2007年06月26日 渡野喜屋(とのきや)事件をめぐって-①6月23日は沖縄慰霊の日。産経新聞は「沖縄戦集団自決 文科省は検定方針を貫け」という社説を載せた。 文中、『沖縄では、集団自決の後、住民を巻き込んだ地上戦が展開され、軍民合わせて18万8000人が戦死した。このうち、沖縄県民の犠牲者は12万人を超える。』としているが、住民の犠牲者に対する日本軍の責任を回避している社説の主張を前提に読むと、住民はまるで流れ弾に当たって亡くなったように読める。はたしてそうだろうか? 宇土部隊が残した日本軍の記録はすさまじい。結局、米軍が上陸した沖縄は二つの軍隊(米軍、日本軍)に占領され、人々はその間を翻弄されつつ生きていたのだ。 以下、小論を掲載します。 ******************************************************************** 渡野喜屋
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