みんなは憶えているだろうか?アカカンガルーのロジャー氏のことを。車にひかれてしまった母親の袋の中から救出され、2006年、オーストラリア ノーザンテリトリーのカンガルー・サンクチュアリ保護施設に保護されたロジャー氏は、ぬいぐるみをギュっとかかえて離さないという愛くるしい一面を持ちながらも、トレーナーに鍛えられ、孤児でも強くたくましく育った結果筋肉隆々に。(関連記事) そして今、更なる結果にコミットしちゃったようで、その姿がカンガルー・サンクチュアリのインスタグラムにて随時公開されているという。
氷の上からニョキーンとトゲのようなものが伸びることがある。このトゲは必ず60度の角度で形成されるということをご存知だろうか?そもそもなぜ、このようなトゲができるのか?その謎について、科学を題材としたVeritasium が動画で解説している。 Ice Spikes Explained 冷凍庫で氷を作って取り出した時に、氷に角が生えているのを見たことはあるかい?なぜこのような角ができたのか?氷の魔人が触手を伸ばしているわけではない。 その理由はこうだ。 まず、水を冷凍庫に入れると、冷気が直接あたる表面で蒸発冷却が起こり、表面から凍っていく。水が凍って固体となると、その体積は約8%膨張する。(この原理は、液体の時は分子が隙間に入り込み、平均3から4本だった水分子が、固体の氷になると4本の水素結合で規則正しく並び隙間がうまれるためである。) 外側から氷という固体になっていくと、液体のままの水は中
英ノーフォークのコックリー・クレイの道端で新種のキノコが発見されたそうだ。多肉質のボディが人間の頭部や手足にそっくりで、道端に佇む小さいおじさんのようだ。 発見者は菌類に興味を持ってから40年になるというジョナサン・リベットさん(49歳)。キノコはイギリス固有のキノコという意味のゲアストルム・ブリタニクム(Geastrum britannicum)と命名された。 この画像を大きなサイズで見る 「ほんと、小人にそっくりなんです」。とリベットさん。「頭と手が生えているかのようなへんてこりんな形をしていて、それで思わず気を引かれたんですよ。」 この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る 実は最初に発見されたのは2000年のことであるが、ノーフォークに広く分布するヒメツチグリの1種であるとして、新種とはみなされていなかった。 それから15年が経って、スペインの菌類学者がDNA配列を
「ネトメシ」という言葉をご存じだろうか?これは、インターネット上のSNSなどで話題となっている料理レシピのことで、一風変わった食材の組み合わせやアレンジだったり、誰もが手軽に作れるものだったりすることが多い。 食いしん坊の私としても、ネット上で見かけては、「やばいこれ食べたい!」、「作ってみたい!」となっているわけだが、ぼっち生活ロンリネスの身分としては、いざ作ってどうにもならなかったとなると、食品廃棄問題に加担してしまうこととなる。ということでカラパイアでは、ご家庭の料理の達人をお招きし、実際に作ってもらい、ネトメシを検証してもらうコーナーを設けることにした。 第一回目は、かねてから食べたい、試してみたいと思っていた、うどんを揚げるだけで激ウマだという、「フライドうどん」である。
もし科学者に共通する特徴を一つ挙げるとしたら、好奇心旺盛な事だ。科学者を成功に導くのは新しい知識を得るための飽くなき探求心である。だが時にそれが倫理に触れることもある。 別に科学者が邪悪で思慮分別のない怪物だと言っているわけではない。ただ、自分の研究分野への情熱が高まるにつれ、誰が傷つくのかまでは思いが至らない、ということがありがちである。現在では各国で実験を行う際の倫理的指針を提示しているが、かつてはそうではなかった。 ここでは科学の名の下に行われた心理学実験の内容と邪悪さ、その実験から得られた教訓と踏まえながら5つほど見ていくことにしよう。 5. スタンフォード監獄実験 この画像を大きなサイズで見る 実験者: フィリップ・ジンバルドー、スタンフォード大学(アメリカ) 実験内容: 普通の人が特殊な肩書きや地位を与えられことによって、その役割に合わせて行動してしまう事を証明しようとした実験
