ブックマーク / www.riken.jp (21)

  • 2024年ノーベル物理学賞について甘利 俊一 栄誉研究員・元脳科学総合研究センター長からのコメント | 理化学研究所

    年度のノーベル物理学賞が人工知能分野のジェフリー・ヒントン、ジョン・ホップフィールドの両博士に贈られたことは大変に喜ばしい。物理はもともと「物の理」を考究する学問であるが、これが「事の理」ともいうべき情報の理にまで幅を広げたのである。まさに物理は越境する。人工知能と神経回路網理論研究の源流は日にもあり、その成果が国際的に活かされて今日のAI時代を迎えた。 ヒントン博士は多層神経回路網の確率降下学習法に始まり、ボルツマン機械、情報の統合、その他多くの画期的な仕事を成し遂げたのみならず、神経回路網を深層にすることで高度の情報識別が行えることを予見し、これに数々の工夫を加えることで画期的な成果を挙げた。人工知能の新しい道を切り開いたのである。 ホップフィールド博士は、神経回路網における連想記憶を提唱して、その容量をコンピュータシミュレーションにより導いて、この分野に多くの理論物理学者を惹きつ

    invictus
    invictus 2024/10/09
  • 研究論文の疑義に関する調査委員会による調査結果に対する不服申立ての審査結果について | 理化学研究所

    独立行政法人理化学研究所(以下「研究所」)は、研究論文の疑義に関する調査委員会(以下「調査委員会」)による調査結果(平成26年3月31日)に対し、小保方晴子研究ユニットリーダーから不服申立て(平成26年4月8日)を受けておりました。 これを踏まえ、調査委員会は、件について再調査を行うか否かの審査を行い、この度、再調査は行わないとの結論に至り、研究所に対し、審査結果について報告がなされたので公表します(審査結果の全文を別紙に添付)。 研究所は、この報告を受け、再調査は行わないことを決定し、今後、科学研究上の不正行為の防止等に関する規程 (平成24年9月13日規程第61号)(以下「規程」)に基づき必要な措置を講じてまいります。なお、不服申立て者に対し、日、この審査結果を通知するとともに、研究不正を行った者に対し当該研究に係る論文の取下げ勧告を行いました。 (参考1:再発防止策の検討) 現在

    invictus
    invictus 2014/05/08
    結構なボリュームで詳細に検討してある。
  • 研究論文(STAP細胞)に関する取組み、情報等について | 理化学研究所

    理研はSTAP研究論文にかかる問題に関して、以下の4つの方針(3月14日の調査委員会の調査中間報告の際の冒頭に説明致しております)に基づき対応を行っております。 研究不正の調査を行いました 既に論文不正については、研究論文の疑義に関する調査委員会による調査の結果、不正が認定されました。また、その後に指摘された科学的な疑義に関しては、外部有識者のみにより構成される調査委員会による調査を行い、不正が追加認定されました。 科学的検証を行いました STAP現象の科学的事実を明らかにするために、以下の事項を実施した結果、STAP現象の確認には至りませんでした。 ・STAP現象の検証 ・STAP細胞論文に関連した細胞情報の解析 報道関係の皆さまへ(2014年12月25日) 平素は理化学研究所の研究活動に対し格別のご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。 検証実験チームの小保方研究員は12月21

    invictus
    invictus 2014/04/01
    関係者のコメントも。
  • 研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査報告について(その2) | 理化学研究所

    要旨 独立行政法人理化学研究所(以下「研究所」)は、発生・再生科学総合研究センター(以下「CDB」)の研究員らがNature誌に発表した2篇の研究論文に関する疑義について、様々な指摘があることを真摯に受け止め、調査委員会を設置して調査を行ってきた。 報告は、調査委員会より、これまで調査を行ってきた6項目について、調査報告がなされたので公表するものである。 調査委員会の6つの調査項目のうち、2つについて研究不正があったと認定されたことは誠に遺憾である。関係者に対しては、研究所の規定に基づき厳正に対処していくとともに、必要な再発防止策を検討・実施していく。 なお、調査報告内容については、調査委員会より報告された「研究論文の疑義に関する調査報告書」を参照。 1.件に関し研究所が行った措置 (1)中間報告公表(平成26年3月14日) (2)調査報告公表(平成26年4月1日) 2.研究所が今後行

