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ブックマーク / www.pulp-literature.com (29)

  • レイモンド・チャンドラー『さよなら、愛しい人』(1940) / Pulp Literature

    ★★★★ The Adventure of Sherlock Holmes ジェレミー・ブレット / デビッド・バーク / ゲイル・ハニカット / テニエル・エバンズ ハピネット・ピクチャーズ 単品 【Amazon】 / BOX(24枚組) 【Amazon】 「ボヘミアの醜聞」、「踊る人形」の2編。 NHKで放送していたドラマの完全版(日語吹き替えも収録)。これはすごかった。あの端正な小説世界を忠実に再現していて、風格ある映像にぐぐっと引き込まれる。ホームズ役のジェレミー・ブレットは大はまりだし、馬車が闊歩するロンドンや緑に覆われた郊外など、異国情緒あふれる風景も素晴らしい。紅茶を飲みながらのんびり浸っていたい世界観だ。 第1話「ボヘミアの醜聞」"A Scandal In Bohemia" ボヘミア国王がお忍びでホームズの部屋を訪問。結婚を間近に控えた王は、昔の恋人であるアイリーン・アド

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    inmymemory 2009/06/30
    村上春樹訳 / pulp_literatureさん、タイトル変更どうもです
  • J・M・クッツェー『恥辱』(1999) / Pulp Literature

  • 2000.12a / Pulp Literature

    ★★★ 新潮文庫 / 1985.1 ISBN 4-10-109835-2 【Amazon】 短編集。「おみそれ社会」、「女難の季節」、「ねずみ小僧六世」、「キューピッド」、「牧場都市」、「はだかの部屋」、「手紙」、「回復」、「古代の神々」、「殺意の家」、「ああ祖国よ」の11編。 面白かったのは、「おみそれ社会」、「女難の季節」、「手紙」の3編。風刺の効いたブラックな短編が多かった。 以下、各短編について。 「おみそれ社会」 スリの男が医者と知り合う。そして、物事の裏の顔を目の当たりにしていく。 以下、乞について語ったセリフ。 ドキュメンタリー番組のためには、かわいそうな貧しい人物が必要なんです。視聴者というものは、うまい物をべながらテレビでかわいそうな光景を見るのが好きなんですよ。優越感なるものは、いまや立派な商品ですからね。 観光や視察にやってくる外人むけにも、乞は必要なんです。ア

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    inmymemory 2009/06/25
    "人間というのは存在するだけで他者に影響を与えずにはいられないのであり、それをいちいち気にしていたら胃がもたないってことなのだ。我々は蟻を踏みつぶしながら道を歩いている"←名言
  • 柴田元幸編『昨日のように遠い日』(2009) / Pulp Literature

    ★★★★ 柴田元幸・他 訳 / 文藝春秋 / 2009.3 ISBN 978-4163275208 【Amazon】 少年少女を題材にしたアンソロジー。バリー・ユアグロー「大洋」、アルトゥーロ・ヴィヴァンテ「ホルボーン亭」、アルトゥーロ・ヴィヴァンテ「灯台」、ダニイル・ハルムス「トルボチュキン教授」、ダニイル・ハルムス「アマデイ・ファラドン」、ダニイル・ハルムス「うそつき」、ダニイル・ハルムス「おとぎ話」、ダニイル・ハルムス「ある男の子に尋ねました」、スティーヴン・ミルハウザー「と鼠」、マリリン・マクラフリン「修道者」、レベッカ・ブラウン「パン」、アレクサンダル・ヘモン「島」、ウォルター・デ・ラ・メア「謎」の13編。 どうせやっつけ仕事だろうと高を括っていたら、意外や意外、上質のアンソロジーだった。「少年少女」という題材は、柴田元幸の資質にがっちりはまっているみたい。イメージとしては幻想

  • フラナリー・オコナー『フラナリー・オコナー全短篇 下』(1956-) / Pulp Literature

    ★★★★ 岩波新書 / 2007.10 ISBN 978-4004310952 【Amazon】 著者が様々なから収拾した文章についての書き抜き。それらの引用をもとに、文章を書くための手立てを探っていく。基から文章修業まで全38章。 著者は1930年生まれの元新聞記者。書は『文章の書き方』【Amazon】の姉妹編で、技術論よりも精神論に重きを置いている。 感性を磨く・毎日書く・とにかく削るなど、多種多様な方策が載っているけれど、結局は序文にある「文は心なり」に尽きるのだろう。著者は文章の核心について次のように述べている。 (……)いい文章のいちばんの条件は、これをこそ伝えたいという書き手の心の、静かな炎のようなものだということです。大切なのは、書きたいこと、伝えたいことをはっきりと心でつかむことです。そのとき、静かな炎は、必要な言葉を次々にあなたに贈ってくれるでしょう。(p.ii)

