ブックマーク / yashoku.hatenablog.com (10)

  • 調理の“ロボット化”によって見えてくるもの - 夜食日記

    上海で『ラーメンロボット』が登場というニュースを見ました。 作っている動画を見ると、トッピングの乗せ方が、ちょっと残念です。↓ 日で一世を風靡したラーメンロボット 元になっている技術は、日の産業用機械メーカーの株式会社アイセイさんによるものです。自社技術のPRのために、2009年に名古屋で産業用アーム型ロボットが調理するラーメン店「ふぁーめん」をオープンさせました(2010年に役目を終えて閉店)。 ラーメンを作る過程だけでなく、その後の「店長」と「副店長」の“寸劇”が素敵です。↓ 各種調理ロボットの登場 調理するロボットは、続々と開発されています。お好み焼きをひっくり返すロボットや、一流シェフの料理を完全再現するロボットなどがすでにあります。↓ 調理ロボットは、一度マシントラブルが起こると、料理が作れなくなるという欠点はあります。 しかし、今後、機械の性能の向上さらに人工知能の利用など

    調理の“ロボット化”によって見えてくるもの - 夜食日記
    inujin
    inujin 2016/01/25
    新年会までは大丈夫かも
  • “ホット・アイスクリーム”の作り方 - 夜食日記

    材料 牛乳:1 カップ(200 g) 砂糖:10 g メチルセルロース:4 g バニラビーンズ:適量 卵黄:1個(コクを出す場合) 作り方 材料をすべて合わせる。 冷蔵庫で一晩寝かす。 生地をかき混ぜる。 電子レンジで加熱する。 好みの大きさに取り分ける。 だいたい50℃を超えたあたりからゲル化し、固まりはじめます。 ほんのり温かいうち(40℃くらいまで)は固まっていますが、クリームの温度が20℃程度まで下がると形は次第に崩れていきます。 ホット・アイスクリームは、冷めるとでろーっと“スライム化”します。 実際にべた感想は、また次にでも。

    “ホット・アイスクリーム”の作り方 - 夜食日記
    inujin
    inujin 2014/12/23
    メチルセルロース、不思議な物質〜「5度前後の冷水には溶けるが高温では溶けにくい」
  • “ホット・アイスクリーム” 温めると固まり、冷やすと溶ける - 夜食日記

    念願だった“温かいアイスクリーム”「ホット・アイスクリーム」の試作品ができました。ネーミング的に、矛盾していますが…。 温度が、70℃超えの“アイスクリーム”です。 ババロアっぽいですがババロアではありません。 普通のアイスクリームは、冷たいうちは形を留め、温かいと溶けますが、“ホット・アイスクリーム”はその逆です。温めると固まり、冷やすとこのように溶ける“ホット・アイスクリーム”。 材料と作り方は、次のエントリーにでも。

    “ホット・アイスクリーム” 温めると固まり、冷やすと溶ける - 夜食日記
    inujin
    inujin 2014/12/22
    やばい次が気になる
  • “真のおいしさ”を理解するには? 「知性食い」と「感性食い」 - 夜食日記

    料理と科学のおいしい出会い」というを書き、料理のおいしさを科学の面から迫りましたが、執筆している最中、私の頭の片隅である声が絶えず聞こえていました。 「科学だけで、おいしさがわかると思うなよ。」 料理と科学のおいしい出会い: 分子調理がの常識を変える (DOJIN選書) 作者: 石川伸一 出版社/メーカー: 化学同人 発売日: 2014/06/10 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る の最後の章の『「おいしすぎるおにぎり」の分子調理』でも、“戒め”を込めてこのように書いていました。 究極のおにぎりは、ごはん一粒一粒の性質とそのすきま、すなわちごはん粒の上下左右の立体配置とその間を埋める空気のバランスを考え、その「理想」を何らかの方法によって構築したものなのかもしれません。その精密に“握られた”おにぎりも、大好きな人が作ってくれたおにぎりには当

    “真のおいしさ”を理解するには? 「知性食い」と「感性食い」 - 夜食日記
    inujin
    inujin 2014/11/12
    うんちくを言われて余計においしく感じたり、自分が育てと野菜だからおいしく感じる、みたいな「文脈食い」というのもありますね〜〜
  • 「ソーセージは餃子のように焼け!」@dancyu - 夜食日記

    今日、dancyu編集部のSさんから、最新号のdancyuが送られてきました。 dancyu (ダンチュウ) 2014年 12月号 出版社/メーカー: プレジデント社発売日: 2014/11/06メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る 特集の一つである下の記事の内容に関して事前に相談があり、いくつかコメントしたのでわざわざ送って頂いたのでしょう。 それが、この「ソーセージのおいしい焼き方大実験」という記事。 実験における仮説の設定が絶妙ですね。切り目入れる入れない、水・油の有無、焼き時間、道具などの数々のパラメーターを変えて、計350のソーセージを焼き、そしてべるという試行錯誤の検証も、実験屋にはたまらない企画です。 最後、ソーセージと餃子の類似性を発見し、「ソーセージは餃子のように焼け!」との結語への着地も見事です。 「分子料理式」でソーセージと餃子をラフに表すと以下

    「ソーセージは餃子のように焼け!」@dancyu - 夜食日記
    inujin
    inujin 2014/11/05
    あのdancyuが相談っ!?夜食日記さんほんますごいなあ
  • 「平均のおいしさ」の発見と再現ができる人 - 夜食日記

