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ブックマーク / www.momoti.com (19)

  • モモログ|自由主義的人間、家族主義的人間、社会民主主義的人間―『ポスト工業経済の社会的基礎―市場・福祉国家・家族の政治経済学』 G. エスピン‐アンデルセンより。

    自由主義的人間、家族主義的人間、社会民主主義的人間―『ポスト工業経済の社会的基礎―市場・福祉国家・家族の政治経済学』 G. エスピン‐アンデルセンより。 ポスト工業経済の社会的基礎―市場・福祉国家・家族の政治経済学 G. エスピン‐アンデルセン (著), Gosta Esping‐Andersen (原著), 渡辺 雅男 (翻訳), 渡辺 景子 (翻訳) 2000年5月10日 桜井書店 4000円+税 午前7時起床。浅草は晴れ。G. エスピン‐アンデルセン の『ポスト工業経済の社会的基礎―市場・福祉国家・家族の政治経済学』を再読し始めている。 『資主義が生み出す階級的分断と社会的不平等とを、議会制民主主義はいったいどのよな条件のもとで是正することができるのか。これが現代という時代を貫く中心的課題であり、広義の政治経済学の核心問題である』(「訳者あとがき」:p261より)は、米国流のグロー

  • 『ハイエク 知識社会の自由主義』 池田信夫 を読む。 - モモログ

    ハイエク 嫌いじゃない ハイエクは、経済学的にはオーストリア学派のリバタリアンであることで、(町内会的なあたしは)ハイエクを嫌っている、と思われる方が多いかもしれないが、あたしの少ないハイエクに対する知識や、池田信夫さんのこのを読む限りにおいては、ハイエクは嫌いじゃないし、今、ハイエクの思想を考えてみることは、無駄なことではない、と思う。 というよりも、あたしは(ハイエクに限らず)真性のリバタリアニズムの、ナショナリズムと対立する姿勢に、共感さえ感じていたりするし、それはナイーブなものであることは百も承知なのだが、リバタリアニズムの、首尾一貫した個人の自由を尊重する立場は、あたしが毛嫌いしている新保守主義(ネオリベ)とは、対極のものだ(と理解している)。 3種類の経済学的リバタリアニズム 森村進さんによれば、経済学的なリバタリアニズムには3種類あって、それぞれが異質な自由擁護論を持ってい

  • モモログ|人々は、暇な時間が出来ると、どのように過ごせばよいか考えざるをえない。

    午前7時起床。岩見沢はくもり。夕方の便で浅草へ帰る予定。遅めの朝をホテルのレストランでとりながら、朝一番で江弘毅からの書簡をアップする。 いっつも消費者でおったら、しんどいやろ。 from 140B劇場-浅草・岸和田往復書簡 今回は、江がやっている京都精華大「まちづくり論」の生徒さんのテクストの引用があって、これが面白かったりするのは、街的なテクストというのは意外と世の中には無いからで――だからあたしは江弘毅のテクストを欲望しているのだけれども――、こういう若い人が書いた街的なテクストが読めることは素直に楽しい。 「人々は、暇な時間が出来ると、どのように過ごせばよいか考えざるをえない。」というのは、そこに書かれていた日語で考えることのできるフランス人の書いたフレーズで、あたしゃこれを読んでハッとさせられたわけだ。それはへー、フランスって日曜日には店が閉まっているんだ、ってことなんだけれ

    it1127
    it1127 2008/12/13
    フランス人は、労働主体でも消費主体でもない時間として日曜日があるわけで、「人々は、暇な時間が出来ると、どうのように過ごせばよいか考えざるをえない」を制度的につくりだしている。
  • モモログ|「構造改革なくして経済回復なし」はどこへいったのか―『成長経済の終焉』(佐伯啓思)。

