東芝が打ち出した会社を3つに分割するという異例の計画について、大株主の資産運用会社が、株主の賛否を問うための臨時の株主総会を開くよう求めていることがわかりました。この大株主は、今回の計画に反対の意向を表明していますが、ほかにも反対が多かった場合は、計画を取り下げるべきだとしています。 臨時の株主総会の開催を求めたのは、シンガポールに拠点を置く資産運用会社で、東芝の株式の7%ほどを保有しているとみられる大株主の「3Dインベストメント・パートナーズ」です。 この大株主は、会社を3つに分割するという計画を打ち出した東芝に対して、臨時の株主総会を開くよう求めています。 さらに、株主の賛否を問うため、今回の3分割の計画を会社の定款に入れる「定款変更の議案」を提出するとしています。 定款変更の議案は、同意しない株主が3分の1以上で否決されますが、この大株主は、東芝の計画に反対する意向をすでに表明してい