増え続ける収蔵品の保管が課題となっている県立博物館(宇都宮市睦町)で、整理されていない収蔵資料が約27万点に上ることが●日までに、県の調べで分かった。植物や昆虫の標本がほとんどで、外部の専門家による判定を踏まえた分類作業が必要だという。整理済みの収蔵品と合わせると、博物館が保管する資料は70万点を超える。県は市町との共同管理も視野に、今後の保管方法を検討する。 県県民生活部は「ある程度整理する中で、市町との共同管理や、ほかの博物館へ貸し付けるという方法もある。基本的には(採取された)地元で保存するのが望ましい」としている。 未整理の収蔵資料は外部から寄贈されたり、調査研究のために収集したりしたもの。植物や昆虫など、小さな標本が多い。最終的に分類が確定するまでには、時間がかかるという。 博物館は開館から30年がすぎたが、博物館法は収蔵品を廃棄することを認めていない。県議会生活保健福祉常
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く