    セブンイレブンの野菜スティックにつける味噌マヨネーズに、地味にはまっています。仕事中よくポリポリポリポリべて、いつの間にか無くなっていることがよくあります。 他のコンビニの野菜スティックも試してみましたが、セブンの味噌マヨのおいしさはちょっと別格ですね。 自分の家でも、セブンの味噌マヨネーズを目指して作ってみましたが、近い味になっても、完全な再現は難しいものです。Webで「セブン 味噌マヨ」と検索してみると、このソースにはまっている人は多いようで、Cookpadで自作のソースのレシピを公開している方もたくさんいましたね*1。 以前、ある中小の品企業に就職した教え子から聞いた話で、商品開発に配属されたその子が、何かの調味料かソースを作って販売したら、かなりおいしいと評判になり、社始まって以来の売上を記録したそうです。 いろいろな調味料を配合し、たくさんの試行錯誤を経て作ったソースは、社内

    inujin
    inujin 2014/08/06
    おいしすぎても売れないとか聞くしなあ
  • “頑固オヤジ”はこうして作られる 〜体と頭の省エネ化の先〜 - 夜食日記

    二十歳前後の学生を見ていると、体のエネルギー利用効率が悪いなと感じます。昼ごはんきちんとべたであろうはずのに、4限目の授業で講義室にどんよりと漂う「もう、お腹すいた」という空気感。 自分が学生の頃を思い出してみても、ごはんをべる度に汗がぶわぁと吹き出して、無駄に熱エネルギーが放出されていました。それが年齢を重ねる度に、事しても肌はサラっサラで、一滴の汗もかかないことが多くなったと感じます。 年をとると、若い頃と同じ量をべても太りやすくなる要因の一つは、エネルギー代謝に関わるホルモンの分泌量が減少するからです。具体的には、男性ホルモンだとテストステロン、女性ホルモンだとエストロゲンがエネルギー代謝、すなわち脂肪燃焼に関わっています。これらのホルモンは、加齢とともに減少し、だいたい50代で思春期の約半分になるといわれています。 見た目はさほど変わらなくても、年齢と共に、体の質は劇的に変

    “頑固オヤジ”はこうして作られる 〜体と頭の省エネ化の先〜 - 夜食日記
    inujin
    inujin 2014/07/28
    頭の省エネほんとやばいです/情熱も大事にしたいなあ
  • アイスクリームの分子構造 〜アイスクリームの“柱”とは?〜 - 夜食日記

    前回からの続き。 アイスクリームは、見方を変えるとミックスの中に空気を抱き込んだ「泡」であるといえます。さらに、ミックスは脂溶性分子と水溶性分子が混ざり合った「エマルション」でもあります。つまり、アイスクリームの構造には、メレンゲ菓子やマヨネーズに見られる要素が組み込まれていると言えます。 アイスクリームミックス中の乳脂肪は、原料の牛乳がホモジナイズ(均質化)されていることによって、小さな脂肪球として存在しています。 ミックスをかき混ぜながら凍らせていくと、その脂肪球が部分的に会合し、不安定になります。その際、“ブドウの房”のようになった乳脂肪は気泡の表面へと移動し、層を作って安定化しようとします。この房状脂肪がアイスクリーム組織の骨格となります。 脂肪球の凝集は、アイスクリーム製造の際に気泡を破壊し、オーバーランを低下させますが、脂肪は「アイスクリームの柱」になり、形の維持に多分に影響を

    アイスクリームの分子構造 〜アイスクリームの“柱”とは?〜 - 夜食日記
    inujin
    inujin 2014/06/20
    ほへー
  • ニューロガストロノミーの可能性と限界 - 夜食日記

    「神経の」または「神経学の」という英語の接頭辞が「ニューロ(neuro-)」ですが、このニューロが付いた言葉が絶賛“増殖中”です。 ニューロエコノミクス(neuroeconomic、神経経済学)、ニューロマーケティング(neuromarketing、神経マーケティング)、ニューロエソロジー(neuroethology、神経行動学)、ニューロエステティクス(neuroaesthetics、神経美学)、ニューロデザイン(neurodesign、神経デザイン)等々。 の分野でも、イェール大学教授の神経科学者ゴードンM・シェパード(Gordon M. Shepherd)が「Neurogastronomy(ニューロガストロノミー、神経美学)」というタイトルのを出版しています。 Neurogastronomy: How the Brain Creates Flavor and Why It Ma

    ニューロガストロノミーの可能性と限界 - 夜食日記
    inujin
    inujin 2013/12/03
    時間かかりそう/クックパッドみたいなビッグデータのほうが早くたどりつきそう
  • 加熱調理は、ヒトの脳を“進化”させ、体を“退化”させた? - 夜食日記

    サイエンスの分野で、1990年頃から「21世紀は脳の時代」という言葉をよく耳にしていましたが、実際に日で「脳科学ブーム」が起きています。 「私たち“ヒト”とゴリラのような“サル”を分かつもの」を考えると、言葉の有無、手先の器用さなどありますが、やはり「脳の違い」が圧倒的に大きいといえるでしょう。 (ナショナルジオグラフィックより) ヒトの進化に関する最近の研究では、私たちの祖先が「火を使った調理」を覚えたことが脳を大きくする上でのターニングポイントであったと報告されています。 ブラジルにあるリオデジャネイロ連邦大学のエルクラーノ・アウゼル博士らによる研究によると、さまざまな霊長類の体と脳の重さを測定し、カロリー摂取量と比較した結果、予想通り、体や脳を大きく成長するためには、たくさんべなければならないということを科学的に証明しました。 特に私たちヒトの臓器の中で脳は、体重の2%程度の重量

    加熱調理は、ヒトの脳を“進化”させ、体を“退化”させた? - 夜食日記
    inujin
    inujin 2013/11/28
    その頃には美味しいという感覚も変わってるんだろな
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