ホロコーストに関するinvictusのブックマーク (23)

  • 日本の歴史的犯罪を否認しようとして、ホロコースト否認にまで手を広げた一例 - 法華狼の日記

    当時に同盟をむすんでいた大日帝国とナチスドイツ。一方の問題を否認する者が、もう一方の問題も否認する態度は、ある種の一貫性があるとはいえる。一貫して愚かだ。 News U.S. ※中山議員の件を在日が必死に否定しようと「ホロコースト」を持ち出したら、 逆にホロコーストが捏造である事を指摘されてしまった件 2ちゃんねるまとめブログだが、冒頭に上記の要約がコメントされている。自身の立ち位置を明確にしていることだけは誉めてもいいかもしれない。そう立ち位置を選んだ責任もしっかりとっていただきたいものだが。 それでは実際の書き込みを見ていこう。 350 :名無しさん@13周年 [sage] :2013/03/18(月) 02:02:03.88 id:bzadlSEr0 頭の悪いやつだな。 「ホロコーストはなかった」並に、 世界的に非常識なことを言ったから、 叩かれているだけなのに、 それを陰謀だとは

    日本の歴史的犯罪を否認しようとして、ホロコースト否認にまで手を広げた一例 - 法華狼の日記
  • 『なぜ人はニセ科学を信じるのか』の誤訳 - Apeman’s diary

    マイクル・シャーマーの『なぜ人はニセ科学を信じるのか』(早川文庫、I・II、原題は Why People Believe Weired Things)は疑似科学批判の入門書としてよく読まれているで、しかも批判対象の中に歴史修正主義(ホロコースト否定論)が含められているという点で興味深いでもあるのだが、先日東京裁判判決の和訳を問題にしたことでこのに誤訳があることを思い出したのでメモ。 ホロコースト否定論を扱ったII巻の186ページ。「目的論派と機能論派の議論」とあるがこれは通常「意図派と機能派」と訳される。「機能論」はまだしも、「目的論」は teleology の訳語として定着しているので、intentionalist の訳としては間違い。もう一つは185ページ。 (……)一九九六年、ダニエル・ゴールドハーゲンが『ヒトラーお抱えの死刑執行人たち』の中で、「ふつう」のドイツ人や、非ナチス

    『なぜ人はニセ科学を信じるのか』の誤訳 - Apeman’s diary
  • 『ホロコーストを生きのびて〜シンドラーとユダヤ人 真実の物語〜』 - 法華狼の日記

    このNHKで放映されたドキュメンタリーは、映画『シンドラーのリスト』から再現映像を引きつつも、ユダヤ人を救ったシンドラー個人を単純に賛美することが主題ではない。 ドキュメンタリーが描くのは、ユダヤ人が救われた背景には、ユダヤ人側や収容所側の思惑もあったこと。そして英雄的な行動で救われたはずのシンドラーとユダヤ人が、戦後にたどり直面した苦難の道を描くこと。 『シンドラーのリスト』でも描かれたプワシュフ収容所アーモン・ゲート所長は、前線に送られたくない意図で収容所を存続させようとし、シンドラーは実業家として工場の維持を目指し、ユダヤ人は生存のため工場で武器を作ることを提案した。 そして終戦により助かったはずのユダヤ人たちがポーランドに帰還した時、かつての住居は奪われていた。ある者は居住者に殺され、ある者は反ユダヤの暴動が起きていると忠告され、世界中から歓迎されると思っていた期待を打ち砕かれた。