ノーベル賞を受賞した初めての女性はそう、マリー・キュリーのである。我々が良く目にする。まじめくさったフランクリン・D・ルーズベルトもそうとうやんちゃだったらしい。彼らの成し遂げた偉業からは想像もつかな、いたずらエピソードが特集されていた。真面目一辺倒だと思われていた歴史上の人物が、こんないたずらをしていたというのだから逆に親近感がもてるね。 1. 親友を死人に仕立て上げた、ベンジャミン・フランクリン この画像を大きなサイズで見る 1732年から『貧しいリチャードの暦』を刊行し、天気予報や家庭生活のヒント、パズルなどと共に、フランクリンは冗談で親友タイタン・リーズの正確な死亡日時の予測を盛り込んだ。だが、その予告日時、1733年10月17日の午後3時29分になってもリーズのところに死神は訪れなかった。 翌年は戦略を変え、実はリーズは本当は死んでいて、誰かが彼に成りすましているのだと主張。リー
フクロウの子どもを助けたら、すっかり家になじんで引きこもりに。家のお手伝いが大好きな家政鳥となる(イギリス) 記事の本文にスキップ 3歳になるモリフクロウ、バーティさんをご紹介しよう。実は彼には広場恐怖症というちょっと内気なところがある。仲間のふくろうともなじめず、現在は飼い主であるピーター・ミドルトンさんと農場の母屋に暮らしている。 「ここで暮らして3年になりますが、バーティは完全にひきこもりになってしまいました。外に離せば数日以上は生きられないでしょう」。と語るミドルトンさんは、英ノーサンバーランドの有機農家で、フクロウ保護団体のトルーウィトレー・アウル・トラストを運営している。 ヒナのとき保護されたバーティさんは、フクロウよりも人が好き。外にいるより家の中が好き。ミドルトンさんのそばでお手伝いをするのが大好きという、一風変わった家政鳥へと成長していったようだ。 同トラストでは50羽ほ
心の健康は現代社会において最大の関心事項の1つだ。その謎めいた性質は、世間の人々のほか、原因や治療方法を探る専門家をも困惑させて続けている。 うつ研究の1つのアプローチとして、免疫系や炎症に焦点を当てる方法が知られている。これは1990年代に発展したコンセプトで、炎症分子と、慢性疲労症候群などの慢性疾患との関連性に着目したものだ。 それから10年に渡って続けられた研究によって、この仮説を支持する炎症とうつの関連を示唆する証拠が積み重ねられてきた。中でも6,000名を対象に実施された2009年の研究は、炎症がうつ症状の発症に関与していることを示したものとして重要である。 炎症うつ理論が支持を集めるようになると同時に、社会的要因についての研究も進められている。昨年には、社会経済状況と肥満や糖尿病などの代謝異常を対象とした研究を基にして、うつとの関連性が検討された。そして、どの事例においても、経
フランシスコ・ザビエルと言えば、1549年に日本に初めてキリスト教を伝えたことで有名だが、そんなザビエルのミイラが10年ぶりにインド南部ゴア州オールドゴアで一般公開されたそうだ。 Incorrupt body of St Francis Xavier, Goa 教科書にでてくるので日本人の誰もが知っているであろうザビエルだが、、スペイン・ナバラ生まれのカトリック教会の司祭であり、イエズス会の創設メンバーの1人である。日本やインドなどで宣教を行い、聖パウロを超えるほど多くの人々をキリスト教信仰に導いたといわれている。 この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る インドでは10年に1度、フランシスコ・ザビエルの遺体を一般公開している。今年はその年にあたり、ユネスコの世界遺産である「ボム・ジーザス教会」から、聖職者らが透明のひつぎを担いで運び、公開場所である約500メートル離れた