    改革なくして成長なし 「構造改革なくして経済回復なし」若しくは「改革なくして成長なし」というのは、小泉政権のスローガンで、「平成13年度年次経済財政報告(経済財政政策担当大臣報告)」では、ご丁寧にサブタイトルにさえなっている。 このフレーズは、その後も教義のようにして一人歩きし、生き残り、つい最近まで、テレビ村はこのフレーズに洗脳された方々の時代だった。 それはテレ・ポリティクスが、マーケティング的に「みんな」の熱狂的支持を受けたということであって、マスコミ(テレビ村)は、大衆迎合のあまり、これ以外の教義があることを忘れてしまった。 そのテレビ村の態度は世論と同義とされ、テレビ村の後押しを受けながら、まず改革すべき構造としてやり玉にあげたのは、公共事業に頼った(開発主義的な)地方のあり方である。 それは「自己責任」が強調される中、壊せば自己責任で新しいものは生まれる、というべらぼうな理論で

    it1127
    it1127 2008/10/29
    構造とはゆっくり変化するから構造というんだな!
  • モモログ|首相が一晩で何万円もするような店で飲むのは庶民感覚とかけ離れているのか。

    首相「ホテルのバーは安い」 連夜の会合批判に反論 「これまでのスタイルだし、変えるつもりはありません」。麻生太郎首相は22日、側近議員や秘書官らと連夜のように高級レストランやバーを「はしご」していると記者団に指摘され、こう強調した。 記者団が「一晩で何万円もするような店は庶民感覚とかけ離れている」と水を向けると、「ホテルは安い所だと思っています、正直言って」「たくさんの人と会う時にホテルのバーは安全で安い」などと反論。 さらに「周りに新聞記者や警察官もいる。安い所に行って営業妨害って言われたら何て答える?」と問い返し、「聞いてるんだよ。答えろよ」と詰め寄った。代金は「幸いにして自分のお金あります。自分で払ってます」と強調した。(22日 22:15) NIKKEI NET 「一晩で何万円もするような店は庶民感覚とかけ離れている」とインタビューしてしまう記者は、かなり脳みそが庶民感覚からズレて

  • 大人はどこへ行ったんだ?(ポール・クルーグマン) - モモログ

    一番大事なのは、「どんな取引にも普通株を含むように求めている」ことだ。 どうしてこれがそんなに大事なのかって? この金融システムの一番の問題は、住宅バブルがはじけてその影響が、金融機関を過小資におちいらせたことだからだ。ポールソンは最終的にしぶしぶと自分の計画を説明するに当たって、「価格がつくようになること」でこの問題が解決すると論じた。つまりいったん税金を投入して、問題のゴミに関連している住宅ローン市場が機能すれば、だれもが問題があるゴミにも今現在売られているよりはじっさいには価値があることに気づき、資の問題が解決するというのだ。もちろん絶対なんて事はないが、僕が思うに、7000億ドルを希望的観測にはかけたくない。 その代わりに、きっとアメリカ政府は、いつも金融危機を終わらせるのにやってきた方法に落ち着くことだろう。税金を金融システムに資として注入するのだ。もともとのポールソンの計

  • 「心の通った構造改革」ってなんだろう―石原伸晃氏が出馬表明。 - モモログ

    自民党の石原伸晃元政調会長は9日午後、党部で記者会見し、10日告示、22日投開票される自民党総裁選への立候補を正式表明した。 石原氏は会見で「心の通った構造改革路線を実行するために立候補する」と述べた。from 【自民総裁選】石原伸晃氏が出馬表明「心の通った構造改革」 - MSN産経ニュース 石原さんが、自民党総裁選に出馬することは歓迎するけれど、「心の通った構造改革」というフレーズを聴いて、あたしは(個人的に)これを思い出していた。 (from 桃組夏季勉強会で使用したPPT―開発主義の終焉と公共事業という産業。) 財政タカ派/上げ潮派/黒字化目標先送り派 フレーズ的には、与謝野馨さんの「こころ温かい改革をめざす」とあんまり変わらない。与謝野さんは、財政再建の実現には消費税の引き上げに積極的な、歳入面での改革が不可欠と主張する、財政再建重視派(「財政タカ派」)の代表格だけれども、与謝野

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    it1127 2008/09/09
    民公合意から小泉チルドレン分裂へhttp://tinyurl.com/5gktvs
  • モモログ|小泉改革が“ぶっ壊した”強靭な首相―テレポリティクスの功罪。

