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2009年6月15日のブックマーク (2件)

  • 柴田元幸編『昨日のように遠い日』(2009) / Pulp Literature

    ★★★★ 柴田元幸・他 訳 / 文藝春秋 / 2009.3 ISBN 978-4163275208 【Amazon】 少年少女を題材にしたアンソロジー。バリー・ユアグロー「大洋」、アルトゥーロ・ヴィヴァンテ「ホルボーン亭」、アルトゥーロ・ヴィヴァンテ「灯台」、ダニイル・ハルムス「トルボチュキン教授」、ダニイル・ハルムス「アマデイ・ファラドン」、ダニイル・ハルムス「うそつき」、ダニイル・ハルムス「おとぎ話」、ダニイル・ハルムス「ある男の子に尋ねました」、スティーヴン・ミルハウザー「と鼠」、マリリン・マクラフリン「修道者」、レベッカ・ブラウン「パン」、アレクサンダル・ヘモン「島」、ウォルター・デ・ラ・メア「謎」の13編。 どうせやっつけ仕事だろうと高を括っていたら、意外や意外、上質のアンソロジーだった。「少年少女」という題材は、柴田元幸の資質にがっちりはまっているみたい。イメージとしては幻想

  • 新入生のための海外ミステリリスト / Pulp Literature

    海外現代文学リストの姉妹編。とりあえず、100冊挙げてみた(1作家につき1作)。今回もラノベに飽きた人向けなので、あまりマニアックなものは入れず、広く浅くを心がけたつもり。学生のみんなは夏休みを利用して読むといいよ。全部読めば読書の幅が広がっているはず! アームストロング『毒薬の小壜』(早川書房) アルレー『目には目を』(東京創元社) イシグロ『わたしたちが孤児だったころ』(早川書房) ヴァクス『フラッド』(早川書房) ウィングフィールド『夜のフロスト』(東京創元社) ウィンズロウ『ストリート・キッズ』(東京創元社) ウエストレイク『殺しあい』(早川書房) ウェルシュ『フィルス』(アーティストハウス) ウォー『失踪当時の服装は』(東京創元社) ウォルヴン『北東の大地、逃亡の西』(早川書房) ウッズ『警察署長』(早川書房) ウッドハウス『ウースター家の掟』(国書刊行会) エーコ『薔薇の名前』