ただ、 記事があまりにも長くなってしまったので、 かなり端折って書いたのですね。 なので、今回は、前回書き漏らしたことを書きました。
2024年7月26日、上場を果たした株式会社タイミーが衝撃的な資料を公開した。 https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS05113/dd141a3e/b48a/4525/8e26/5eb50d66731a/140120240723553129.pdf 同社公開資料よりこれは、上場に合わせた今後の事業計画等で、これまで非公開であった事業における具体的数値が記載されている。 それを見た瞬間、これまで私が訴えてきたものが間違いではないと、証明されたと感じた。 この国は、「詰み」状態の中年で溢れている。 +++++++ タイミーはバイトのマッチングサービスだ。ご存知の方も多いだろう。 同社公開資料よりこれまでのように事前にシフトを入れるのではなく、スキマ時間で自由にバイトができるサービスであり、その成長実績から見てニーズを見事に掴んでいると思われる。
いい加減にしてくれよ。 そんな言葉を発するわけにはいかないから、プチトマトを丸呑みするみたいに喉の奥に押し込んだ。 まだプチトマトでよかった。これがすももだったら無理だった。 僕のnoteでも何度か触れているけど、令和7年4月から僕を除いた家族が関西で暮らすことになっていた。 次女の大学進学を機に、長女が住む兵庫県に妻と次女も暮らす。 妻はこっちでの仕事を辞め、向こうで仕事を探す。 もう一年以上前からそう決めていた。 それが、いきなり覆ってしまった。 「ああ、そうなんだ。わかったよ。それで行こう」 そうは言ったけど、自分の中が整わない。 整わないことに、どうしようもない老いを感じるのだ。 +++++++ 妻が移住を決断するに至った、大きな要素は二つある。本当は違うのかもしれないが、妻の本心など僕にわかるはずもないから、これは僕の推測だ。
その中で、僕はコンテンツを作る上でのネタ・・についてこのような意味の発言をしている。 「ネタ切れはあまりない。なぜなら過去の出来事を今の感覚を持って観察すると、新しい面が見えてくるからだ」 「誰しも人生の経験はある。過去の経験に新しい切り口を見つければいい」 これが正しいかどうかはいいとして、実際に僕はこの手法でいくつものnoteを書いてきている。 何せ過去の経験なんていくらでもあるので、気力さえあればいくらでも書くことができる。 過去の自分では見えなかったことが、年を重ねた今なら見える。 過去の自分では理解できなかったことが、今ならわかる。 人は否が応でもそれなりに成長し変化する生き物なので、過去とは違った感覚で過去の出来事を見ることが可能だ。 そう考えると、過去の経験は全てが財産と言える。 それは何もnoteを書く時だけの話じゃない。 より幸せな人生を構築するときに、大きな力を発揮する
僕は金融機関の本部の人間なので、本来であれば融資案件を直接受け持つことはない。でも、コンサルタント部門なので案件によっては個別に持つことがある。 とはいえ、案件の全体の管理だけして融資自体を営業店に丸投げすることは十分可能なはずだった。 それができなくなったのは、自分で全てをやりたがり、「自分がやりました!!」と役員にアピールしたい前任のアホがそういう仕組みにしてしまったからだ。法が許せば◯銃殺したい。 立場上、簡単な案件はこっちに回ってこないから、僕が処理しなければならない案件は全て一筋縄ではいかないものばかりになる。 金額が大きい案件 事業に対する知見の蓄積がない案件 ファンド等がからみ、関係者が多くなる案件 再生案件 事業承継・M&A案件 等 とにかく簡単には処理できず、加えて時間もかかる案件ばかりが降ってくる。往々にして、そういった案件は期限がシビアだったりする。 「困難な案件は、
会社と従業員の愛情の方向ってさ、知らないうちに真逆になってたよな。 そう感じない? 俺はさ、2000年に就職したから就職氷河期ど真ん中っていってもいいんだけど、まあほんと酷かったよ。 大学生5人集めたら2人は就職決まらないって状態でさ。いまから見たら信じられないよな。もう歴史になってんのかな? 就職できないからどうしたかっていうと、大学院に行ったり海外行ったりしてた。そんなやつはまだ恵まれてて、大学生のノリのままフリーターになったやつもいたな。 公務員なんてプラチナチケットの最上位みたいになっててさ、俺のど田舎の市役所に京都大学卒のやつが入ってきたりして驚いたよ。 不況に左右されずに給料もボーナスも満額もらえて、退職金もがっぽりの公務員はまじで羨ましいと思った。絶対になれないもんだと思ってた。 そしたらさ、今じゃ不人気らしいのな。中途で簡単に入れるらしい。 どうもブラック労働が常態化してて
