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2013年12月11日のブックマーク (2件)

  • Hunter's Moon

    では,古来から旧暦8月15日の満月のことを“中秋の名月”“十五夜”などと呼んで愛でてきました。 中秋の名月は "Harvest Moon" と英訳されますが,"Harvest Moon" は“秋分に一番近い満月”を呼ぶ名前で,正しくは“収穫月”です。 "Harvest Moon" は現在でもよく使われている言葉ですが,英語には,今ではあまり使われなくなった様々な満月の名前があり,古い農事暦などに見ることができます。 英米の季節の移ろいに思いを馳せながら,毎月の満月に与えられた名前をたどってみましょう。 なお,"Harvest Moon" が9月に起こったり10月に起こったりするように,満月の時季は年によって異なり,満月の名前も流動的で,その月に紹介した名前の満月が前後の月に現れる年もあります。 そして,どの名前にも属さないもう一つの満月が現れると,その満月はブルームーンと呼ばれます。

  • 月齢と朔望(月相)による月の和名一覧(満ち欠けによる月の名前) - 心揺々として戸惑ひ易く

    「世間(よのなか)は空しきものとあらむとぞこの照る月は満ち欠けしける」(万葉集 巻第三・四四二) 「つぎの夜から 欠ける満月より 14番目の月が いちばん好き」(荒井由実『14番目の月』) 古より日では月を愛でてきた*1。万葉の時代からユーミンに至る現代も、その幻想的で美しく夜空に浮かび上がる月が移ろう姿に思いを投影してきた。また、月が潮汐や人体のバイオリズム、生物の産卵、植物の生長などにも連動し影響を与えることを早くから知っており、旧暦を利用していた1872年までは、朔望(月の満ち欠け)により日付を把握した。今でも「月発ち(つきたち)」が「一日(ついたち)」となり、「月隠り(つきごもり」が「晦日(みそか=つごもり)」となり、と言葉は受け継がれているが、多くの月の和名は忘れられてしまった。そこで、改めて月齢順に並べてみると、月相によっては、月には非常に多くの別名があることが分かる。これは

    月齢と朔望(月相)による月の和名一覧(満ち欠けによる月の名前) - 心揺々として戸惑ひ易く