夕刊フジより。 大前研一の「IT時評」検索広告は頭打ち? 大前研一はネットではすっかり「電波おじさん」的な扱いを受けているけれど、時々鋭いことを言う。件の記事も大筋的外れながら、実に鋭いことをつっこんでいる。 的外れなのは、ビジネスウィークの「検索広告という収益モデルは頭打ちなのではないか」という点。私も確かにこのモデルに未来はないと思っているけど、少なくとも現状の「事実」としてはそれを裏付けるものはない。実際Googleもそれなりに業績伸ばしているから、「頭打ちなのではないか」と言われれば、「否」と答えるべきだ。 このモデルに正直なところ「未来」は感じない。なぜなら、 広告とはの体いいspam ということから脱していないから。とは言え、「spamなる広告」が無意味になることはないだろうし、「spam」に勝る「未知との遭遇」もない。そうすると、「頭打ち」が来るとすればコストパフォーマンスに