    『ホロコーストを生きのびて〜シンドラーとユダヤ人 真実の物語〜』 - 法華狼の日記
  • ピオ12世、「尊者」に - Apeman’s diary

    における「靖国神社」とある意味で似た問題がヨーロッパにもある、ということ。 asahi.com 2010年1月6日 「ローマ法王、政治は苦手? 「尊者」認定でユダヤ人反発」(魚拓1ページ目、2ページ目) (……) ローマ法王庁(バチカン)は昨年12月19日、前法王ヨハネ・パウロ2世と第2次大戦中の法王ピオ12世を「尊者」とすることを決めた。今後「福者」を経て、カトリック最高の崇敬対象である「聖人」に列する手続きを開始したことを意味している。 ピオ12世(在位1939〜58年)は、ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)を明確に批判せず黙認したとされていることから、各国のユダヤ系団体が一斉に反発。独ユダヤ人協会は「(尊者決定は)現段階では早すぎる」との声明を発表。「ベネディクト16世に失望した」(米ユダヤ委員会)、「バチカンと仏のユダヤ人社会の関係に打撃を与えた」(仏ユダヤ人団体

    ピオ12世、「尊者」に - Apeman’s diary
  • 「ロビイング」が問題なのか? - Apeman’s diary

    asahi.com 2009年3月30日 「報ステの古舘氏発言などに倫理違反勧告 土地改良区報道」 報ステと野中広務の戦いでは、ネット国士様はどちらに支援するのか…というのはさておき、いわゆる「差別利権」とは誰の問題なのだろうか? 部落解放同盟であれ朝鮮総連であれ、これらの団体が利益を代表している*1集団は日社会において人口比から考えればどマイナーもいいところのマイノリティである。それらの集団に属する人々が有権者として行使できる影響力は来微々たるものでしかない(有権者としての権利を持たない人々も多い)。元来「差別」対策として始まった各種事業のなかに「利権」化しているものがあることは(上記報道とは無関係に、一般論として言えば)確かだろうが、しかしその「利権」なるものは有権者の共謀なり黙認なり無関心抜きでは存続し得ないものだ。 過去の差別への補償としての支出であれアファーマティヴ・アクショ

    「ロビイング」が問題なのか? - Apeman’s diary
  • 「ホロコースト産業」の何が問題か - 過ぎ去ろうとしない過去

    「ホロコースト産業」については以下のリンクに要約がある。 http://hexagon.inri.client.jp/floorA6F_hb/a6fhb811.html http://eba-www.yokohama-cu.ac.jp/~kogiseminagamine/20061004NGFinkelstein.htm また、今回この文章を書くにあたって以下のなどを参照した。 「シリーズ・ドイツ現代史」は値段・分量ともに手ごろで、また質の高い議論がなされていると思うので、機会があったらぜひ参照してほしい。 さて、題の批判にはいるが、このの問題をここの資料まで検証して指摘していくのはキリがないし、質的だとは思えない。よって、いくつか確実に問題点を指摘できることをいくつか取り上げた。したがって、取り上げていない論点に関してぼくが承服しているというわけではない。 ■ユダヤ人請求会議は、

    「ホロコースト産業」の何が問題か - 過ぎ去ろうとしない過去
  • 「ホロコースト」は使ってはならないか?あるいは日曜歴史家 - 過ぎ去ろうとしない過去

    「ホロコースト」と無冠詞でいえばふつうナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺のことを指し、シンティ・ロマの人々や障害者の虐殺については一般的にはこれを含めない*1。「ホロコースト/Holocaust」という言葉はそもそも、「完全に焼く」という意味のギリシア語「holokaustos」から来ており、旧約聖書に出てくる5つの犠牲の内のひとつ、つまり獣を丸焼きにして神に捧げるという宗教的な意味を持っている言葉である。ナチスのジェノサイドによって犠牲になったユダヤ人たちは収容所の焼却炉で最終的に焼かれたことから連想された言葉だが、それが一気に広まったのは1978年に放映されたアメリカのドラマ「ホロコースト」である。 このドラマは、多くの実証的な研究を下敷きにしつつも、あるドイツ人とユダヤ人二つの家族がナチズムの時代にどのような運命をたどったかという、より物語性を重視したフィクションである。とはいえ

    「ホロコースト」は使ってはならないか?あるいは日曜歴史家 - 過ぎ去ろうとしない過去
  • CNN.co.jp:ホロコースト否定、撤回を バチカンが超保守派司教に命令

