致命的なエラーがシステムで発生し、復旧不可能な状態になること。Windowsの「ブルースクリーン」やMacOS X以降で標準実装する「パワーボタンマーク」などと同じ。システムの電源を切って強制終了し、再起動するしかない。システムの起動途中でカーネルパニックが発生した場合には、根本的な解決を図るまでシステムを再起動できない。 カーネルパニックが発生すると「Kernel panic」の文字列、発生したエラーの内容、システムがメモリー上に書き出したダンプ情報の一部などが、ディスプレイの画面に出力される。根本的な解決を図るには、これら情報を手掛かりにして検証を進める。ハードウエアに起因するケースがほとんどである。詳細を調査するには、メモリー上のダンプ情報を採取するツール「diskdump」や「netdump」、「kdump」などを使う。 カーネルを再構築したときにシステムの起動途中で発生することが
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