    -- 政治の漂流はいつまで続くのでしょうか。 御厨 もう10年くらいは漂流していますからね。現時点では、その先が見えていません。やはり、愚直に政権交代していくしかない。民主党政権ができれば、自民党が割れるかもしれない。民主党も様々な主義主張を持つ人を抱えている。この状況で政界再編が起きるのは1つの道かなと思います。from 小泉改革が“ぶっ壊した”強靭な首相:NBonline(日経ビジネス オンライン) お得意先のMTのアップデートを何件か同時進行的にこなしながら、[小泉改革が“ぶっ壊した”強靭な首相御厨 貴・東京大学教授が語る、現代日政治の危機]をながら読みしていた。 もちろん気を惹いたのは《小泉改革が“ぶっ壊した”強靭な首相》というナイスなフレーズだけれど、なによりも上の引用にあたしが納得してしまうのは(繰り返すけれども)これだからだ。 >>>自民党の図を拡大する  >>>民主党の図

  • モモログ|福田康夫首相辞意表明と「バラマキ」という語彙を使って麻生太郎さんをけん制する人達。

    財政再建路線、後退も=衆院選にらみ強まる歳出圧力-首相辞意表明 福田康夫首相が辞意を表明したことで、小泉政権以来の財政再建路線が後退する可能性が強まってきた。次期政権は衆院選をにらんだ政策運営を迫られるのは必至。経済対策などの名目で与党内から歳出増や減税を求める声が一段と強まるとみられるだけに、財政当局は難しい対応を迫られそうだ。 (略) 後継として有力視される麻生太郎自民党幹事長は先に、プライマリーバランス(基礎的財政収支)の2011年度黒字化という財政再建目標の達成に関し「景気対策が優先されるべきだ」として、先送りを検討する必要があるとの考えを表明。証券優遇税制の拡充を訴えるなど財政出動に積極的な考えを示している。 財務省の別の幹部は麻生政権が誕生すれば「総合経済対策を見直し、追加対策があるかもしれない」とし、経済対策の上乗せや定額減税の規模拡大などに危機感を募らせる。いずれ迎える総選

  • モモログ|総合経済対策、需要不足を補うものではない=定額減税で杉本財務次官―意思表明のない経済対策の効果は半減する。

    総合経済対策、需要不足を補うものではない=定額減税で杉財務次官―意思表明のない経済対策の効果は半減する。 [東京 28日 ロイター] 杉和行財務次官は28日午後の定例会見で、政府・与党が29日にも決定する総合経済対策で、公明党が主張している低所得者向けの定額減税について、今回の対策は需要不足を補うものではないと述べ、慎重な見方を示した。 杉次官は経済対策の財源に関して「あすの取りまとめに向けて最終的な調整・検討が行われている。まずは対策をまとめ、しっかりしたものにすることが重要。財源は、その上で検討する」と述べるにとどめたが、赤字国債の発行について「総理ができるだけ赤字公債は避けたいと言っており、政府の一員としてそうした考えで対応していく必要がある」と語った。 その上で、与党間調整の焦点となっている定額減税の取り扱いに関して「今回の対策自体は、需要不足を補う観点の対策ではない。新しい

  • モモログ|地方に手厚く配分=道路予算11%増-国交省概算要求、でいいんじゃないのと。

    国土交通省が27日発表した2009年度道路関係予算概算要求は、国費ベースで前年度比11%増の3兆904億円、事業費ベースで10%増の6兆1481億円となった。来年度は道路特定財源を、何にでも使える一般財源にすることが決まっているが、同省は19%増まで要求可能な概算要求基準に沿って増額を要求。国費ベースで国の直轄道路は10%増の1兆3539億円とする一方、地方道などは14%増の1兆342億円と、地方に手厚く配分した。 from 地方に手厚く配分=道路予算11%増-国交省概算要求 (時事通信) これは「概算要求」にしか過ぎないし、「ばらまき」との批判も受けるだろうから、減額させられる可能性は高いけれど(それもかなり)、国交省が、とりあえずは上限ぎりぎりまで予算要求をするのは当然のことだと思う。 内訳的にも、国交省が地方に重点を置くのは当然のことであって、それはスティグリッツの法則通り、「地域再