  • フラナリー・オコナー『フラナリー・オコナー全短篇 上』(1946-) / Pulp Literature

    ★★★★ Schindler's List / Thomas Keneally 幾野宏 訳 / 新潮文庫 / 1989.1 / ブッカー賞 ISBN 978-4102277010 【Amazon】 ISBN 978-0671880316 【Amazon】(原書) ナチスによるユダヤ人虐殺。ドイツ起業家のオスカー・シンドラーが、多数のユダヤ人を工場に雇い入れてその命を救う。 家畜用の貨車──それはこう語っている。ユダヤ人だろうとドイツ人だろうと、われわれみんなけだものなのだ、と。(p.188) ノンフィクション・ノヴェル。ブッカー賞の落ち穂拾いとして読んだ。内容はスピルバーグの映画版とほぼ同じなので、映画さえ観ていれば特に読む必要はないだろう。映画版は感傷的なラストが玉に瑕だけど、エピソードは驚くほど原作に忠実だし、また、集団に吹き荒れる狂気を迫真の映像で再現している。“原作越え”を果たし

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    inmymemory 2009/05/05
    フラナリー・オコナー『フラナリー・オコナー全短篇 上』(1946-) ←なぜかタイトル変更できない・・・
  • 2009.5a / Pulp Literature

    ★★★★ 河出書房新社 / 2009.3 ISBN 978-4047916081 【Amazon】 ISBN 978-4309412153 【Amazon】(文庫) 柴田元幸と高橋源一郎の対談。2人が小説の読み方・書き方・訳し方について語っている。また、海外・国内小説のブックリストもあり。 刺激的な知見があちこちにあって面白かった。私は高橋源一郎にはあまり興味がないのだけど、この対談では柴田元幸の良きパートナーとして、絶妙な調和を生んでいたと思う。高橋は柴田が翻訳したブコウスキーを絶賛し、柴田は高橋の小説にバーセルミを見出している。どちらも英文学に傾倒しているから話が合うのだ。読み書きから翻訳まで、海外から国内まで、それぞれの個性を活かした読み応えのある対談だった。 以下、柴田元幸の発言。 (……)翻訳文学を読む時の楽しみのひとつは、日語でできることが微妙に内側から広がっているような感じ

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    inmymemory 2009/05/05
    僕も30冊をこっそりどこかでうpしようと考えていたけれど、先にやってくれていた。pulp-literatureさんに先越されることが結構多いなあw
  • 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(1985) - Pulp Literature

    ★★★ Layali Alf Layla / Naguib Mahfouz 塙治夫 訳 / 河出書房新社 / 2009.2 ISBN 978-4309205120 【Amazon】 『千夜一夜物語』の後日談。千夜に及ぶ物語で改心したかに見えるシャハリヤール王だったが、シェヘラザードは彼に血の臭いを感じており、体は許しても心は許していない。一方、町ではイフリートが人々を破滅に追いやっていた。 庶民から貴人までをパノラマ風に捉えたアラビアン・ファンタジー。複数人物に焦点を当てた物語の集合体になっていて、そのなかには「二人のスルタン」みたいなパロディ(*1)も入っている。精霊が当たり前のように出てきたり、登場人物がアラーを称えていたり、雰囲気はわりと『千夜一夜物語』に近い。ただ、原典と大きく異なるのは、どのエピソードも同一平面上の出来事である点だ。めくるめく入れ子構造ではないし、それぞれの人物は

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    inmymemory 2009/04/07
    "村上春樹のマジックは、謎を放置して想像させるところにあるのだ。"←その意味で「スプートニクの恋人」のラストは好き
  • 2009.4a / Pulp Literature

    Peter Boxallの"1001 Books"【Amazon】が凄い。英文学を中心に、古今東西1001冊ものフィクションを紹介している。こういうのは得てして「名作」ばかりになりがちだけど、書はかなりバランスを重視しており、古典から現文まで幅広く揃えている。なかなか目新しいリストなので、外国文学が好きな人は要チェックだろう。 日からは、村上春樹・大江健三郎・三島由紀夫・芥川龍之介・夏目漱石が名を連ねている。このなかで意外なのが夏目漱石で、なぜか『こころ』が入っているんだな。どちらかというと内向きの小説というイメージだったので、まさか外国人受けするとは思わなかった。川端ではなく、漱石なところがまた渋い。 以下、1001冊のリスト。年代の新しい順にソートした(上が新しく下が古い)。 2000年代 カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』 イアン・マキューアン『土曜日』 ゼイディー・スミス『

