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fantasyとbookに関するinmymemoryのブックマーク (262)

  • 神話 - Wikipedia

    神話(しんわ、英: Myth、Mythology)は、人類が認識する自然物や自然現象、または民族や文化・文明などさまざまな事象を、世界が始まった時代における神など超自然的・形而上的な存在や文化英雄などとむすびつけた一回限りの出来事として説明する物語であり、諸事象の起源[1]や存在理由を語る説話でもある[2][3]。このような性質から、神話が述べる出来事などは、不可侵であり規範として従わなければならないものとして意義づけられている[2][3]。 英語のMythology(ミソロジー)には「物語としての神話」と「神話の研究」のふたつの意味がある[4]。例えば「比較神話学」(comparative mythology)は異なる文化圏の神話を比較研究する学問であり[5]、一方で「ギリシア神話」(Greek mythology)とは古代ギリシアの神話物語の体系を指す。単語「myth」は口語にてしばし

    神話 - Wikipedia
  • 明日をも知れぬ身  埋もれた短編発掘その18

    イタリアの文豪アルベルト・モラヴィアには、幻想的な作品を集めた『シュールレアリスム短編集(仮題)』という作品集があり、その中からいくつかの短篇が訳されています。編『夢、うつつ』(千種堅訳 早川書房 ミステリマガジン1991年2月号所収)もその一つですが、その奇怪な世界観は、飛び抜けて独創的です。 どことも知れぬ「夢の島」は、クルウールーという名の怪物に支配されていました。姫君ともぐらの不自然な婚姻から生まれたと言われるクルウールーは、母親の死後、王位継承者として王位につきます。しかし生まれてから一度も目覚めたことのないクルウールーの姿は異様そのもの。 生まれながらにびっしりと体毛におおわれ、すでにおなかも突き出ていて、ちゃんと大きな爪も生え、大きな頭はいかにも眠たげ、巨大なまぶたは真っ青で皺だらけだった。眠りながら生まれてきた。いや、いびきをかきながらといったほうがいい。そのいびきの音か

    明日をも知れぬ身  埋もれた短編発掘その18
    inmymemory
    inmymemory 2008/12/19
    千種堅訳 『ミステリマガジン1991年2月号』所収  ボルヘスを思わせる〈夢見る人と夢見られる人〉テーマの作品
  • あのころの怪奇  歳月社『幻想と怪奇』

    1973~74年にかけて発行された『幻想と怪奇』(歳月社刊(創刊号のみ三崎書房))という雑誌がありました。タイトルからもわかるように「怪奇小説」や「幻想小説」の専門誌です。欧米の作品の翻訳が中心で、評論やエッセイも取り混ぜた、とても面白い雑誌でした。 実質的な編集者は、紀田順一郎と荒俣宏。寄稿者には、桂千穂、鏡明、大滝啓裕、山下武、安田均などが名を連ねています。 全部で12号が発行されましたが、全号揃いとなると、古書でも高値がつくことが多いようです。出版物の常で、後半の号の方が入手が難しく、僕もようやく最近になって、全号を揃えることができました。というわけで、今回はこの雑誌『幻想と怪奇』を紹介したいと思います。 この雑誌、毎号特集が組まれているのですが、まずは、全号の特集内容を並べてみましょう。 創刊号 魔女特集 二号 吸血鬼特集 三号 黒魔術特集 四号 ラヴクラフト=CTHULHU神話特

    あのころの怪奇  歳月社『幻想と怪奇』
  • 完全無欠のファンタジー  フィッツ=ジェイムズ・オブライエン『金剛石のレンズ』

    19世紀半ば、アメリカで活躍し、夭折した伝説の作家、フィッツ=ジェイムズ・オブライエン。ポーとビアスをつなぐと言われるオブライエンの作品は、発表から100年以上を経た現在でも、みずみずしさを失っていません。奇抜な想像力、変幻自在のストーリーテリング、溢れる情感。その全てが「物語」の完成度を高めています。 わが国でも、欧米怪奇小説の定番アンソロジー『怪奇小説傑作集』(創元推理文庫)に収録された『あれは何だったのか』によって、オブライエンの名は、怪奇小説ファンには知られていました。サンリオSF文庫から傑作集『失われた部屋』(大瀧啓裕編訳)も出ていましたが、絶版になって久しく、長年オブライエンの作品をまとめて読むことはできませんでした。 今回出版された『金剛石のレンズ』(大瀧啓裕訳 創元推理文庫)は、サンリオSF文庫の傑作集の増補改訳版ということですが、未訳の4編を加えた、オブライエンの決定版短

