フォーティネットは2014年1月28日、標的型攻撃対策アプライアンス「FortiSandbox-3000D」の出荷を開始したと発表した(写真1)。アプライアンスのローカル環境にサンドボックスを用意し、疑わしいコードなどを実行させる装置となる。未知のマルウエアを検知して、IPS(不正侵入防止システム)やウイルス対策ゲートウエイとの組み合わせでマルウエア感染や情報漏洩を防ぐ。 同社のUTM(統合脅威管理)「FortiGate」シリーズでは、2012年12月に提供を開始したOS「FortiOS 5.0」でサンドボックス機能に対応した(関連記事:フォーティネット、UTM用の新OSでマルウエア検査のサンドボックスを搭載)。 新製品のFortiSandbox-3000Dは「ローカルでサンドボックスを動かすための製品になる。従来のFortiGateはクラウド環境にサンドボックスがある。コアとなる技術は同