  • 新しいDNA切断方法を開発 | 理化学研究所

    ポイント 非天然型のDNA塩基を利用し安価な試薬でDNAを切断 PCRで増幅したDNA上にデザインした突出末端を作製することが可能 切断されたDNAの5′-末端はDNAリガーゼの基質として連結に利用できる 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、DNAへの非天然型の塩基[1]「5-エチニルウラシル(EU)[2]」の導入と安価な試薬の化学反応による新しいDNA切断方法を開発しました。また、この化学反応を利用すると簡単な操作でDNAの連結もできることが分かりました。これは、理研生命システム研究センター(柳田敏雄センター長)合成生物学研究グループの上田泰己グループディレクター、池田修司研究員(当時)、田井中一貴研究員(当時)松桂彦特別研究員らの研究グループの成果です。 遺伝子工学は研究分野だけでなく広く産業界でも利用されていますが、その要となるのがDNAを切断・連結する技術です。組換えD

  • 研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査中間報告について | 理化学研究所

    要旨 独立行政法人理化学研究所(以下「研究所」)は、発生・再生科学総合研究センター(以下「CDB」)の研究員らがNature誌に発表した2篇の研究論文に関する疑義について、様々な指摘があることを真摯に受け止め、調査委員会を設置して調査を行ってきた。 調査は、現在も継続しており、最終的な報告にはまだしばらく時間を要するが、社会的な関心が高いことを踏まえ、調査委員会が調査を行ってきた6つの項目に対し、これまでの調査で得た結論及び調査継続中の事項について、中間報告を行うものである。 具体的な内容としては、以下の点となる。 2つの調査項目については、調査の結果、データの取扱いに不適切な点はあったが、研究不正には当たらないと判定したこと 継続して調査が必要とした4つの項目があること なお、現在も継続している調査については、事実関係をしっかりと把握した上で結論を導く必要があり、結論を得た時点で速やかに

  • STAP細胞論文の調査について | 理化学研究所

    新たに判明した疑義(博士論文の画像がNature誌に流用されているという指摘)について、理化学研究所として重く受け止め、調査を開始しました。事実関係をしっかりと把握した上で結論を導き、しかるべき段階で報告致します。 また、これまで指摘されている疑義については、現在継続して行っている調査により結果が明らかになるものと考えていますが、最終的な報告にはまだしばらく時間を要する予定です。 一方、調査中ではあるものの、論文の信頼性、研究倫理の観点から当該Nature誌掲載の論文(2報)について論文の取下げを視野に入れて検討しています。 なお、3月14日(金)の午後に東京都内にて、メディアの方を対象にした現段階の経過報告を行う予定です。3月13日(木)15:00頃までにお問い合わせいただいたメディアの方には、時間や場所などの詳細を別途お知らせ致します。 ※場所は理研東京連絡事務所ではありません。変更と

    invictus
    invictus 2014/03/11
    ”査中ではあるものの、論文の信頼性、研究倫理の観点から当該Nature誌掲載の論文(2報)について論文の取下げを視野に入れて検討しています。”今日はコメントのみ。でもこれまでとは風向きが変わったっぽい。
  • 404 Not Found | 理化学研究所

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  • 404 Not Found | 理化学研究所

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    404 Not Found | 理化学研究所
    invictus
    invictus 2014/01/29
    ハーバードとの共同研究でNature。でもまだちょっと信じられない・・・。
  • 記憶の曖昧さに光をあてる | 理化学研究所

    ポイント 脳神経細胞ネットワークに保存された記憶は人為的に再生できる 過誤記憶(誤りの記憶)をオプトジェネティクス(光遺伝学)によって人為的に形成 事件の目撃証言などの脆弱性に警鐘 要旨 理化学研究所は、マウスを使い記憶の内容を光で操作することにより、過誤記憶[1]が形成されることを初めて実証しました。これは、理研脳科学総合研究センターの利根川進センター長(米国マサチューセッツ工科大学 RIKEN-MIT神経回路遺伝学センター教授)と、RIKEN-MIT神経回路遺伝学センター利根川研究室のステイーブ ラミレス(Steve Ramirez)大学院生、シュー リュー(Xu Liu)研究員、ペイアン リン(Pei-Ann Lin)テクニカルアシスタント、ジャンヒュップ スー(Junghyup Suh)研究員、マイケル ピナッテリ(Michele Pignatelli)研究員、ロジャー レドンド(

    invictus
    invictus 2013/07/26
    -誤りの記憶を形成できることを、光と遺伝子操作を使って証明- 利根川進センター長
  • ニホンウナギから人類初のビリルビンセンサー | 理化学研究所

