【最終回】遊郭跡、芝居小屋、製靴発祥の地、解放同盟中央本部……。ダイヤモンド社創業の地、南八丁堀(現・新富町)を歩いて考えた日本の明治の本当
(写真は現・週刊ダイヤモンドの創刊号の奥付より引用) 遊郭跡、芝居小屋、旧松竹本社、製靴発祥の地、解放同盟中央本部。そこは 元ディープな場所だった……。 裁判で平気で証拠偽造や捏造、偽証をやるダイヤモンド社と麻生祐司(の代理人) さてご存知の通り、私、出版社のダイヤモンド社&麻生祐司(スラップ訴訟原告)と裁判中です。 詳しい経緯は下の記事の冒頭部分を見てください(事情をご存知の方はとばしてください。初めての方も多くいらっしゃるので記載しています)。 ようは私は1年間、損得忘れて誠心誠意仕事をしてダイヤモンド社に多額を儲けさせた(少なくとも1800万円以上。私は受け取りは年合計で30万円で取材費も大量に提供した写真代も出ず赤字。PVは標準筆者の100倍)。 ところがわずかな値上げをきっかけに過去分のボーナスはないんですか? と聞いたとたんいきなり当時のダイヤモンド・オンライン編集長麻生祐司が
(写真は中国版ウィキペディアの国家電網より) スマート電気メータで汚職もスマート♥ 内閣府の審議会に提出された資料に、こそっとロゴが入り込んでいた中国『国家電網』。 国家電網はようは『東京電力』や『関西電力』と同じ中国の電力会社である。 中国全土で一本化しているからすさまじく大きい。中国人はフォーブスの世界最強500企業ランキング(グローバル500)が大好きなのだが、その中でいつも2位か3位。再生エネルギーの研究も進んでいる。 https://fortune.com/ranking/global500/(23年、10位まで日本企業はなし) 中国在住者にとっては電気代を払う会社としてお馴染みの会社である。 いまだに電力メータを人力で検針している日本と違い 北京はスマートメーター導入が早かった。 地域にもよるが ウイチャット支払いとほぼ同時に切り替わり、2015年?ぐらいにはもうスマホで直接、
成田悠輔氏は目くらましの役割だった?! もし高齢者が本当に”集団自決”したら困るのは? 一般人が知らない高齢者に群がるやりすぎ税金サービス。 成田悠輔氏の、キリンの広告が中止になった。 彼の過去の「高齢者は集団自決せよ」発言が問題となったわけだが、中止で私も良かったと思う。 ただ大手が広告を打つときは、リスクについて考えすぎるほど考えるわけで、なぜそんなきわどい人が起用されたのか。 それは過激発言で視点が高齢者に向かい、実際に税金ちゅーちゅーしている企業や人が目くらましされるからじゃないかな、と思う。あとガス抜き。 しかし関係の会社が成田悠輔氏を直接起用すると、それこそ炎上ではすまないので、何らかの関係でキリンがひきうけたと。 高齢者にはたしかに医療費がかかる。でもそのお金は別にうちのオカンに流れているわけではない。 医療費の6割を65歳以上の高齢者が使っている。厚生労働省のサイトより。私
私は40代までけっこう男尊女卑だったと思う。女なのに男尊女卑を内包していた。 最初にそのことに気がついたのは父親が倒れたとき。いろいろヘビーな状況で中国から一時帰国して対応し、病院の相談部にお世話になった。担当者が女性だったので(女性で大丈夫かな)と思い、(え、自分も女なのになぜそんなこと思っているの?)と初めて気がついた。 遅い。 女性だから天皇になれない、女性は結婚したら皇室でも家を出て行け、に始まって、日本の女性はすべからく「女はダメ」を刷り込まれていたから……、と思っていた。が、アメリカも深刻にそうだったのね、と知ったのが、映画「ビリーブ」。 ハーバードのロースクールで、500人にたったの9人の女子学生は最初に法科の教授から「男の席を奪ってまで弁護士を目指す理由を述べよ」と言われる。父が弁護士でその仕事を手伝いたくって という女子学生は賞賛されるが 親が勧める 結婚が嫌でと言った女