    ローマ(CNN) バチカン当局は4日、ナチスドイツ時代のユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を否定し論議を呼んだリチャード・ウィリアムソン司教に対し、発言を正式撤回するよう命令したことを明らかにした。 ローマ法王ベネディクト16世は先月21日、ウィリアムソン司教を含む超保守派4人の復権を発表。同司教はスウェーデンの公共テレビに対し、ホロコーストを否定する証拠があるなどと発言していたため、バチカンには非難の矛先が向けられている。 イスラエル外務省は4日、ホロコースト否定者の復権は全てのユダヤ人を傷つけ、ホロコーストの犠牲者と生還者に対する侮辱だと厳しく非難。また、バチカンがウィリアムソン司教と距離を置いたことは「正しい方向への最初の一歩」であり、この問題について「より明確な決断」を期待すると述べた。 バチカンの国務長官を務めるベルトーネ枢機卿は、ウィリアムソン司教が発言を撤回しない場合、聖職者と

  • ローマ法王への非難高まる、ホロコースト否定司教の破門解除で

    アルゼンチンの放送局が放送した、スウェーデンのテレビ番組でインタビューを受ける英国のリチャード・ウィリアムソン(Richard Williamson)司教の映像(2009年1月28日撮影)。(c)AFP/TODO NOTICIAS 【2月5日 AFP】ヨーゼフ・ラッツィンガー(Joseph Ratzinger)枢機卿が2005年にローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)に就任した際、同法王の地元ドイツは国をあげての歓迎ムード一色だった。だが、法王がナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の存在を否定する発言をした司教らを復権させたことで、一転国民は面目をつぶされた格好となった。 問題となっているのは、英国のリチャード・ウィリアムソン(Richard Williamson)司教。同司教はスウェーデンのテレビ番組で、ユダヤ人を虐殺するために使われたとされる

    ローマ法王への非難高まる、ホロコースト否定司教の破門解除で
  • ホロコースト否定論者の司教 - Apeman’s diary

    ざっと見た限り日語での報道はこれくらいだった。 CNN.co.jp 2009.01.27 「ローマ法王、ホロコースト否定の司教破門を撤回」 エルサレム(CNN) ローマ法王ベネディクト16世は24日、ナチスドイツ時代のユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を否定する発言をした英国人のリチャード・ウィリアムソン司教らの破門を撤回すると発表した。イスラエルのユダヤ人当局者は、これに強い不快感を示している。 破門を撤回されたのは、聖ピオ十世会所属のウィリアムソン司教ら4人。同司教は先日スウェーデンのテレビ局に対し、ナチスドイツの収容所で死亡したユダヤ人は20─30万人にのぼるものの、ガス室で死んだ者はいないなどと主張した。 (…) 聖ピオ十世会は1960年代のバチカン改革に反対したルフェーブル大司教によって設立され、非認可の儀式で4人を聖職に任命。この結果88年、当時のローマ法王ヨハネ・パウロ2世が

    ホロコースト否定論者の司教 - Apeman’s diary
  • ホロコーストへのタグ貼り - 地下生活者の手遊び

    2008-08-13にも見られるんだけれども、ホロコーストとかアウシュビッツとかって、あまりにも特別視されすぎていにゃーだろうか?*1 [絶対性][神聖性][唯一性]とかいった「タグ」がホロコースト言説に貼り付けられ、そのようなものとしてデータベース化されているのだけれど、ホントにそうなのかにゃ? 例えば、欧州では『ホロコースト産業』についてという告発が行われていますにゃ。引用すると そして、フィンケルシュタインは、ノーベル平和賞受賞者のユダヤ人作家エリ・ヴィーゼルの名前を出して次のように批判している。 「ホロコーストの唯一性という主張から、ザ・ホロコーストは合理的には理解不能だという主張までは、ほんの一跳びだ。ザ・ホロコーストが歴史に前例のないものなら、それは歴史を越えたものであり、したがって歴史によって把握できないものである。まさにザ・ホロコーストは、説明不能であるが故に唯一無二であり