    ポイント ニホンウナギの緑色蛍光タンパク質UnaGはビリルビンと結合して光る ビリルビンを高感度、迅速、正確に定量する試薬を開発、新生児核黄疸の予防に効果的 ビリルビンの抗酸化作用に注目、ヒトの健康および疾病を診断する試薬として期待 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、ニホンウナギの筋肉に存在する緑色蛍光タンパク質が、バイオマーカーとして有名なビリルビンと結合して蛍光を発する仕組みを発見しました。この成果を応用して、ヒトの血清などに含まれるビリルビンを直接的に定量する蛍光検出試薬(ビリルビンセンサー)を開発しました。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)細胞機能探索技術開発チームの宮脇敦史チームリーダー、熊谷安希子基礎科学特別研究員らの研究チームによる成果です。 ニホンウナギは、産卵海域(マリアナ海嶺)の発見や昨今の漁獲高激減など、話題の絶えない魚です。2009

    invictus
    invictus 2013/06/14
    大腸菌で蛍光発しないことがビリルビンセンサーの発見に繋がったのが見事。ウナギが蛍光タンパク質を何に使っているのかというのも興味深い。/naturepodcastでは「ウナジー」て発音に聞こえました。
  • 環状mRNAを用いてエンドレスなタンパク質合成に成功 | 理化学研究所

    ポイント 終止コドンの無い環状mRNAを考案、リボゾームが永久的にタンパク質合成 タンパク質合成効率は、直鎖状mRNAに比べて200倍アップ 新しい長鎖タンパク質合成法として期待 要旨 理化学研究所(野依良治理事長)は、大腸菌が通常持っているタンパク質合成過程において、タンパク質合成終了の目印となる終止コドン[1]を除いた環状のメッセンジャーRNA(mRNA)[2]を鋳型に用いてエンドレスにタンパク質合成反応を起こすことに成功しました。通常の直鎖状RNAを鋳型とするタンパク質合成反応に比べ、反応の効率は200倍に増大しました。これは、理研伊藤ナノ医工学研究室 阿部洋専任研究員、阿部奈保子技術員、伊藤嘉浩主任研究員、佐甲細胞情報研究室 廣島通夫研究員(理研生命システム研究センター 上級研究員)、佐甲靖志主任研究員、北海道大学薬学部 丸山豪斗大学院生(ジュニアリサーチアソシエイト)、松田彰教授

  • 白血病再発の主原因「白血病幹細胞」を標的とした低分子化合物を同定 | 理化学研究所

    ポイント 白血病幹細胞が発現する分子を狙った低分子化合物の効果を白血病ヒト化マウスで確認 従来の抗がん剤が効きにくいFlt3遺伝子異常を持った悪性度の高い症例に有効 低分子化合物の単剤投与により患者由来の白血病幹細胞と白血病細胞をほぼ死滅 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、ヒトの白血病状態を再現した白血病ヒト化マウス[1]を用いて、従来の抗がん剤が効きにくい白血病幹細胞を含め、ヒト白血病細胞をほぼ死滅させることができる低分子化合物を同定しました。白血病の再発克服・根治を目指す新たな治療薬として期待できます。これは、理研免疫・アレルギー科学総合研究センター(谷口克センター長:現 統合生命医科学研究センター 小安 重夫センター長代行)ヒト疾患モデル研究グループの石川文彦グループディレクター、齊藤頼子上級研究員と、創薬・医療技術基盤プログラム(後藤俊男プログラムディレクター)、生命分

    invictus
    invictus 2013/04/18
    「白血病幹細胞」
  • https://www.riken.jp/press/2013/20130228_1/

    invictus
    invictus 2013/03/01
    ”本研究では、iPS細胞由来の細胞を用いた臨床研究の初期段階として、安全性の確認が主な目的です。視力の大幅な改善といった顕著な治療効果を期待するものではありません。”
  • 生物内部を高速・高精細にイメージングが可能に | 理化学研究所

    ポイント 多点共焦点顕微鏡法の問題点“ピンホール・クロストーク”を解消 生物の30~100μm深部での観察画像のコントラスト比が30倍以上向上 広くライフサイエンス分野での貢献に期待 要旨 理化学研究所(野依良治理事長)と大阪大学(平野俊夫総長)は、生物個体や組織など、厚みがある試料内部の高速・高精細に蛍光イメージングを可能とする装置を開発しました。これは、理研発生・再生科学総合研究センター(理研CDB 竹市雅俊センター長)光学イメージング解析ユニットの清末優子ユニットリーダー、下澤東吾研究員(現 学習院大学所属)と、大阪大学大学院工学研究科の藤田克昌准教授、大阪大学微生物病研究所の山縣一夫特任准教授、理研CDBの形態形成シグナル研究グループの近藤武史基礎科学特別研究員、非対称細胞分裂研究グループの下向敦範専門職研究員、今野大治郎研究員、理研生命システム研究センター(柳田敏雄センター長)発