「知ってますか? M、辞めるんですよ」 それだけなら驚かなかった。でも、次の言葉を聞いて絶望を感じた。 先日、ある営業店に行った。来月の企画についての協力依頼だ。 その店には過去に何度か一緒に仕事をした後輩がおり、彼と少し話せるのも楽しみだった。 彼は、相変わらず元気がなさそうだ。それもそのはずで、営業店は人が減少しており、どこも必死になって店舗運営をしている。とても明るい表情など身内に出している余裕はない。 そんな彼と話しているなかで、冒頭の情報が入ってきた。 M君は、人当たりのいい人物で僕も好感を持っていた。 仕事の質はどうかわからないけど、戦力としては十分で、今後も伸びていってもらいたい人物だ。 誰かと衝突することのない、基本的な配慮ができる人物であり、人間関係が拗れているとの噂は一切なかった。そんなM君が退職する理由は誰も聞いてないという。 とはいえ、辞めるものは仕方がない。問題は
その日はめずらしく遅くまで職場に残っていた。 自社のホールでセミナーがあり、撤収が完了したのは21時を超えていた。自分のチームが運営だったから、残業も仕方ない。 撤収が完了し、やれやれといった面持ちで本部に戻ると、同年代の社員がまだ仕事をしていた。 それを見た時、思わずこう言いそうになった。 「お前どんだけ暇なんだよ」 これはもちろん、間違いだ。完全に間違っている。 なんせ、彼は暇じゃないから残業しているのだ。そんなことは考えなくてもわかる。 でも、僕は反射的に彼を暇人だと思った。 それには明らかな理由がある。 アラフォー以降で会社で残業している人は、基本的に暇なのだ。 それを心の底から理解できないと、開けない扉というものがある。 あなたはこの先を読んで、「それは極論だよ」と笑うことができるだろうか? +++++++ 残業の彼は、以前から長時間残業をすることで有名だった。 仕事や組織に対し
大学生の頃、パチンコ屋でバイトをしていた。 なにしろ時給が良かったから、やめるにやめられず3年以上働いていた。 僕はパチンコを一切やらなかったが、入れ替わり立ち替わりやってくるバイト仲間は全員が打っていた。逆にどうしてやらないのか?と不思議がられていたが、店の内側を見ているというのに打つほうが信じられなかった。 僕はパチスロコーナーに配属されていた。じっくりお客さんを観察していると、奇妙な行為をしているように見えてくる。 1000円入れて、メダルを買う。そのメダルを換金しても1000円にはならない。そこには参加料が差し引かれているから当然だ。 そうして参加料を払ってまで手に入れたメダルを、一つずつ丁寧に機械=店に返還している。 なんというか、養鶏場の鶏が自らを捌いて事業者に差し出しているような、そんなことを連想させた。 そんな風景を毎日見ていて、パチスロなど打ちたいと思うわけがない。 ここ
こんにちは、のみぞうです。 実は12月〜3月まで、諸々の家庭の事情で体調を崩して会社を休職していました(過去形で書くあたりに私の後ろめたさが表現されている)仕事と関係のない理由にも関わらず心配してくれて休職させてくれた弊社はほんとにいい会社だと思う。 休職中何してたの引越しとかいろんな手続き関係やってたら最初の2ヶ月はすぐ過ぎました。あとは心と身体を休めたり通院したり勉強したりゲームやったり断捨離したり原付乗り回したりしてたら4ヶ月とかあっと言う間でした。 はたらくってなんだろう今まで何度も転職したことはありますが、あんまり会社と会社の間を空けたことがないので私的に社会人になって初めての長期休み。 仕事してないと暇じゃないの?と思われる方もいらっしゃるとは思うんですが。マジであっという間に1日が終わるのでそんなに感じませんでした。歳をとると時間の流れが早くなるジャネーの法則ってのがあります