    ホロコーストへのタグ貼り - 地下生活者の手遊び
  • Discovery Institute元フェロー対インテリジェントデザイン支持者(3)

    Panda's ThumbのPvMによれば、インテリジェントデザインの山たるDiscovery InsituteのシニアフェローだったJeffrey P. Schloss(生物学教授)が、William DembskiやDenyse O’LearyやRichard Weikartのようなインテリジェントデザイン支持者たちの批判のターゲットとなっている...の続き。 Jeffrey P. Schlossはインテリジェントデザイン運動サイドの宣伝映画Expelledに対する批判記事を書いた。 The Expelled Controversy:Overcoming or Raising Walls of Division? Review Essay Jeffrey P. Schloss Center for Faith, Ethics, and Life Sciences Westmont C

    Discovery Institute元フェロー対インテリジェントデザイン支持者(3)
  • 『アウシュヴィッツ後の反ユダヤ主義』より - HODGE'S PARROT

    ヤン T.グロス著『アウシュヴィッツ後の反ユダヤ主義 ポーランドにおける虐殺事件を糾明する』(原題『Fear: Anti-Semitism in Poland After Auschwitz』)*1を読み始めた。 アウシュヴィッツ後の反ユダヤ主義―ポーランドにおける虐殺事件を糾明する 作者:ヤン・トマシュ グロス発売日: 2008/05/01メディア: 単行 これは衝撃的な書物である。アウシュヴィッツ以後に、しかもナチスの被害国であったポーランドに起こった──アウシュヴィッツ以前からずっと続いている──反ユダヤ主義を克明に追ったものだ。 著者のヤン・トマシュ・グロス(Jan T. Gross)は1947年生まれという戦後、つまりアウシュヴィッツ以後に生まれたユダヤ系ポーランド人で、プリンストン大学の歴史学教授。アメリカ国籍を取得している。グロスがこのを書く契機になったのは、あるポーラン

    『アウシュヴィッツ後の反ユダヤ主義』より - HODGE'S PARROT
  • ホロコーストの力学

    更新日:2004/8/31 経済史講義の説明に利用: 原稿(2001年12月14日現在、ミュンヘン現代史研究所にて執筆のもの)。 これは、著書『ホロコーストの力学』の序章として執筆したが、分量が多すぎることもあって、の序としては圧縮したものを書くことになった。序は、同書(2003年8月刊行)を参照されたい。 そこで、原稿に添削を施し、矢吹晋先生退官記念号の『横浜市立大学論叢』社会科学系列(第55巻第3号)に投稿した。 これは、予定(2004年3月)より少し遅れたが2004年5月には刊行された(ただし、形式上の発行日は3月31日となっている)。 ---------- 『ホロコーストの力学』 永岑三千輝 序 章(原稿) ホロコーストは世界史的悲劇である。それを行ったのはヒトラー率いるドイツ第三帝国である。それは独ソ戦と世界戦争のなかにおいて発生した。これら基的諸要因の相互関係の理解は、世

  • 『ホロコースト』 - Apeman’s diary

    芝健介、『ホロコースト ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』、中公新書 ホロコーストについて基的なことを知ることができるだけの文献はすでに日語で刊行されているけれども、新書や選書といった版型の場合古くなると書店で見つけにくくなってしまうという事情もあるから、最新の研究成果を反映した入門書が新たに刊行されることには意義がある。書では過去の通説、通念が現在ではどのように見直されているかについて明示的に言及があるので、ホロコーストについての通史的な紹介はかなり前に読んだきり…という方にも一読の価値はあるだろう。とりあえずこれ一冊読めば、ホロコースト否定論の「一点突破全面展開作戦」のからくりは直ちに見抜けるようになるだろう。「アウシュヴィッツ」が一種のシンボルとなったことはホロコーストが広く知られることに貢献した反面、どうしても絶滅収容所でのガス殺という限定されたイメージを形成してしまったき