    完全無欠のファンタジー  フィッツ=ジェイムズ・オブライエン『金剛石のレンズ』
    inmymemory
    inmymemory 2008/12/17
    サンリオSF文庫の傑作集の増補改訳版。小宇宙テーマの先駆的傑作『金剛石のレンズ』、人形をめぐる傑作ファンタジー『ワンダースミス』、シュールなイメージの頻出する奇怪な幻想小説『手から口へ』など傑作揃い
  • 異色な物語その他の物語: ひとり異色作家短篇集祭り

    先日の『無限がいっぱい』で、異色作家短篇集を読み終えた。そこで、<ひとり異色作家短編集祭り>と題して、短編集ベスト5と短編ベスト10を発表。明日には雲行きで変わるような気分次第の無責任ベスト。まあ固いこといわずに早速参りましょう。  まずは短編集ベスト5から。  ○次点 『棄ててきた女』 新版では若島正編アンソロジーが三冊ある。どれも面白いのだが、旧版とは40年以上のずれがあるため、短編集では一応次点とした(短編ベストの方には入れてしまった)。三冊のうち一読は最も地味なこれがじわじわきた。「顔」「壁」「テーブル」など渋い英国らしい作品が並ぶ。        『虹をつかむ男』 個々の作品はユーモアスケッチといった感じのいわゆる名作とは程遠い軽い作品が多いのだが、まとめて読むと独特の視点が何とも楽しい。幅広い作家のものが読めるのがこのシリーズの良いところだ。  ○5位 『一角獣・多角獣』   

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    inmymemory 2008/12/13
    「異色作家短篇集」の全てから短編集ベスト5と短編ベスト10をランキング。こういう記事を1userでブクマできるは幸せなことだ
  • 異色な物語その他の物語: 『壁抜け男』 マルセル・エイメ

  • 異色な物語その他の物語: 『夜の旅その他の旅』 チャールズ・ボーモント

  • http://www.aisasystem.co.jp/~maldoror/

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    inmymemory 2008/12/09
    海外文学・美術・幻想文学 ・詩集などを中心とし、特に1920年代の文化史(シュルレアリスム等)に重点をおいて品揃えしている古書店
  • http://kokusho.co.jp/series/

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    inmymemory 2008/12/09
    http://www.kokusho.co.jp/kinkan/kinkan_series.html 世界幻想文学大系/文学の冒険/セリーヌの作品/ボルヘス・コレクション/未来の文学/短篇小説の快楽/日本幻想文学集成/中原淳一・吉屋信子/矢野峰人選集/世界探偵小説全集/種村季弘
  • 国書刊行会(Kokusho Kankohkai)/アンソロジー(Anthology) : 翻訳作品集成

  • 国書刊行会(Kokusho Kankohkai)/アンソロジー(Anthology) : 翻訳作品集成

  • あのころの怪奇  歳月社『幻想と怪奇』

    1973~74年にかけて発行された『幻想と怪奇』(歳月社刊(創刊号のみ三崎書房))という雑誌がありました。タイトルからもわかるように「怪奇小説」や「幻想小説」の専門誌です。欧米の作品の翻訳が中心で、評論やエッセイも取り混ぜた、とても面白い雑誌でした。 実質的な編集者は、紀田順一郎と荒俣宏。寄稿者には、桂千穂、鏡明、大滝啓裕、山下武、安田均などが名を連ねています。 全部で12号が発行されましたが、全号揃いとなると、古書でも高値がつくことが多いようです。出版物の常で、後半の号の方が入手が難しく、僕もようやく最近になって、全号を揃えることができました。というわけで、今回はこの雑誌『幻想と怪奇』を紹介したいと思います。 この雑誌、毎号特集が組まれているのですが、まずは、全号の特集内容を並べてみましょう。 創刊号 魔女特集 二号 吸血鬼特集 三号 黒魔術特集 四号 ラヴクラフト=CTHULHU神話特

    あのころの怪奇  歳月社『幻想と怪奇』
  • FETISH STATION - FC2 BLOG パスワード認証

    ブログ パスワード認証 閲覧するには管理人が設定した パスワードの入力が必要です。 管理人からのメッセージ 当ブログの公開を終了しました。ご利用ありがとうございました 。 閲覧パスワード Copyright © since 1999 FC2 inc. All Rights Reserved.