  • 政府が近くまとめる緊急経済対策に関し「赤字国債発行に至らない規模にしなければならない」と中川秀直さんはいう。 - モモログ

    政府が近くまとめる緊急経済対策に関し「赤字国債発行に至らない規模にしなければならない」と中川秀直さんはいう。 赤字国債に至らない規模  経済対策で中川氏 自民党の中川秀直元幹事長は24日のテレビ朝日番組で、政府が近くまとめる緊急経済対策に関し「赤字国債発行に至らない規模にしなければならない」と述べ、赤字国債を増発する大型の補正予算には反対の立場を表明した。 同時に、各省庁が要求している事業規模が合計で約8兆円に上ることを念頭に「1兆円は超えなければならないが、8兆円となると、しんどい」と述べた。 また同党の菅義偉選対副委員長は、同日のフジテレビ番組で、中川昭一元政調会長が2兆-3兆円規模の経済対策を求めたことに関して「そこまでの金額は必要ない。財政規律を保ちながら、将来につながる補正予算を組むべきだ」と述べた。 from 赤字国債に至らない規模 経済対策で中川氏 これは国に頼るヘタレな心象

    it1127
    it1127 2008/08/25
    複数意見があるということは、それぞれの業界(利権)を代表しているということなのか…私はどの業界にも属していないので、どうしても未来につながる産業に目がゆく。既存の産業だって必要、要はバランス、
  • 国交省 タクシー利用が大幅減、「仕事に支障が出ている様子はない」(会計課)。 - モモログ

    タクシーの利用に不適切な事例があったことから、国土交通省は、試験的に職員のタクシー券の使用を取りやめて立て替え払いにしたところ、1か月間の利用総額が前の年の同じ時期の10分の1以下に減ったことが明らかになりました。from NHKニュース 国交省 タクシー利用が大幅減 朝、NHKにニュースをみていれば、こんなあんばいなわけで、朝からカックンなのである。そしてこれは、いったいなにを狙ってのニュースなのだろか、と思いが巡る。 道路特定財源の無駄遣い批判などを受けて省職員約4000人のタクシーチケット使用を国会閉会後の6月23日から当面禁止している国土交通省は21日、禁止にしてから4週間のタクシー使用料金が昨年同時期の1割以下にとどまったことを明らかにした。 国交省によると、6月23日から4週間のタクシー使用料は約600万円だった。昨年6月の使用料金は9900万円、7月は1億100万円にのぼっ

  • モモログ|『ウェブ社会の思想―〈遍在する私〉をどう生きるか』 鈴木謙介 を読む。

    今、建設業界に投げかけられている言葉である、可能性の閉ざされた場所を出て、より広い世界で新しい生き方をしよう、というモチーフは、これまで何度も映画やサブカルチャーなどで語られてきた。 しかし、いま手元にある可能性を捨てて「外部」を志向することによって、人が成長するという普遍的なテーマは、ネットに接続されているはずの現代社会で、なぜか見出すことができない。そのことを私たちはどう考えるべきか。 上記は、『ウェブ社会の思想』 p120 からの引用でしかない。もちろん、「建設業界に投げかけられている言葉である」は、私が付け加えたものだが。 このような状況を、宮台真司は「島宇宙」と呼ぶのだけれども、この「島宇宙化」と、今、建設業に起きていることは、よく似ている、と私は考えていたりする。 鈴木謙介は、その背景には「情報社会における宿命論」という要素がある、という。 「情報社会における宿命論」に深入りす

  • 左脳で虫の音を聞く、若しくは「音読み(漢字)が訓読み(かな)に注釈を与える」(ジャック・ラカン) - モモログ

    人の右脳的な左脳 午前中から外出して午後3時に戻る。外はすっかり夏の日差しで、帰りがけにスイカを買った。メールを読めば、増田悦佐さんからの 昔読んだことなので出典も定かでない雑学ですが、古代ギリシャ語も右脳刺激型の言語だった、だから世界中で古代ギリシャ人と日人だけが虫の音を雑音ではなく、音楽と聞く風流に恵まれたという説については、どう思われますか? というくだりに鋭く反応するあたし。 (古代ギリシャ人のことは知らないが)昔これについてはさんざんセミナーで話したし、たぶんこのサイトにも何か書いたよな、とGoogelでサイト内検索をする。検索言語は「虫の音」。1件のヒットは2006年5月1日の【左脳で虫の音を聞く】で、読めば今よりもずっと理屈っぽいことを書いているな、と。またそれを書くつもりもないのだが、あたし的な理解をまとめてみる。