  • 2009.3b / Pulp Literature

    ★★★★ Princess Bari / Hwang Sok-yong 青柳優子 訳 / 岩波書店 / 2008.12 ISBN 978-4000244442 【Amazon北朝鮮の大家族に生まれたパリは、死者や動物と交信する特殊能力を持っていた。餓えに苦しむ一家はバラバラになり、パリはひとりロンドンにたどり着く。ロンドンは不法移民の坩堝だった。 タイトルの「パリデギ」は「パリ姫」という意味で、これは朝鮮の民話に出てくる少女のこと。民話の内容は、少女が生命水を求めて神話的な冒険をするというものである。書の主人公は「パリデギ」にちなんで名付けられた特別な子供であり、彼女の遍歴が民話と重ねられている。 これはなかなかのストーリー巧者で、現実と超現実を交錯させる筋立てが面白かった。北朝鮮の惨状を描きながらも、雰囲気はあまり重くない。死者との交信が道標となって、生きることへの“希望”が沸き上

  • 狐『水曜日は狐の書評』(2004) / Pulp Literature

    ★★★★ ちくま文庫 / 2004.1 ISBN 978-4480039224 【Amazon】 「日刊ゲンダイ」に連載された書評をまとめた。期間は1999年5月から2003年7月まで。漫画・翻訳小説・国内小説・ノンフィクションなど、全202を収録している。 書評は800字あれば十分だよなあ。の紹介が目的なら、エッセンスと評価さえ示せばいい。だいたい世の中の書評は長すぎるんだよ。だらだらとあらすじを連ねたり、必要のない蘊蓄を交えたり、その多くが文字数かせぎの賜物。もっとてきぱきと、要領よく、スマートに書けないものかと思ってしまう。スパッと核心に切り込むのが職人技ってものだよね。書評の勘所は批評眼と語り口にあるのだから、余計な情報はどんどん削ぎ落とすべきだと思う。 狐の書評がすごいのは、前述の理想を満たしながらも、800字という制約をまったく感じさせないところだ。語るべき内容がきちんと

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    inmymemory 2009/02/23
    狐『水曜日は狐の書評』(2004)
  • ジョヴァンニ・パピーニ『逃げてゆく鏡』 - Pulp Literature

    ★★★★★ Lo specchio che fugge / Giovanni Papini 河島英昭 訳 / 国書刊行会 / 1992.12 ISBN 978-4336030504 【Amazon】 ボルヘス編纂の短編集。「泉水のなかの二つの顔」、「完全に馬鹿げた物語」、「精神の死」、「<病める紳士>の最後の訪問」、「もはやいまのままのわたしではいたくない」、「きみは誰なのか?」、「魂を乞う者」、「身代わりの自殺」、「逃げてゆく鏡」、「返済されなかった一日」の10編。 <バベルの図書館>の30巻目。いかにもディレッタントが好みそうな幻想小説集だった。19世紀風の耽美な価値観が魅力的で、常識を越えた歪な状況にくらくらする。一読して癖になる作風だった。 以下、各短編について。 「泉水のなかの二つの顔」"Due immagini in una vasca" 久方ぶりに廃園を訪れた男。泉を覗くと、

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    inmymemory 2009/01/11
    ボルヘス編纂<バベルの図書館>30巻目の幻想小説短編集
  • 2008年新刊小説ベスト10 / Pulp Literature

    今年出版されたが対象。例によって翻訳ものが多い。 ドリス・レッシング『老首長の国』(作品社) キラン・デサイ『喪失の響き』(早川書房) ポール・オースター『幻影の書』(新潮社) ロラン・ゴデ『スコルタの太陽』(河出書房新社) コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』(早川書房) エンリーケ・ビラ=マタス『バートルビーと仲間たち』(新潮社) スティーヴン・ミルハウザー『ナイフ投げ師』(白水社) ウィリアム・トレヴァー『密会』(新潮社) P・G・ウッドハウス『ジーヴスと封建精神』(国書刊行会) M・ジョン・ハリスン『ライト』(国書刊行会) 『老首長の国』はヘビー級の貫禄を見せつけた傑作短編集。黒人と白人が共生するアフリカを舞台に、現実の厳しさ、相互理解の困難さを描いている。とにかく人間への洞察が凄まじく、1編1編がズシリと重い。格的な小説が読みたいという人にお勧めできる。 『喪失の響き』はイ

  • 過去25年のベストブック100 Entertainment Weekly選出 / Pulp Literature

    The 100 best reads from 1983 to 2008 "Entertainment Weekly"による選出。1位が『ザ・ロード』というのは妥当なような意外なような。もっと凄い傑作たくさんありそうだけどねえ。同じ作者なら『すべての美しい馬』とか。2位が「ハリー・ポッター」なのはさもありなんかな。特に『炎のゴブレット』はシリーズ最高傑作として名高い。 10位に『ねじまき鳥クロニクル』が入っている。さすが世界のムラカミ。この調子でノーベル賞もゲットしてほしいところだ。 コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』(2006)【Amazon】 J・K・ローリング『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2000)【Amazon】 トニ・モリスン『ビラヴド』(1987)【Amazon】 Mary Karr "The Liars' Club"(1995)【Amazon】 Philip Ro