    『ホロコースト』 - Apeman’s diary
  • 「パレスチナ人はショアーを招くだろう」 - Apeman’s diary

    イスラエルの国防副大臣が、ハマスのロケット弾攻撃に対する報復—として記述すること自体すでに問題なのだが—への決意を語る際、「パレスチナ人はショアー(ホロコースト)を自らの身に招くことになるだろう」という趣旨の発言をした、という驚くべき事実が報道されています。もちろん驚くべきなのはこれだけではなく、この発言及び関連するガザでの大量殺人が日でろくに報道されていないという事実、そしてイスラエルの閣僚たちが副大臣の発言について「ジェノサイドを意味したものではない」と擁護している事実も同様に驚愕すべきことです。 いうまでもないことですが、ホロコーストは歴史上の大量殺人を相対化するのではなく、その個別性においてこそとらえねばならないという哲学的な主張の核にあった出来事です。その意味で、副大臣の発言以上にその擁護論こそがホロコーストをめぐる議論の積み重ねを踏みにじり、ホロコースト否定論を利するものであ

    「パレスチナ人はショアーを招くだろう」 - Apeman’s diary
  • J・ハーバーマス,E・ノルテ 他 - 過ぎ去ろうとしない過去―ナチズムとドイツ歴史家論争 - はてなダイアリー

    J・ハーバーマス,E・ノルテ 他 - 過ぎ去ろうとしない過去―ナチズムとドイツ歴史家論争 - はてなダイアリー
    invictus
    invictus 2007/09/03
    在庫無いしー。
  • ■別所HomePage■

    invictus
    invictus 2007/09/03
    ノルテ「過ぎ去ろうとしない過去」pdfファイル
  • 歴史の公的使用について

    歴史の公的使用について ドイツ連邦共和国の公式の自己理解が壊れつつある ユルゲン・ハーバーマス Piper社[編](1995)『過ぎ去ろうとしない過去:ナチズムとドイツ歴史家論争』(徳永恂/清水多吉/三島憲一/他訳)人文書院、p.195-211。 『ツァイト』紙の最近号に載ったエルンスト・ノルテの静かな記事を読んだ読者で、『フランクフルター・アルゲマイネ』紙での感情的な議論をフォローしていない人は、歴史上の細かいことが争われているのではなかろうかといった印象を抱くに違いない。しかし、実際に問われているのは、現代史の記述に生じた修正主義を政治の場で実現すること、つまり〔一九八二年の〕政権交替によって、自分たちを転換政府と称する政治家たちが一生懸命せかしていることである。それゆえハンス・モムゼンは、この論争を、「歴史的―政治的思考の組み替え」というコンテクストに置いて論じている。雑誌『メルクー

    invictus
    invictus 2007/09/03
     byハーバーマス
  • 過ぎ去ろうとしない過去 - 「歴史家論争」について

    ずいぶん昔に長文を書いたのだが、アップするのを忘れていた。 「歴史家論争」は、ドイツ人の「国民の物語」を巡る問題と直結している。その発端は、1986年にフランクフルトで行われる予定になっていたエルンスト・ノルテの公演内容の講演と、同年に発表されたアンドレアス・ヒルグルーバーの著書『ふたつの没落』に対する、ユルゲン・ハーバーマスの批判であった。 ノルテは、ユダヤ人の大量虐殺という「過去」は、ドイツ人にとって永遠に消えないスティグマとして刻印付けられており、そのことが過去の歴史に対する冷静な検証をかえって行うことを妨げていると述べる。ドイツ人が、「最終的解決」の問題にあまりにも注意を向け続けているあまり、ナチ時代に行われた他の諸問題、あるいは現代なお行われている他の虐殺の問題が、なおざりにされている、と。 このような動きに対して、ハーバーマスは「国民意識の再生」に対するドイツ国民のコンセンサス

    過ぎ去ろうとしない過去 - 「歴史家論争」について