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ブックマーク / komachi.hatenablog.com (4)

  • なぜ日本の科学者は報われないのか - 武蔵野日記

    検証・なぜ日の科学者は報われないのか 作者: サミュエルコールマン,Samuel Coleman,岩舘葉子出版社/メーカー: 文一総合出版発売日: 2002/03メディア: 単行 クリック: 53回この商品を含むブログ (12件) を見る を読んだ。参与観察というか、実際に日の大学や研究所に滞在し、そこで働く研究者たちへのインタビューとアンケート調査を元に、日の科学者像を描いた1冊。著者はアメリカで研究をしていたので、アメリカと比べるとここが違う、といったような指摘がなされているので、非常に興味深い。研究書なのでもちろん論文を参照することが多いのだが、「名探偵コナン」とか「動物のお医者さん」から引用されていたり、このトピックに関心ある人にはお勧めである。 ここで取り上げられているのは生化学がメインなので、その他の分野には当てはまらないことも多いのだが、NAIST みたいな研究所を日

    なぜ日本の科学者は報われないのか - 武蔵野日記
  • 日本語が工学の言語になろうとしていた時期 - 武蔵野日記

    昨日のエントリに関して何人かから「研究者」として紹介されたのがちょっと嬉しかった。国語問題に関しては4年前の研究で、しかも続きをやっていないので、なんとも言えないけど……。 アイデアはいくつかあって、特に関心があったのは、大東亜共栄圏の学術語(前述ので言えば「共通語」)として日語が生き残る、という筋道は、日が植民地時代の言語政策にもう少し関心があれば、ありえたと思うし、それについてもっと検証したい、と言うのが一番大きい。 たとえばトラックバックいただいたが英語とかガラパゴスとかフラット化とかで、つらつらと考えること。で 他の国が多くの分野で一番になったら、その国の言語が共通言語になることがあるかもしれない。しかし、アメリカが建前であっても自由の国で他の国からどんどん人を集める限り、アメリカが一番であり続けるだろう。ロシア中国政治的に、フランスや日は面積的にアメリカと同じことはで

    日本語が工学の言語になろうとしていた時期 - 武蔵野日記
    isikaribetu07
    isikaribetu07 2008/11/18
    明治〜戦中期の資料を読むと「え、日本てこんなこともやってたの?この国とこんな付き合いをしてたの?」と驚くことが多い。
  • 「日本語」と「国語」について読んでおきたい3冊 - 武蔵野日記

    前出のは論文ではなく随筆(もしくは随筆風小説)であって、論考であるかのようにこちらやこちらで取り上げられてしまったのが不幸の始まりかなと思うのだが、随筆として読めば「よく月刊誌に載っていそうな内容」の随筆なので、そういうのがおもしろいと思う人にはおもしろいと思う。 前半のハイライトとしては「アメリカに住むことになってしまったけど、英語も好きじゃなくて日語ラブで、大きくなって日語の小説家になったが、国際ワークショップに参加したら英語で議論しないといけなくて億劫である」という、なんとも日人好みの設定だなぁ、と思うわけである。これ、アメリカで育って英語ペラペラでアメリカに住んでいる場合、こういう迎えられ方しないだろうし、逆に最初から日で大きくなって国際ワークショップに呼ばれた人ならこうも書かないだろう。その自虐的なところが日人のココロをくすぐるのだろうか……。そのあたりが評価分かれる

    「日本語」と「国語」について読んでおきたい3冊 - 武蔵野日記
  • 日本語が亡びるとき、IME も亡びる - 生駒日記

    各地で噂に(?)なっていた 日語が亡びるとき―英語の世紀の中で 作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (459件) を見る を読んでみた。なんだこれは……。歴史的な認識の誤りとか日の国語国字問題とかそういう部分での知識の欠如とか多すぎて話にならない。まずこれは「論文」ではない。一言で要約すると「ワタシは明治・大正時代の日小説が美しくて好きだ。なぜならその時代の日小説家は知識人だったからだ。この美しい日語の小説が読まれなくなるのは腹立たしいので、日の若い世代でも明治時代の小説が読めるように、日政府はちゃんと日語を教育しなければならない」というものである。気持ちは分からないでもないが、そういう気持ちがあったとしても、他人を説得する文章を書きたいのであれば、

    日本語が亡びるとき、IME も亡びる - 生駒日記
    isikaribetu07
    isikaribetu07 2008/11/18
    broken Englishの話、俺が読んだバージョンだと「滔々とまくしたてるネイティブに座長が『ここの公用語はEnglishじゃない。Broken Englishだ』と言い放った」というものだった。変種が色々あるのかな。
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