  • モモログ|内田樹先生のブログを読めば、家族についての記述があって、それはプレゼンテーション的にうまいなと思う。

    午前7時50起床。浅草は晴れ。朝方、浅草4丁目郵便局へ速達を出しにでかけ、その足で丸重へダブルクリップを買いに行けば、まだ10時前で店は開いておらず、仕方がないので散歩の時間にして、山口家で玉子巻などを買いながら時間を潰し、再び丸重によって帰宅。日差しは春なのだが風はまだ冷たい。 内田先生のブログを読めば、家族についての記述があって、それはいかにも内田先生らしくて面白い。そしてプレゼンテーション的にうまいなと思う。 人間の共同体は個体間に理解と共感がなくても機能するように設計されている。 そのために言語があり、儀礼がある。 人間の生理過程が「飢餓ベース」であり、共同体原理が「弱者ベース」であるように、親族は「謎ベース」である。 親子であれ配偶者であれ、「何を考えているのかよくわからない」ままでも基的なサービスの供与には支障がないように親族制度は設計されている。from [そろそろ春だけど

  • モンティ・ホール・ジレンマとバイロジック - ももち ど ぶろぐ

    出展:『行動経済学』  友野典男 2006年5月20日 光文社 950円+税 私と同じ選択(「変えない」)をした方は多いと思う。それは直観や感情という非合理性と、数学的な知識(科学的、合理的性)のハイブリッドとしてのものだろう。つまり「えいや!」ではあるが、ちゃんと(しかも中途半端に)確率1/2ぐらいは知っているという、そこそこの合理性を直観のように使ったわけだ。(笑) だから厳密にいえば間違っている。でもこれが日常というものじゃないだろうか。つまりわたしたちは、いちいち厳密な確率計算なんかしていないし、それでも合理的だと思って(結局は)直観で生きている。だからといってなにか特別困ったこともない。 ではなぜそれが可能なのだろうか。それは身体で覚えたもの(経験とか知識:結晶知能)があるからだ。これを二重フィルタ理論では、システム1というのだけれども、それは直観や感情が支配する場所で、動物にも

    it1127
    it1127 2006/09/17
    行動経済学、厳密に間違っているよりは、大雑把に正しい方が役に立つのだ!
  • フレーム問題の解説 - ももち ど ぶろぐ

    午前5時起床。浅草は晴れ。 昨日のフレーム問題の答えである。 答え:4 余白を使うこと。 正解の思い込み フレーム問題とは、『桃論』では「正解の思い込み」と表現していたものだ。今回のパズルでは、周囲8個の点が文字通りフレーム(枠)となってしまい、外側余白が利用可能であることに気付きにくい。問題を見たときに、直感的に浮かぶフレームがバイアスになってしまい、そこから脱け出せない方が多かったのではなかろうか。しかしこの問題は、直感的に浮かぶフレームとは異なるフレームで考えないと解けないのである。 ヒューリスティクス わたしたちが常識として備えている判断基準のほとんどは直感や感情――二重プロセスでいうシステムⅠ――である。それをヒューリスティクスと呼んでもよいだろう(マニュアルとはヒューリスティクスの集大成である)。それは「不完全ではあるが役にたつ方法」(アインシュタイン)であり、結構正しい解を

    it1127
    it1127 2006/09/17
    ヒューリスティクス、「不完全ではあるが役にたつ方法」(アインシュタイン)
  • 桃知商店|店主戯言移転のお知らせ

    サイト移転のお知らせ いつも「ももち ど ぶろぐ」をご購読いただきありがとうございます。 この度、「ももち ど ぶろぐ」は、「モモログ」として下記のサイトへ移転いたしました。 「モモログ」のメインページ http://www.momoti.com/blog2/ RSSリーダーの設定変更は以下でお願いいたします。 atom feed: http://www.momoti.com/blog2/atom.xml もしくは  FeedBanner (↓)からRSSリーダーに登録できます。 ↑ フィード・ティッカーを使ってみましょう 今後とも、かわらぬご愛顧をお願い申し上げます。 2007年9月13日 ▼  |ホーム| (C) Copyright Toshio Momochi 1998-2007.All rights reserved.

    it1127
    it1127 2006/01/03
    中沢新一氏の『フィロソフィア・ヤポニカ』をお持ちの方は、p289~を参照してみてください。サイコロの一振りが「モナド」であることが解説されています。
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