ことしのノーベル平和賞に、旧ソビエトのベラルーシの人権活動家と、ロシアとウクライナそれぞれの人権団体が選ばれたことについて、ウクライナ国内では、喜びの声が聞かれる一方で、政府高官からは軍事侵攻を続けるロシアの団体と共同で受賞することに対して批判的な反応も示されています。 ノルウェーの首都オスロにある選考委員会は7日、ことしのノーベル平和賞に ▽ベラルーシの人権活動家のアレシ・ビャリャツキ氏 ▽ロシアの人権団体「メモリアル」 ▽ウクライナの人権団体「市民自由センター」を 選んだと発表しました。 このうち「市民自由センター」の受賞が決まったことを受けて、ウクライナの首都キーウでは、歓迎する声があがっていて、38歳の男性は「とてもいいタイミングの受賞だと思う。世界の人々にウクライナの現状を知ってもらうために非常に重要な出来事だ」と話していました。 一方、ウクライナのポドリャク大統領府顧問は7日、