(写真は私が撮影の雲南省のお役員たち。だいたいこういう衣装のまま全人代に参加する) さて、全人代の季節である。 全人代(全国人民代表大会)はようは中国各地から代表が参加して様々なことを決めたり発表する会議である。中国の国会とも言われるが、代表も問題も発表内容も事実上共産党が勝手に決めているので、民主主義国の議会とはまったく別物である。 中国は憲法もあるし法廷もあるが、 基本的に『共産党が法律』。制度的にも党を法律の上に置いてます。(皆さん、民主主義国家では憲法って国民ではなく、国家権力を見張るための存在って知ってました? 憲法を守る義務があるのは天皇や政府や国会議員や公務員で、一般の私たちじゃないんですよ(99条)。中国はつまりその権力監視がない) 今回、この全人代後に大きな政変が起きるとか噂になっているが、私はかねてから、参加する少数民族の方々に注目していた。なんといっても民族衣裳で参加
中国でタクシーに乗って2回、これは殺されるかもしれない、と思った話。高リスク社会中国と日本は似てきたか? 私は今までに中国でタクシーに乗って2回、これは殺されるかもしれない、と思ったことがある。 1回目は2010年頃の広州。 夕暮れの市中心部で流しのタクシーに乗ったら、普通に人気のない場所に連れて行かれそうになりどんなに言っても車を止めない。信号待ちの時に助手席から自分でドアを開けて飛び降りた。 現金、運転席にほおり投げて。 前日に広州の友人の女性経営者の家に泊まって、広州がいかに危険か聞いていたのがよかった。 もう一回は2018年頃の北京。 飛行機が遅れに遅れ、北京首都空港に夜中の3時頃に到着した。 いつもなら外が明るくなるまで空港で待機するのだがこの時は疲れていて、早く家に帰ろうと思った。 北京首都空港のタクシー乗り場は数台 まとめて車泊りに停車し、運転手が全員一度 車から降りて顔をカ
(写真は中国CCTVの報道より。日本人へのお土産はお人形?……) 私は石平さんの発言が基本的には好きじゃないのだが、これには同意した。 報道でご存知の方も多いだろうが、1月23日から26日、経団連の十倉雅和会長、日本商工会義所の小林健会頭を最高顧問とする日本の経済訪中団(日中経済協会合同訪中代表団)が、約200人訪中した。 中国様への”お願い”は、 1.「反スパイ法の運用改善」⇒アステラス製薬の人も早く解放して! 2.「ビザなし渡航の再開」⇒はやく2週間ビザなしに戻して。日本企業だけでなく私たちのお友達、旅行会社さんもそう思っているの。 3.「日本産海産物の禁輸解除」⇒ホタテ買ってくれ。漁協からも突き上げあるの。 全部無視された、という話。 以下、私の見解を述べます。
アメリカで鉄道が発達していないのは、自動車業界の利権のせいだという。 道路を施設するかどうかに、自動車業界団体が強い影響力を持っている。 広い大地にポツン、ポツンとある町。鉄道がなければ当然自動車を買わざるを得ない。買えない貧乏人は、またバスという自動車に乗る。 などということを思い出したのは、大阪の南港地帯に出かけたからである。悪名高い、大阪万博開催予定地夢洲から堺のほうへ。 大阪って実は絵に描いたような車移動の人工的な郊外はない。 まず関西は私鉄王国と言われ、列車が(そこまでいらんやろ)と思うほど発達している。そこらじゅうに二重に駅がある。 さらにその経路は基本むかしの街道筋なんですね(日本初の私鉄は大阪⇔堺の阪堺鉄道でっせ)。 大阪から京都への京街道。奈良への暗越奈良街道。京都から阪神間への西国街道……。 だから大阪の郊外のイメージは私鉄の駅を降りたら、静かで一戸建てと街道筋に古い庄
(トップ画像は”セクシー田中さん”の表紙から) まず最初に恐縮ですが、現時点ではこの記事は今までずっと読んできてくださった定期購読者のみを対象としております。 記事案内は Twitter にも今は流しません。 え、なら秘密で配信しろって? note設定上、それができひんのや。 漫画家、作家の方々。防ぐ方法のひとつは制作前に弁護士さん(できれば著作権専門)と打ち合わせに行くこと。めちゃくちゃ効果あったよ。契約書には二次使用に対する原作者の権利は記載されますが相手が守るかは別。後では修正が大変。 芦原妃名子さんのご冥福をお祈りいたします。#セクシー田中さん https://t.co/NyspYQHAeH — 谷崎光@作家 ダイヤモンド社に訴訟提起をしました (@tanizakihikari) January 30, 2024