  • 米澤穂信『犬はどこだ』(2005) - 2008.4c / Pulp Literature

  • ドリス・レッシング『老首長の国』(1973) / Pulp Literature

    ★★★ Eggs, Beans and Crumpets / Pelham Grenville Wodehouse 森村たまき 訳 / 国書刊行会 / 2008.4 ISBN 978-4336049513 【Amazon】 短編集。「ユークリッジとママママ伯父さん」、「バターカップ・デー」、「メイベルの小さな幸運」、「ユークリッジのホーム・フロム・ホーム」、「ドロイトゲート鉱泉のロマンス」、「アンセルム、チャンスをつかむ」、「すべてビンゴはこともなし」、「ビンゴとペケ犬危機」、「編集長の後悔」、「サニーボーイ」、「元気ハツラツ、ブラムレイ・オン・シー」、「タズレイの災難」の12編。 『ブランディングズ城の夏の稲』に続くウッドハウス・スペシャルの第2弾。ユークリッジやビンゴ、マリナー氏など、Bクラスのシリーズキャラクターが集まっている。キャラ立ちではジーヴスものに遠く及ばないし、ストーリー

  • 佐藤卓己『テレビ的教養』 / Pulp Literature

    ★★★ It Should Happen to You ジュディ・ホリデイ / ピーター・ローフォード / ジャック・レモン / マイケル・オシェイ / ヴォーン・テイラー / ウォルター・クレイヴン / ウィット・ビセル / コンスタンス・ベネット / ウェンディ・バリー / メルヴィル・クーパー ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 【Amazon】 有名になりたくてニューヨークにやってきたグラディス(ジュディ・ホリデイ)は、2年経った現在まで夢を果たせずにいた。そんななか街頭で空き看板を発見、貯金をはたいて自分の名前を載せることになる。 三角関係を描いたロマンティック・コメディ。ジュディ・ホリデイとジャック・レモンの間に、性悪のピーター・ローフォードが割り込んでくる。ジュディ・ホリデイは天真爛漫だし、ジャック・レモンはシャイなあんちくしょうだし、ピーター・ローフォードは脂が乗りきっ

  • 2008.7b / Pulp Literature

    The 100 Best Characters in Fiction Since 1900 今は無き『ブック・マガジン』が2002年に集計したリスト。作家、エージェント、編集者など、合わせて55人が審査している。 審査員が業界の人間であることを考えると、わりと穏当な結果と言えそう。1位のギャツビーなんかいかにも玄人受けしそうだし、2位のホールデンくんも鉄板だろう。以降、3位にH・H氏、4位にレオポルド・ブルームと、錚々たるキャラが続いている。 ジェイ・ギャツビー / スコット・フィツジェラルド『グレート・ギャツビー』(1925) ホールデン・コールフィールド / J・D・サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(1951) ハンバート・ハンバート / ウラジーミル・ナボコフ『ロリータ』(1955) レオポルド・ブルーム / ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』(1922) ラビット・オン

  • 新入生のための海外ミステリリスト / Pulp Literature

    海外現代文学リストの姉妹編。とりあえず、100冊挙げてみた(1作家につき1作)。今回もラノベに飽きた人向けなので、あまりマニアックなものは入れず、広く浅くを心がけたつもり。学生のみんなは夏休みを利用して読むといいよ。全部読めば読書の幅が広がっているはず! アームストロング『毒薬の小壜』(早川書房) アルレー『目には目を』(東京創元社) イシグロ『わたしたちが孤児だったころ』(早川書房) ヴァクス『フラッド』(早川書房) ウィングフィールド『夜のフロスト』(東京創元社) ウィンズロウ『ストリート・キッズ』(東京創元社) ウエストレイク『殺しあい』(早川書房) ウェルシュ『フィルス』(アーティストハウス) ウォー『失踪当時の服装は』(東京創元社) ウォルヴン『北東の大地、逃亡の西』(早川書房) ウッズ『警察署長』(早川書房) ウッドハウス『ウースター家の掟』(国書刊行会) エーコ『薔薇の名前』

  • ノーベル文学賞 : Pulp Literature

    Last Updated: 2019.10.10 (Thu) 2018年のノーベル文学賞は、オルガ・トカルチュク(ポーランド)、2019年はペーター・ハントケ(オーストリア)が受賞。 ノーベル文学賞とは? アルフレッド・ノーベル(1833〜96)の遺言によって設立。「理想主義的傾向をもつ、最も優れた作品を創作した者」に与えられる。