とある昆虫研究者のメモと日記。主に面白いと思った論文の紹介をしています。リンクフリー。コメント大歓迎。Hotopp JC, Clark ME, Oliveira DC, Foster JM, Fischer P, Torres MC, Giebel JD, Kumar N, Ishmael N, Wang S, Ingram J, Nene RV, Shepard J, Tomkins J, Richards S, Spiro DJ, Ghedin E, Slatko BE, Tettelin H, Werren JH. Widespread Lateral Gene Transfer from Intracellular Bacteria to Multicellular Eukaryotes. Science. 2007 Aug 30; [Epub ahead of print] PM
歴史の公的使用について ドイツ連邦共和国の公式の自己理解が壊れつつある ユルゲン・ハーバーマス Piper社[編](1995)『過ぎ去ろうとしない過去:ナチズムとドイツ歴史家論争』(徳永恂/清水多吉/三島憲一/他訳)人文書院、p.195-211。 『ツァイト』紙の最近号に載ったエルンスト・ノルテの静かな記事を読んだ読者で、『フランクフルター・アルゲマイネ』紙での感情的な議論をフォローしていない人は、歴史上の細かいことが争われているのではなかろうかといった印象を抱くに違いない。しかし、実際に問われているのは、現代史の記述に生じた修正主義を政治の場で実現すること、つまり〔一九八二年の〕政権交替によって、自分たちを転換政府と称する政治家たちが一生懸命せかしていることである。それゆえハンス・モムゼンは、この論争を、「歴史的―政治的思考の組み替え」というコンテクストに置いて論じている。雑誌『メルクー
Tweets by @kumicit ■東芝がウェスチングハウスをコントロールできないことが勝利の決め手だった?(04/09) ■人生に意味を与えるUFO(03/14) ■UFO統計(03/14) ■2011年9月20日(01/30) ■180年くらい歴史がありそうな都市伝説「ブアメードの血」(08/06) ■143年の歴史を誇る都市伝説「ブアメードの血」Update 2016/08/05(08/05) ■メモ「人種偏見と発砲判断」(07/24) ■ハーブレメディは見過ごされている世界的健康被害(05/30) ■メモ「メスメリズムで死人が蘇生すると書いてたHahnemann」(05/08) ■メモ「ホメオパシーとデュナミスの関連調査中...」(05/05) ■メモ「危機的状況化での非難の政治力学」(04/24) ■メモ「災害後の人々の行動」(04/21) ■東芝がウェスチングハウスをコント
らばQ : 死刑制度で殺人を防ぐ?! 死刑制度には抑止効果がある、とする研究がアメリカで出されているそうで。元ネタは今年6月10日のAP通信の記事だったようなんですが、消えてるのでかわりに Washington Post の記事を。 Studies Say Death Penalty Deters Crime - washingtonpost.com でね、 死刑廃止論者涙目だなこれは。 まあ、なんだかんだと屁理屈付けて言い訳するか、知らないふりして隠すかのどっちかでしょうけど。 死刑廃止論者は人殺しと同じっと。 きいいーっ!!ロクに調べもしてない人にこんなこと言われて悔しくて眠れないので、涙目で反論するよ!! まず、従来の実証的な研究では「死刑には顕著な抑止効果は見られない」というのが、ほぼ定説だったことは押さえておくべきです。 死刑が他の刑罰よりも有効に犯罪を抑止するという説得力ある証
ずいぶん昔に長文を書いたのだが、アップするのを忘れていた。 「歴史家論争」は、ドイツ人の「国民の物語」を巡る問題と直結している。その発端は、1986年にフランクフルトで行われる予定になっていたエルンスト・ノルテの公演内容の講演と、同年に発表されたアンドレアス・ヒルグルーバーの著書『ふたつの没落』に対する、ユルゲン・ハーバーマスの批判であった。 ノルテは、ユダヤ人の大量虐殺という「過去」は、ドイツ人にとって永遠に消えないスティグマとして刻印付けられており、そのことが過去の歴史に対する冷静な検証をかえって行うことを妨げていると述べる。ドイツ人が、「最終的解決」の問題にあまりにも注意を向け続けているあまり、ナチ時代に行われた他の諸問題、あるいは現代なお行われている他の虐殺の問題が、なおざりにされている、と。 このような動きに対して、ハーバーマスは「国民意識の再生」に対するドイツ国民のコンセンサス
戦後ドイツにおける「過去の克服」と極右勢力 卒業研究要旨 ドイツは戦後、ナチス期を反省するものとして、ナチスの蛮行によって被害を受けた人びとへの補償やナチス戦犯の追及などを行ってきた。「過去の克服」とはそのような諸形態を貫く道義的精神的姿勢を意味する。しかしドイツの戦後を振り返ると、「過去の克服」をめぐって複雑な心理の葛藤があったことがみえてくる。ナチスの過去を反省し、そこから教訓を学んでいかねばならないとする一方で、その忘却や歴史修正の試みがあったのも事実である。本論では戦後ドイツの「過去の克服」とそれを押し返す逆流としての極右勢力の今日までの行跡をたどり、この2つの潮流がどのように対峙してきたのかを検討する。まず第1章で「過去の克服」の具体的内容を整理する。次に第2章で戦後極右勢力の歴史を概観し、その特徴を把握する。第3章ではドイツ(旧西ドイツ)社会のさまざまな場面で表出してきた「
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