本に関するinuhaiiのブックマーク (9)

  • 文学にも#MeToo運動が合流…!2018年の海外小説ベスト12(鴻巣 友季子)

    文学にも#MeToo運動が合流…!2018年の海外小説ベスト12 平成最後の年末年始におすすめの12冊 フェミニズム・ディストピアが流行 海外文学の事件といえば、日文学編にも書きましたが、ノーベル文学賞の見送りという異例の事態が挙げられるでしょう。 しかも理由がとんでもない。審査を担うスウェーデン・アカデミー委員の夫による広範かつ甚大なセクシュアル・ハラスメント(端的に性的暴行と言うべきか)、受賞者に関する外部への情報リーク、経済的癒着などが、ぼろぼろ明るみに出たのでした。この事件には、セクハラ、パワハラ、情報漏洩、政治的人脈の癒着と汚職、権威機関の閉鎖性という、いまの日でも頭の痛い問題が凝縮されています。 同賞の情報リークについて軽くご説明。毎年、ノーベル文学賞の発表が近づくと、イギリスのブックメイカー(賭け屋)などで予想レースが行われます。じつは、「村上春樹、最有力候補!」という煽

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    inuhaii
    inuhaii 2018/12/30
  • この本がスゴい!2018: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    まとめ すごく長くなったので、まとめる。まず、今年のベスト。 このがスゴい!2018のラインナップ。 このがスゴい!2018の一覧は以下の通り。 ◆フィクション 『ランドスケープと夏の定理』高島雄哉(東京創元社) 『舞踏会へ向かう三人の農夫』リチャード・パワーズ(河出書房新社) 『寿司 虚空編』小林銅蟲(三才ブックス) 『直線』ディック・フランシス(ハヤカワ文庫) 『ブッチャーズ・クロッシング』ジョン・ウィリアムズ(作品社) 『槿』古井由吉(講談社文芸文庫) 『平家物語』古川日出男(河出書房新社) ◆ノンフィクション 『知の果てへの旅』マーカス デュ・ソートイ(新潮クレスト・ブックス) 『愛とか正義とか』平尾昌宏(萌書房) 『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』吉川浩満(河出書房新社) 『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』ふろむだ(ダイヤモンド社) 『文学

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    inuhaii 2018/12/02
  • 何やら『タコの心身問題』なる新刊本がめっちゃ面白そうで心奪われる人続出「ロマンに溢れてる」「どんな本なの?」 - Togetter

    みすず書房 @misuzu_shobo 【新刊】日配! ゴドフリー=スミス『タコの心身問題 頭足類から考える意識の起源』(夏目大 訳) 進化は「心を少なくとも二度、つくった」。哲学者かつダイバーでもある著者が、生物学と哲学をブレンドしながら、頭足類の心身問題や進化を通じて心や意識の性を探る。 msz.co.jp/book/detail/08… pic.twitter.com/FF3PCQfEhm 2018-11-16 15:18:36 リンク www.msz.co.jp タコの心身問題:みすず書房 『タコの心身問題』の書誌情報:心は何から、いかにして生じるのだろう。進化は「まったく違う経路で心を少なくとも二度、つくった」。一つはヒトや鳥類を含む脊索動物、もう一つがタコやイカを含む頭足類だ。哲学者であり練達のダイバーでもある著者によれば、「頭足類と出会うことはおそらく私たちに ...

    何やら『タコの心身問題』なる新刊本がめっちゃ面白そうで心奪われる人続出「ロマンに溢れてる」「どんな本なの?」 - Togetter
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    inuhaii 2018/11/21
  • 女が男を支配する社会のリアルな恐怖! 男女逆転の復讐ファンタジー!|Web河出

    解説 単行 - 外国文学 女が男を支配する社会のリアルな恐怖! 男女逆転の復讐ファンタジー! 渡辺由佳里(エッセイスト、翻訳家) 2018.10.25 『パワー』 ナオミ・オルダーマン 安原和見訳 【解説】渡辺由佳里 アメリカでは2016年の大統領選挙で、初めての女性大統領になることが期待されたヒラリー・クリントンが、ドナルド・トランプに敗れた。得票数ではクリントンのほうがトランプよりも280万以上多かったのだが、アメリカ独自の「選挙人制度」というシステムのために、選挙ではトランプが勝利したのだ。 自分に対して厳しい質問をする女性ジャーナリストたちにセクハラ的な嫌がらせをし、「スターなら、プッシー(女性器)をつかむとか、(女は)なんでもやらせてくれる」と自慢し、妊娠中にプレイボーイ誌のモデルと不倫をし、別のポルノ女優に不倫の口止め料を払い、ツイッターでも露骨な女性蔑視の発言をするトラ

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  • どんなに失敗を繰り返しても、生きていける。レナ・ダナムの命綱は自己肯定感『ありがちな女じゃない』 - wezzy|ウェジー

