28日午前、佐賀県大町町の佐賀鉄工所から「鉄工所の敷地内から大量の油が六角川に流出した可能性がある」と消防に連絡があり、県などによりますと工場周辺にある水田などに油が流出しているのが確認されました。 近くを流れる六角川や有明海への流出は確認されていないということです。 県や消防などによりますと、28日午前、大雨の影響で大町町の佐賀鉄工所の工場内に水が流れ込んで油が流出したとみられ、最大でおよそ11万4000リットルが流出した可能性があるということです。 油は工場の周辺にある冠水した水田や住宅地などに流れ出て、六角川を管理する国土交通省武雄河川事務所や県などが、28日昼前からオイルフェンスなどを使って油の撤去作業を行っていて、冠水した水田などでの作業は28日の午後5時半現在でも続いています。 近くを流れる六角川や有明海への流出は確認されていないということです。 県などは撤去作業とともに、周辺