事が提唱しました。期間はオリンピック開会式の3年前にあたる今月24日からパラリンピックの閉会式にあたる9月6日までの間で、この取り組みは2020年まで毎年、行われるということです。小池知事は「ラジオ体操は日本人のDNAに刻まれたスポーツ。都民と国民の心を一つにしてほしい」と述べ、都内の企業や他の自治体にも参加を呼び掛けています。
アメリカ西部の高速道路で、事故で横転したトレーラーの荷台から大量のヌタウナギが放り出されて路上に散乱し、乗用車がヌタウナギの出した粘液でスリップして次々に事故を起こしました。 トレーラーにはおよそ3.4トンのヌタウナギが積まれていて、事故のはずみで生きたまま放り出され、およそ200メートルにわたって路上に散乱しました。 ヌタウナギはストレスを受けると体から大量の粘液を出す習性があり、この粘液にハンドルを取られてスリップした乗用車4台が次々に事故を起こしました。 大量のヌタウナギはブルドーザーで除去され、路面に残った粘液のぬめりは消防が念入りに放水して取り除いていました。 警察によりますと、この事故で乗用車の1人がけがをしたものの、命に別状はないということです。 このヌタウナギはアメリカ西海岸から韓国に向けて食用として輸出するため運んでいる途中だったということです。
学校法人「加計学園」と同じく、国家戦略特区で獣医学部新設を計画していた京都産業大学が会見を開き、特区の選定過程で獣医学部新設を断念した経緯を初めて明らかにしました。 京都産業大学は去年3月、国家戦略特区で、京都府とともに獣医学部の新設を認めるよう提案しましたが、ことし1月に行われた事業者の公募には手を挙げず、結局、加計学園が事業者に決まりました。 黒坂副学長は去年11月の国家戦略特区諮問会議で、獣医学部新設の条件に、「広域的に獣医師系養成大学などが存在しない地域に限り」という新たな文言が加わったことについて、「関西には大阪府立大学に獣医系の学科があり不利だと思った」と話しました。 また、獣医学部の開学時期が平成30年4月と知ったのは、事業者が公募されたことし1月だったとしたうえで、「教員の確保などを考えるとタイトなスケジュールだった。準備できなかった」と述べて、新設を断念した経緯を明らかに
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