それはそーとして。 これは、よい、リプレイだ! なんかこういうタイプのプレイ指針が今の(あるいはこれまでの)『ソード・ワールド』に足りなかったと思うんだよね。 例えば、このリプレイではGMがあらかじめシナリオに関わる「魔導技師ログナーと10年前の事件」という背景設定を提示し、これに関連したキャラクター設定を考えるようにとプレイヤーにお願いしていたりする。 それを受けてプレイヤーのひとりは「自分は10年前の事件の生き残りで、ログナーの娘。父親の死の真相を知るために旅に出ようとしている」というキャラクターを作っている。 おかげで、凄い当事者性が高い!*1 冒険者の店というギミックを使わずに、「10年前の事件の真相を突き止める」という明確なシナリオ上の目的のもとにパーティを結成し、旅を始める……という続き物なキャンペーンセッティングも、単発モノを重ねる形になってる秋田みやびのリプレイと住み分けて