はじめにこの1年で、やっとアプリが形になった。 毎月15万~20万円の売り上げがある。 10年かかった。 アプリ開発、ブログ、YouTube、なぜか漫才まで。 全て無風に終わった。 でもそれぞれの失敗には確かな違いがある。 その違いこそが、今の売り上げに繋がっている。 では、10年分の失敗を順番に見ていこう。 10年分の無風案件たちブログ作成(規模:一人)論文のような厚みのある記事を書こうとした エビデンスを集めて3ヶ月に1本しか投稿できず 月4000円程度の収益 100点は要らない、毎回80点でいい つつかれる隙があった方が作品は伸びる 100点を求めて、逆に記事が重たくなってしまった。読者は論文を読みに来たわけではない。少しの隙があった方が、むしろ議論が生まれて記事は育っていく。指摘されるダサさを許容できない。当時の若い僕はそんな簡単なことも受け入れられなかった。 アプリ開発①(規模:
「いまから、簡単に売れるようになる秘訣を教えます」 そう朝礼で言ったらさ、みんな目を輝かせてこっちを見るわけ。 眠気覚ましに調子のいいこと言ってやろうとしただけなのに、こりゃまいったなって思ったよ。 一通り伝えたら、社員のみんなは「へえー」みたいな反応で伝わったのかどうかわからない。でも少しくらいは伝わったと思う。 思いつきで話したことだったけど、実はここにはめっちゃ大事な要素が入っててさ、セールスの奥義とも言えるものがある。 それは、何もセールスそのものだけではなくて、セールスするまでにおいても有効なことなんだ。 これができれば、どれだけでも売れる。 25年金融機関でやってきて、死ぬほど営業して、「これだな」って感じることがある。そのおかげで出世もできた。 営業嫌いな人には、ぜひ聞いて欲しい「弱者のメソッド」だよ。 +++++++ 朝礼で話したのは、だいたいこんなことだ。
一応、 エストニアで急性心筋梗塞・闘病記(3)|Takumin|note の続きではありますが、実は今回闘病記を書こうと思ったのは、この完結編の内容を書きたかったから。つまり、 いままでは前ふり ですごめんなさい(笑)。 心筋梗塞発症前はどんな健康状態だったのか2020年の初めに(数値的に)かなりひどい糖尿病を発症していたことに気づき、幸いなことにまだ合併症はほとんど出ていなかったので、最低容量のインシュリンと投薬と、鬼のような食事制限でかなり「正常値」に近いところまで1年ぐらいかけて戻すことに成功していた。 そして、ここ2年ほどはそれを維持し、直近では半年ちょっと前の8月で、HbA1c(3カ月平均での血糖値)が6.5だったので、近所のかかりつけ医では「もう(糖尿病の)薬は飲まなくていいよ」とは言われていた。ただ糖尿病とは関係なく、もともとコレステロール値(LDL)は高めだったので(これは
エストニアに長期滞在を始めてから、医療関係のデジタル行政についても調べては居たのだけれど、なにせ実際の医療記録や処方箋がないので実感しづらかった。でも今回システムの主要部分を始めて「体感」することができた。以下に紹介したい。 まずこれが、エストニアの「患者ポータル」 Digilugu サイトだ。 言語はエストニア語・英語・ロシア語対応、ただ詳細はエストニア語だけのことも多いここに、各人が必ず持っているエストニアIDカード(マイナンバーカードの元祖)とカードリーダー、またはそれに紐づいたスマホアプリの "SmartID" などを用いてログインする。ログインすると自分の情報を取り込んだダッシュボードが見える。 ダッシュボード左上の「My Data」をクリックすると、保険加入状況や自分のrepresetative(代理人)、自分が誰のrepresentativeになっているか、そして緊急連絡先(
【インターネットは「バーチャル(仮想)」であった。昔はね】 昔はインターネット世界を「バーチャル(仮想)世界」といい、現実の世界の「リアル」と分けることが流行っていた。しかし、いま、そういう言説はほとんど聞かない。かつての「バーチャル世界」は、今は「リアル」そのものになっているからだ。 【インターネットは人間の地域に根ざした文明を変える】 インターネットで国境は消え、地域、宗教、文化は地域では区切りができなくなった。インターネットがそういう世界を作るのは、我々は意識してやってきたし、これからもそれは進んでいくだろう。それが「地域」を元に発展してきた人類史を変えていく。 【なぜインターネットになったか】 インターネットがあるために「商社」のビジネスがかなり失われた。商社は地域差でビジネスをする。「Aという地域では小麦が安い」「Bという地域では小麦が高い」だから、小麦をAという地域で買ってBと