東アジアに2種、北アメリカに1種、日本には1種が生育するサンカヨウは、直径2センチほどの小さな白い花を咲かせるメギ科の植物である。その可憐で清楚な白い花びらは、雨に濡れると繊細なガラス細工のような透明になるという。 ムビる02093 サンカヨウ sankayou なぜ白い花が透明になるのだろう?もともと透明で、光の乱反射により白く見えていたのか?それとも水分が満たされることで大根を煮た時のように透明化したのか?その原理がわかる人に是非ご教授いただきたい。 でもまあとにかく、儚くも繊細、美しいのである。 通常時のサンカヨウ この画像を大きなサイズで見る 徐々に水分を帯び この画像を大きなサイズで見る 白い花びらは透明へと変わる この画像を大きなサイズで見る 雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう的な何かなのか この画像を大きなサイズで見る 儚くも美しい この画像を大きなサイズで見る 繊細なガラス
最近アメリカで、末期の脳腫瘍で余命半年と告知され、みずから死を選ぶと宣言していた29歳の女性が、医師から処方された薬物を服用して死亡していたことが分かり「安楽死」の是非について世界的に大きな議論を呼んだ。安楽死や自殺幇助(ほうじょ)は、どこの国でも常に議論の対象となっている。 ともに患者の苦痛を終わらせるという目的があるのだが、倫理的な観点から各国では合法にすべきか、非合法にするべきかで揺れ動いている。ここでは日本を含む、世界10か国の法律的な安楽死、自殺幇助に関するスタンスを見ていこう。 安楽死、自殺幇助はそれぞれ2種類に分けられる 積極的安楽死: 患者本人の自発的意思に基づく要求に応じ、患者の自殺を故意に幇助してに死に至らせること 消極的安楽死: 患者本人の自発的意思に基づく要求に応じ、または、患者本人が意思表示不可能な場合は患者本人の親・子・配偶者などの自発的意思に基づく要求に応じ、
自宅にてPCを使ってお仕事をしているというカップル。この家にはコールさん、マーマレードさんという2匹の猫がいる。その作業風景を撮影した映像なのだけど、猫も一緒に「邪魔をする」というお仕事をしているようだ。でもこの子たちに癒されているから作業効率もアップしているわけで、一長一短といったところか。 What it’s like to Work with Cats! さて仕事!と思い椅子に座ろうとすると既にその椅子は占拠されている。 この画像を大きなサイズで見る マウスはマウスだけに捕食対象 この画像を大きなサイズで見る 机の上に座り自己主張。 無視して仕事を続けていると、うるふわな瞳で見つめられる。 この画像を大きなサイズで見る キーボードを叩いて手伝っているつもり? この画像を大きなサイズで見る ちょっと通りますよっと この画像を大きなサイズで見る どうしてもかまって欲しいときは机の上に寝転
海外の動物保護団体による活動動画はいくつか紹介してきたが、こちらの映像は日本の人道援助、復興活動を目的と掲げる団体のものだ。昨年、殺処分を待つばかりとなっていた1匹の子犬を引き取り、人命救助犬として育て上げた。そしてついに、ゆめのすけと名付けられたこの犬は、初仕事として2014年8月の広島土砂災害の現場に向かう。全身泥だらけになりながらもその役務を全うし、行方不明だった男性1名を発見したそうだ。 ピースウィンズ・ジャパン/夢之丞の物語 殺処分を待つばかりとなっていたゆめのすけ。 その目に輝きはなくおびえていた。 この画像を大きなサイズで見る ケージから出した時にはがたがたと震え、おもらしをしてしまったという。 この画像を大きなサイズで見る まずは動物病院に連れていき健康診断を行った。 この画像を大きなサイズで見る そして職員の家へと連れてこられた。 たっぷりの愛情で人間への信頼を徐々に取り
緑深きシベリアのタイガ(針葉樹林地帯)に迷い込んでしまったのは、サハ共和国に住む3歳の少女、カリーナ・チキトヴァちゃん。カリーナちゃんは愛犬のナイーダさんを連れ、旅行にでかけた父親の後を追っていたところ、森の中で迷子になってしまった。 カリーナちゃんは木の実を食べ、川の水を飲み、夜は愛犬に体を温めてもらっていたが、このままでは危険と判断したと思われる犬のナイダさんは一匹だけで村に戻り、その後大人たちを連れて再びカリーナちゃんの元へ。カリーナちゃんは無事救出されたという。行方不明となってから12日目のことだった。 事件が起きたのは7月末。森の中で生き延びた少女の話は「ロシアのモーグリ少女」として話題となった。シベリヤの夜は寒い。夏とはいえ極度に気温が下がる。カリーナちゃんが生きながらえたのは犬のナイダさんが少女の体を温め続けてきたおかげだ。 Girl spent 11 days in tai
