米航空宇宙局(NASA)は22日、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが滞在中の国際宇宙ステーションで、インターネットの個人利用が可能になったと発表した。 ホームページの閲覧ができるほか、ネット技術を利用し電話で家族と私的な会話も交わせる。滞在中の宇宙飛行士は孤独な生活を強いられるため、NASAは「導入によって宇宙での生活の質向上が期待できる」としている。 これまでネット上の交流サイト「ツイッター」などに掲載された宇宙飛行士のメッセージは、宇宙からの電子メールを、地上の管制センターの担当者が転送していた。今後は、宇宙飛行士が地上のコンピューターを遠隔操作する形でネット接続できるという。(共同)