(写真は中国网易より) 中国不動産大手、恒大集団に香港の裁判所が清算命令を出した。 それ来た~と喜んでいる日本人たちがいますが、んなこと、ちょっとわかっている中国人たちは皆折込済みなわけです。 私が2021年9月にnoteに書いた記事でも、下のとおり述べてます。 ********************** 中国は、すでに香港を手中に入れている。 恒大の上場先は香港。 ① 恒大を一度破産させて周辺を泣かせ(恒大の家を買うのは貧しい人々だし泣き寝入りである)、残った”月餅”を中央がタダ同然で食うか。 ドンキホーテって、昔は倒産横流れ品が売られていて安かったんですが、恒大は不動産の♫ドンドンドンドンキー いつでもなんでも党のもの♫ ② でもディベロッパー連鎖倒産でこれ以上、不動産の価格が落ちたらいろいろ面倒かもなにより自分たちの財産が減る。だからもう少し恒大を生かしておくか。食べるのはいつでも
チャットGPT勉強会に参加した。 先生はプログラマーの人。 いやー、自分一人だけがまるで中国の大学生のごとく元気でした。 日本人の大人しさに異文化を感じつつ、でも彼らは夜になると、アラヨっと弾けるのであろう。 これが中国人の思う日本人だ! (ウソ) 日本人といえば右下のイメージが強いような……。花姑娘はきれいな若い女の子。ウェイシンスタンプ 霞虹人 より。で、いろいろ大変面白かった。 一番興味深かったのは、表題の、 中国でチャットGPTが禁止されている理由 なるほどと爆笑したが、これは一度使ってから知ると面白さが倍増する。 チャットGPT、すでにやっている方も多いと思うが、私のように怖がりで、 常に流行に後乗りする人はご一緒にトライ(正確にいうと私は何でも最初のハードルが高くて、一度超えるとと使いまくるタイプ)。 中国のチャットGPT的存在(あるんですよ)と、そこで習近平の腐敗を聞くとどう
加害者たちは、自分がなぜ罪に問われるかもわかっていない。「みんな」の為にしたのに。 昨日無事、五ノ井さんの判決が出た。 執行猶予は付いたが、懲役2年の判決。本当に良かった。 裁判官の ”3人の行為は「被害者の人格を無視し、被害者を宴会を盛り上げる単なる物として扱うに等しいもので、被害者の性的羞恥心を著しく害する卑劣で悪質な態様」”という言葉が突き刺さる。 いい判決ですね。 「日本社会にとっていい判決。前例を作れた」五ノ井里奈さんコメント 被告3人に有罪判決 元陸上自衛官強制わいせつ事件 福島地裁(TUFテレビユー福島)#Yahooニュースhttps://t.co/ygii1AfraR — 谷崎光@作家 ダイヤモンド社に訴訟提起をしました (@tanizakihikari) December 12, 2023 五ノ井さんはずっと彼らに反省してほしい、と言っていた。 でも私は加害者たちの様々な
(写真は百度百科の党校から) 中国がどんな国かと聞かれたら、私の解答はひとつ。 黒社会(ヤクザ)が政権を取っている国です。 どこの国でも政治権力金建築の周りにはスリーエムの両面テープがあるごとくヤクザがひっついています(スリーエム、ごめん)。 今いる大阪もズバリそうですが、これはあらためて書きましょう。 中国の特徴はヤクザがテープで引っ付いているほうではなく、ひっつかれている主体、本体であること。 想像してみてほしい。 山●組が日本の政権を表から取ったらどうなるか。 政府だけでなく、警察、司法、行政すべて彼らが担当する。 それは無法地帯にくりひろげられる、 権力と暴力のマリアージュ。 うわぁ。 百聞は一見にしかず。一発で中国がわかります。
(表紙は『課長島耕作 1』講談社 モーニングコミック より) 実はリアル掲載の時は、読んでいました。 このシリーズの連載当時、私は会社員。 コミックモーニングのファンで通勤の行き帰りによく買っていた。 おまえはおっさんか、という感じですが、会社員の時って漫画や小説など「(娯楽)物語」がやたら必要だったんですね。辞めたとたんにパタッと読まなくなった(て、私が言ってどうする)。 島耕作シリーズは男性向けなので当時もあまりおもしろくはなかった。 ふーん、という感じで読んだり読まなかったり。 でも特に何も思わなかった。 ところが、最近課長島耕作がネットで無料で公開され、なつかしくてちょっと読んでみたら、
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