9月11 ふと思う カテゴリ:TRPG日記 ある小説の、キャラの掛け合いを見て、僕はふと思った。 「ああ、こういう掛け合いは、TRPGでは難しいなあ」 と。 絶望したわけではない、それは至極当然の事だから。 小説は作者が一人であり、物語の流れを計算し、さらに何度も何度も推敲した結果、生み出された台詞だからだ。 TRPGは、即興で物語が作られていく、作者の中で綿密に創りこまれた物語ではなく、共同幻想というとても、あやふやな認識の中、それぞれ異なった思考のもとキャラは動いていく。 最近のストーリー進行だと、ありがちの台詞や展開になりやすいと言われているのも、それが一番他人にもわかりやすいから、じゃないかなと思う。 功罪は別として TRPGはいろいろな楽しむがあると思うけど、僕は、GMが好きなためか、セッションを通じて、いい物語を産み出したいと考えている。 それは前述の理由のとおり、実際、小説を