韓国や台湾とも川上、すなわち上流工程をほぼ完全にスキップしている。 心臓部分は日本に、組み立ては人件費の安い中国が合理的だからだ。 2008年8月22日 金曜日 ◆日本の競争力の源泉(前編) 8月20日 大前研一(抜粋) BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)の台頭や(多少の陰りは見えるものの)依然として強さを見せつける米国経済などを背景にして、「日本はもう駄目だ」と言うエコノミストがいる。浅薄な理解であり言説であるというべきであろう。そこで、不況下にあってもしっかり踏みとどまっている日本産業の姿を見ながら、どのような産業がなぜ高い国際競争力を保っているのか探り、この国の競争力の根元を考えたい。 では、踏みとどまっている日本の実態とはどのようなものなのか。今回は、素材・部材・化学・機械の分野を例にとって検証してみよう。実はこの業界では日本メーカーが高い世界シェアを持っている。というよ
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