デザインという言葉を聞くと、線を引いたり色を付けたり「足すこと」ばかりに気がとらわれがちです。 世界的デザイナーの Katsuji Asada氏 のインタビュー を読んで「引き算のデザイン」について考えてみました。 デザイン=ものを省くこと 今回アートディレクターを務めた「Zinga」のデザインで、Asada 氏は線があるのを嫌ったそうですが「白の空間」をとても大切にしているように思いました。 ホワイトスペースの役割 白の空間「ホワイトスペース」は、次のような役割があります。 区別する 目立たせる リズムをつける 間(ま)を持たせる このように「ホワイトスペース」には、重要な役割を持っていると同時に「何もないデザイン」は美しく機能的でもあるんですね。 メイクでもよく言われることですが、例えば目元を強調したい時はリップメークは控えめにするとか、口元を強調したい場合は目元をラインだけにする・・
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