マスクは単に体を保護するだけでなく、悪夢のような恐怖を植えつける恐ろしい道具でもある。人相を変えてしまう、そして被った人の表情を読み取ることができないマスクには、人間の恐怖心をあおる何かがあるようだ。 ここにあげるのは、実際に使用されていたもの、あるいは映画などにできてくる恐ろしいマスクの数々である。 1. スプラッターマスク この画像を大きなサイズで見る 第一次世界大戦で、戦車部隊の兵士が含鉛塗料の破片から身を守るために使用した。 2. 幻のホラー映画『ヒルズ・ラン・レッド』の殺人鬼ベビーフェイスのマスク この画像を大きなサイズで見る 近親相姦から生まれたこの殺人鬼は、納屋の中に閉じ込められたまま大人になった。 3. ネイティブアメリカン、イロクォイ族の仮面 この画像を大きなサイズで見る この部族の中で、医薬にたずさわるフォースフェイス・ソサエティというグループの人間がかぶっていた。 4
今や世界は圧倒的に小さくなった。誰もが世界中を旅行できるようになり、インターネットのお陰でどんな情報もリアルタイムで知ることができる。政府も昔ほど秘密や陰謀に満ちていないし、地図に載っていない場所などもはやない。つまり私達はどこにだって行けるし、なんだってできるのだ。 ところがそんな現代でも、一般人立ち入り禁止の場所が密かに存在する。環境保護のためか、宗教的な理由か、はたまたトップシークレットの(もしくはそう見せかけてるだけの)軍事機密か。それでは、この世に存在する立ち入り禁止区域トップ10を見ていこう。 10. フランス、ラスコー洞窟 この画像を大きなサイズで見る パリから約500㎞南にあるモンティニャック村近くにある洞窟で、旧石器時代に描かれた壁画が発見され、1979年にユネスコの世界遺産に登録された。少なくとも17300年以上前に描かれたと思われる900以上の壁画が残されており、後期
登場犬物はマルチーズのソフィーさん(1歳)と、ジャーマンシェパードのトウィッチさん(6歳)。飼い主がソフィーさんをケージに入れておくと、いつのまにかソフィーさんが外にでてきてしまうという。 留め具はかけているし、ケージの上からブランケットもかけている。おかしいとおもった飼い主は、ソフィーさんをケージに入れた後の様子をこっそり撮影することに。なんと犯人はトウィッチさんだったようだ。 Smart German Shepherd: Twitch Letting Sophie Out of Her Kennel トウィッチさんはソフィーさんが閉じ込められてしまってかわいそうに思ったのだろうか?飼い主が部屋から去るのを確認してから一瞬にしてソフィーさんをケージから出してしまうのだ。 飼い主によってケージに入れられたソフィーさん。 この画像を大きなサイズで見る 飼い主が部屋から出たのをまず目視確認する
コスタリカ沖でダイビングを楽しんでいたダイバーたち。そこに近づいてきたのは、体長5メートルはありそうな巨大なマンタだ。ブライアンさんに近づいたマンタはずっとそばを離れない。何事かと思い見てみると、マンタの体には太いロープのような釣り糸が絡みついていた。 これは!と思いダイバーらはマンタの糸をほどいてあげることに。その間ずっとマンタはおとなしくその身をゆだねていたという。 Tangled Manta Ray asks for diver’s help – Ghost Fishing – Costa Rica まるで人間に助けを求めるかのようにダイバーに近づいてきたというマンタ。 この人ならば助けてくれるかも?とわらをもすがる思いでダイバーに近づいてきたのだろう。 絡みついた釣り糸をほどくブライアンさん この画像を大きなサイズで見る マンタはじっとおとなしく待っている。 この画像を大きなサイズ
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