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ブックマーク / numabe.exblog.jp (3)

  • 遂に明かされた石井桃子、その生涯の「秘密」 | 私たちは20世紀に生まれた

    七年前の2007年3月のこと、石井桃子さんの百歳の誕生日を壽ぐべく、その稀有な人生に思いを馳せつつ、若き日の彼女の周辺について知り得る限りを連載の形で書き綴ったことがある。架蔵する書物をあれこれ渉猟し、図書館で当時の文献にも当たって正確を期しながら、心を籠めて書いたつもりだ。幸いにも何人もの読者の方から好意的なコメントを頂戴したほか、旧友に逢ったとき面と向かって「あれは読み応えがあった」と褒められたりもした。 →「白林少年館」の勇気ある試み →犬養家のメアリー・ポピンズ →石井桃子さんは100歳になられた →突然のおくりもの →石井さんはそのをむさぼり読んだ →ただ一度、二度はない… →「熊プー」につき動かされて →四谷の高台にたった家 →東京市四谷區南町八八 →潰えた砦、見果てぬ夢 →い止められぬ暴走 →歴史の流れに抗う人々 →勝ち目のない闘いだとしても →暗い日々の始まり →今生の

    遂に明かされた石井桃子、その生涯の「秘密」 | 私たちは20世紀に生まれた
  • どの美術館にも固有のミッションがある | 私たちは20世紀に生まれた

    関東のわれわれが動顛している間に、関西でももうひとつの地殻変動が起こっている。学芸員全員退職で揺れる芦屋市立美術博物館の問題である。大地震は人智の及び得ない天災だが、こちらの問題は(阪神淡路大震災が遠因となっているにせよ)徹頭徹尾「人災」なのである。ここに至る経緯のあらましと、小生なりに抱いた感慨と意見とは既に述べてある(→「学芸員は美術館の命綱である」)。 その後の情報が伝わらず、ジリジリしていたところ、ここにきて昨日「神戸新聞」に続報が載った。題して「行政に責任 学芸員一斉退職の芦屋市立美博」(→ここ)。執筆は前回の記事と同様、神谷千晶記者。 上のリンクがいつまで有効かわからないので、全文を再録したい誘惑に駆られるが、ここでは抜粋に留めておく。文中にあるAMMとは「芦屋ミュージアム・マネジメント」。芦屋市が財政難のため閉館の方針を打ち出したため、館の存続のため有志が2006年に設立した

    どの美術館にも固有のミッションがある | 私たちは20世紀に生まれた
    ironsand
    ironsand 2011/03/23
    "救世主よろしく2006年からその運営を引き受けた筈の「AMM」がいつの間にかミッションを放擲し""プロフェッショナリズムに対する無知と愚弄が渦巻いている"
  • 学芸員は美術館の命綱である | 私たちは20世紀に生まれた

    ここ数日間というもの、屈した気分で塞ぎ込んでいる。怒りと悲しみが沸々とこみ上げ、どうにも憤懣のやり場がない。 2月19日付の『神戸新聞』から記事の全文を引く。 阪神間で戦後、活躍した前衛美術集団「具体」のコレクションなどで知られる芦屋市立美術博物館(同市伊勢町)の学芸員4人全員が、大幅な人件費削減などに反発し、3月末で退職することが18日、明らかになった。学芸員の一斉退職は異例で、同館への寄託品の引き揚げを検討する所有者もあり、地域の文化を伝えるコレクションが散逸する恐れも出ている。 学芸員は、同博物館を運営するNPO法人「芦屋ミュージアム・マネジメント(AMM)」に所属。18日夜、芦屋市役所で事務職員を含む計5人が会見を開き、2010年度末での退職の意向を表明した。 同館は1991年に開館。財政難などから2006年以降、AMMに業務を委託した。学芸員は市職員からAMM職員になって仕事

    学芸員は美術館の命綱である | 私たちは20世紀に生まれた
    ironsand
    ironsand 2011/02/28
    芦屋市立美術博物館問題。"あまたある全国の美術館のなかで、自らの地域性とミッションを自覚してこれほど誠実に、ここまで真摯に歩を進めてきた館がどれだけあるだろうか。"
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