  • 太陽光の熱を朝日から夕陽まで回収し効率よく発電 | 理化学研究所

    太陽光の熱を朝日から夕陽まで回収し効率よく発電 -熱電併給システムを考案、2013年夏に試作機で検証- ポイント フレネルレンズを立体的に組み合わせ、全方向の太陽光熱を回収可能に 40℃の低温熱源まで循環利用し、ロータリー熱エンジンで発電 2013年夏に1kW、2014年には10kW出力の実地試験を目指す 要旨 理化学研究所(野依良治理事長)と株式会社ダ・ビンチ(東謙治社長)は、朝日から夕陽まで、太陽光の光熱エネルギーをフレネルレンズ[1]で効率良く回収し、蓄熱タンクに貯めた水を加温、必要に応じてこの熱を取り出して発電と給湯ができる「熱電併給システム」を考案しました。これは、理研と企業が一体となって研究を進める「産業界との融合的連携研究プログラム[2]」にもとづき、2012年4月に理研社会知創成事業イノベーション推進センター(土肥義治センター長)内に発足した、光熱エネルギー電力化研究チーム

    invictus
    invictus 2013/01/11
    蓄電でなく蓄熱。熱がどの程度の時間蓄えられるのかが良くわからんけど。
  • 2006年 理研ニュース | 独立行政法人 理化学研究所

    理研は、研究所の紹介パンフレットや広報誌『RIKEN NEWS』など、さまざまな刊行物を発行しています。

    invictus
    invictus 2012/08/29
    Bauer et al. 2010
  • ハンチントン病の新しい遺伝子治療に、モデルマウスで初めて成功 | 理化学研究所

    ハンチントン病の新しい遺伝子治療に、モデルマウスで初めて成功 -異常タンパク質に基づく多くの神経変性疾患にも応用が可能- ポイント 病因である異常蓄積したタンパク質の分解を促進する融合ペプチドを作製 シャペロン介在性オートファジーというタンパク質分解系を活用 ハンチントンモデルマウスで、異常タンパク質を除去するシステムを確認 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)と独立行政法人科学技術振興機構(JST、北澤宏一理事長)は、神経変性疾患の1つで、認知症や不随意運動、行動異常などを引き起こす治療困難な神経病であるハンチントン病※1をはじめとした、ポリグルタミン病※2に対する新しい遺伝子治療に、モデルマウスを用いて成功しました。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)構造神経病理研究チームの貫名信行チームリーダー、ピーター・バウエル研究員、国立精神・神経センター永井義隆

    invictus
    invictus 2012/08/29
    Bauer et al. 2010
  • 「第二の脳」と呼ばれる腸管神経系が形成される機構をマウスで解明 | 理化学研究所

    「第二の脳」と呼ばれる腸管神経系が形成される機構をマウスで解明 -腸管神経系の発生と病気の概念を覆す、腸管神経前駆細胞の近道移動を発見- ポイント 腸管神経系の発生過程を、蛍光タンパク質を利用したライブセルイメージングで解析 近道移動する腸管神経前駆細胞が大腸の腸管神経系の大部分を形成 腸管神経系を欠損するヒルシュスプルング病の発症メカニズム解明に新たな知見 要旨 理化学研究所(野依良治理事長)は、大腸の腸管神経系※1のもととなる細胞集団を同定し、この集団がどのように小腸から大腸へ移動して腸管神経系を形成するかを突き止めました。先天的に腸管神経系が形成されないヒルシュスプルング病※2の発症メカニズム解明にもつながります。これは理研発生・再生科学総合研究センター(竹市雅俊センター長)神経分化・再生研究室の榎秀樹研究室長を中心とした成果です。 道から胃、小腸、大腸と腸管全体の壁内に網目状の

  • 404 Not Found | 理化学研究所

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    invictus
    invictus 2011/12/10
    ”分解されずに機能する理由として、BMPの構造がsn-1型だからではないかと示唆されてきました"BMPは、その合成経路も分解経路も分かっていない謎の脂質”単に酵素が収斂進化した可能性は無いんだろか。