前回の話はこちらから https://note.com/malaysiachansan/n/n3a4dba10a5d0 この話は2023年に遡る。マレーシアの港湾でコンテナリース会社を経営する氷堂律(ひょうどうりつ、通称ちゃん社長)は、この日、一時帰国で横浜の寿町に来ていた。寿町は関内駅から徒歩10分、石川町駅から徒歩5分ほどの場所にある。JRの線路を挟んだ向こう側には、横浜スタジアムや山手の高級住宅街が広がっているが、ひとたび寿町に足を運び入れると、きらびやかな外界とは隔絶された全く別の空間が広がっている。 寿町には日雇い労働者が求職を行う、通称「寄せ場」があり、全国から多くの男たちが集まってくる。そして彼らのための簡易宿泊所が軒を連ねており、その数は約100軒に達する。この簡易宿泊所が隠語で「ドヤ」と呼ばれることから、この街はドヤ街と呼ばれるようになった。 ちなみに寿町は、東京都台東区
↑ 「戦メリ」サウンドトラック作りには、プロフェット5という機材が使われました。上の動画にあるのは5ではなく6です。何十年か後に5とほぼ同じ性能と機能を再現したブツです。 ああたぶん彼は音響スタジオにこもってこういう風につまみひねって音色作りに時間を費やしたのだろうなって動画です。 ピアノ曲の印象が強いこの曲、もともとは映画音楽、それも当時の前衛マシンを使っての前衛音楽です。 和声進行で見ると、ふつうなんですよね。 . イントロ Ⅳ→Ⅴ7→Ⅲⅿ→Ⅵⅿ メインテーマ Ⅳ→Ⅴ7→Ⅵm→Ⅲⅿ 間奏部 Ⅱⅿ→Ⅵⅿ→Ⅱⅿ→Ⅵⅿ(完全4度上の調) メインテーマ Ⅳ→Ⅴ7→Ⅵm→Ⅲⅿ ジャジャジャジャ Ⅳ→Ⅴ7→Ⅵm→Ⅲⅿ メインテーマ Ⅳ→Ⅴ7→Ⅵm→Ⅲⅿ フェードアウト Ⅳ のオクターヴユニゾン . 3から4に移る(つまりメインテーマに戻る)にあたってマイナースケール用ドミナント和音を使った
今だから思い切って言ってしまうんですが、実は夫が継いだ店で女将として働いていたとき、もう何年も前のことなんですけど、すごく苦手なお客さんがいました。 その人は当時たしか28歳で、職業は理系の教員。ここではTさんとしておきます。 短髪 & 眼鏡のいかにも真面目な先生ですって感じの外見で、100人が見たら、まぁー90人ぐらいは?好印象だと答えるような男性です。 そうそうこんな感じ。ややイケメンすぎるけど。礼儀正しく、私も当初はTさんに対して良い印象を持っていました。 でも残念ながら、その後話せば話すほど、私はTさんに苦手意識を持ってしまったんですよね。 口が悪く、顔を見るのも憂鬱だったまず、すごく愚痴っぽいところが苦手でした。 とくに職場の愚痴。 年配の先生がー、同僚がー、と口を開けば職場のだれかの愚痴か悪口を言っていて、終始気分が悪かったです。 あとは女性の悪口。 それも、メイクや服装などな
一昨日、トランプ再選が確定した。圧勝としか言いようのない結果でした。 Googleの選挙速報よりまた開票が終わっていないにも関わらず226対295という圧倒的な差ですが、残りの州もすべてトランプが持っていきそうな勢いなので、おそらく最終的には、228対312、あるいは、224対316という、超絶圧倒的な勝利となりそうです。 上院の結果もこちらの通りで、過半数を獲得。 さらに下院も過半数がほぼ確定です。今日中にははっきりするでしょう。 2016年の悪夢再来というわけで、民主党支持者のみなさんは落ち込んでいますし、ニュースメディア各社は、「トランプ支持者は低学歴」差別的な発言さえしている始末です。こんな上から目線だから負けるんですけどね。
母校での講演が終わったあと、俺はしばらく放心状態だった。 いや、我ながら頭おかしいとしか言いようがないが、これ以外に母校で話したいことは特になかった。特に、俺の母校、新潟大学教育学部附属長岡中学校は、教員から校長から全員新潟大学の人なので、新潟大学こそが至高の学校であり、新潟大学を愛する愛大学教育みたいなのを受ける。だから俺だって「新潟大学ってまあまあイケてる大学なのかな」と思って育ったのだが、俺より成績がいい奴らがどんどこ新潟大学にブラックホールのように吸い込まれていって、その後どうなったかわからなくなってしまう。というか、全く中央で活躍しない。 俺が、せいいっぱいの覚悟で、故郷の後輩たちガキどもに言えることが、俺の考える、俺の同級生がもっと輝けたはずの事実を指摘することだった。それが (附属長岡の生徒は)新潟大学に行ってはいけない。 (附属長岡の生徒は)教育学部に行ってはいけない。 と
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