    2016.12.24 どんなに失敗を繰り返しても、生きていける。レナ・ダナムの命綱は自己肯定感『ありがちな女じゃない』 11月某日、ライターの雨宮まみさんが突然にこの世を去った。私は彼女の熱心な読者というわけではなかったが、たまに目にした人生相談等の、他者を肯定するやわらかさと力強さを合わせ持つ文章を楽しんで読み、その度その筆力に圧倒されていた。 私のTLの反応は凄まじかった。多くの人が落胆し、仕事中だと言うのにふと涙が流れ出してとまらないという人までいた。彼女の不在を受け入れられず、だからこそその死を美化することに激しく抵抗する人もいた。それほどに雨宮さんは日の多くの女性たちに影響を与えていたのである。 彼女たちがtweetで紹介する雨宮さんの過去の文章を読むうちに、それほどよく知らなかった私にも少しずつ彼女のことが垣間見えてきたように思う。これはあくまで彼女のエッセイからの推測である

    どんなに失敗を繰り返しても、生きていける。レナ・ダナムの命綱は自己肯定感『ありがちな女じゃない』 - wezzy|ウェジー
  • 「女だから」「男だから」の呪いはただの「怪談話」じゃない――松田青子『おばちゃんたちのいるところ』 - wezzy|ウェジー

    わたしはかわいくて、気が利いて、セクシーで、やさしくて、服のセンスが良くて、もちろん服だけじゃなくてインテリアや小物にいたるまで非凡なセンスを発揮して、そのうえなんと料理も得意で、時にはお菓子づくりも軽くこなして、誰にでもすぐ愛されて、見た瞬間思わずさわりたくなるようなつるつるすべすべの肌をした女だ。(「みがきをかける」) そんな呪文を胸の内で唱えながら、エステでの永久脱毛にいそしむ「私」。女にとって、毛の問題は重大です。振り払おうにも振り払えない、いつまでもどこまでもつきまとう呪縛のようなもの。彼氏とカフェでお茶をしていても、剃り忘れた腕毛のことばかり気にしてしまうし、その彼氏に二股をかけられた挙句フラれても、もうひとりの女と毛の具合を比べられていたんじゃないかと悶々としてしまう。女は毛なんて生えてちゃいけない。つるつるでなくちゃいけない。でもいったい誰が、毛が生えていないほうがきれいだ

    「女だから」「男だから」の呪いはただの「怪談話」じゃない――松田青子『おばちゃんたちのいるところ』 - wezzy|ウェジー
  • 欲しかった言葉ときっと出会える『翻訳できない 世界のことば』 - HONZ

    心に湧いてくる感情にぴったり合う言葉が見つけられない…。 言葉で表現しようとすると、ひどくまどろっこしくなってしまう…。 誰しもそんな経験を一度はしたことがあるのではないだろうか。 私たちは言葉があることで、思考することができ、他者と”目に見えないもの”を共有することができる。一方で、言葉によって私たちの思考は規定され、その範疇をはみだす部分については、表現することをあきらめざるをえない場合もある。 だが、そんな「日語では表現できなかったもの」を的確に表す言葉や、意識すらしたことがなかった世界を示す言葉に、外国語を学ぶなかで出会うことも少なくない。 書は、世界の様々な国に暮らした経験をもつ筆者が、「他の国のことばではそのニュアンスをうまく表現できない『翻訳できないことば』たち」を世界中から集めてまとめた一冊だ。 *** その「単位」ありなんだ・・・ 長さの単位にはメートルの他にマイルや

    欲しかった言葉ときっと出会える『翻訳できない 世界のことば』 - HONZ
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    inuhaii 2016/05/24
  • 身体のリバースエンジニアリング『人体 600万年史』

    完成品を分解したり観察することによって、動作原理や設計・仕様を調査することをリバースエンジニアリングという。これを「人体」に適用したのが書になる。 しかし人体は「完成品」ではないし、設計図からデザインされたものですらない。その時々の環境に応じて「生きる」「殖える」ことを目的とし、変化を重ねてきた。人の身体には、パリンプセストの羊皮紙のように何度も消しては書かれてきた跡が見えるという。「私たちの身体には物語がある」と断言する著者は、そうした人体と環境の変化を、ときには精緻に、ときにはドラマティックに明らかにしてくれる。 非常に面白いのは、「人の身体はなぜこのようになっているのか」というアプローチから迫ってゆくうち、「人は何のために生きるのか?」への回答がなされていること。人類の祖先との身体構造の違い―――長い脚、高い鼻、大きな頭といったパーツから始まって、なぜべ物を喉に詰まらせるのか(気

    身体のリバースエンジニアリング『人体 600万年史』
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    inuhaii 2015/11/06
  • 【読書感想】女装して、一年間暮らしてみました。☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    女装して、一年間暮らしてみました。 作者: クリスチャン・ザイデル,長谷川 圭出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2015/04/14メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見る Kindle版もあります。 女装して、一年間暮らしてみました。 作者: クリスチャンザイデル出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2015/05/15メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 このは、もとテレビ番組・映画プロデューサーとして名をはせた著者が、一年間女装をするという「実験」をして暮らしてみたドキュメンタリーです。 きっかけはなんと、一足のストッキングでした。 「モモヒキは暑すぎるけれど、なにもはかないと風邪をひく」という切実な理由から、デパートでストッキングを買ってはいてみたところ……「女性の世界には、こんなにいいものが

    【読書感想】女装して、一年間暮らしてみました。☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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