  • 20th CENTURY GHOSTS - 茫々たる日々

    20世紀の幽霊たち (小学館文庫) 作者: ジョーヒル,Joe Hill,白石朗,安野玲,玉木亨,大森望出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/09/05メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 48回この商品を含むブログ (96件) を見る『20世紀の幽霊たち』ジョー・ヒル〈小学館文庫ヒ1-2〉 『ハートシェイプト・ボックス〔小学館文庫〕 (小学館文庫) [ ジョー・ヒル ]』に全くはまれず、ホラーは口に合わないのかと思ったものの、最後の味見で購入。 収録作品 「シェヘラザードのタイプライター」Scheherazade's Typewriter 「年問ホラー傑作選」Best New Horror 「二十世紀の幽霊」20th Century Ghost 「ポップ・アート」Pop Art 「蝗の歌をきくがよい」You Will Hear The Locust Sing 「アブラハムの

    20th CENTURY GHOSTS - 茫々たる日々
  • ヴィリエ・ド・リラダン「残酷物語」 - モナドの方へ

    「未来のイヴ」でおなじみ?のリラダンの奇想と皮肉に満ちた短編集。 よんでいて気づいたのは(すぐに気づくべきだったのだが)ポオのスタイルによく似ているということだ。その影響はわざわざ指摘するまではないのだけれども、凝った文体といい奇妙なアイデアといい、ポオの短編にそっくりである。ただポオよりも文章にこだわりを感じた(文学っぽい?)のだが、これは翻訳のせいもあるかもしれない。 具体的なタイトルを上げてしまうとネタバレになってしまうので控えるが、フレドリック・ブラウンの短編と同じネタがあったりもする。リラダンの場合はアイデアをトリックとしてというより社会を皮肉るための装置として描いているので、面白さの方向性は随分異なっていると言えるだろう。 情景描写が長いのに話の展開が妙に速いので、じっくり味わって読むのが良い。短編を消化するというよりは、詩を読むようなスタイルで。 残酷物語 (筑摩叢書 52)

  • 『鹿と少年』 ローリングズ - coco's bloblog - Horror & SF

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    『鹿と少年』 ローリングズ - coco's bloblog - Horror & SF
    inmymemory
    inmymemory 2008/09/23
    記事ラストの文章が泣ける
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
    inmymemory
    inmymemory 2008/09/23
    「これほど堪能させてくれた短編集はデイヴィッド・マレルの『苦悩のオレンジ、狂気のブルー』以来だ」
  • 幻妖ブックブログ: 秋を彩る怪談系新刊文庫!

  • 幻妖ブックブログ: 『吸血妖鬼譚』ラインナップ公開!

    前巻『暴夜幻想譚』刊行から実に3年半……ようやく、此処までたどりつきました。 なんとか10月発売には間に合った模様(笑)。くれぐれも、よろしく! ▲山タカト画伯による新作描き下ろしです! 『伝奇ノ匣9 ゴシック名訳集成 吸血妖鬼譚』 「恠異ぶくろ(抄)」……日夏耿之介 「クリスタベル姫」……コールリッジ/大和資雄訳 「新造物者」……メアリ・シェリー/瓠廼舎主人訳 「バイロンの吸血鬼」……ジョン・ポリドリ/佐藤春夫訳 「不信者」……バイロン卿/小日向定次郎訳 「クラリモンド」……ゴーチエ/芥川龍之介訳 「吸血鬼」……ガストン・ルルー/池田眞訳 「吸血鬼」……マルセル・シュウオッブ/矢野目源一訳 「モダン吸血鬼」……W・L・アルデン/横溝正史訳 「屍鬼」……小泉八雲/大谷繞石訳 「吸血鬼譚」……日夏耿之介 「嗜屍と永生」……平井呈一 「編者解説」……東雅夫 さてと、

  • 奇妙な世界の片隅で : 怪奇の楽しみ  ハーバート・ヴァン・サール編『終わらない悪夢』

    ハーバート・ヴァン・サール編『終わらない悪夢』(金井美子訳 論創社)は、英国の怪奇小説を集めたアンソロジーです。いちばんの特徴は、収録作家の大部分が、無名作家だというところ。このアンソロジー以外では、見かけたことのないような作家ばかりが並んでいます。それゆえ、既訳作品と重複しているものがほぼないという意味で、コストパフォーマンスが、ひじょうに高いです。 品のよい、伝統的な英国怪談とは異なり、どちらかと言うと、扇情的でどぎつい短篇を集めています。多少古びているとはいえ、エンタテインメント志向で書かれた作品が多いので、退屈せずに読めるでしょう。 ロマン・ガリ『終わらない悪夢』 ナチスの悪夢から逃れ、南米で仕立て屋として成功を収めたユダヤ人シェーネンバウムは、隊商の一員になりすました、かっての知人グルックマンと再会します。ナチスの拷問によって、精神的に病んでいたグルックマンは、いまだに恐怖にとり

    奇妙な世界の片隅で : 怪奇の楽しみ  ハーバート・ヴァン・サール編『終わらない悪夢』