米イリノイ(Illinois)州シカゴ(Chicago)で、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員(右)の国務長官指名を発表するバラク・オバマ(Barack Obama)次期大統領(中央、2008年12月1日撮影)。(c)AFP/Jim WATSON 【12月2日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)次期米大統領は1日、大統領選挙で党候補指名を争ったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員を次期国務長官に指名するなど、外交・安全保障担当の閣僚を発表した。 シカゴ(Chicago)で記者会見を開いたオバマ氏は「クリントン氏は並外れた知性と非凡な労働倫理を備えている。クリントン氏が次期国務長官となることを誇りに思う。クリントン氏はわたしが全面的に信頼するい偉大な才覚のある米国人だ」と述べた。 オバマ氏はまた、ロバート・ゲーツ(Robe
[ワシントン 30日 ロイター] ヒラリー・クリントン米上院議員(民主党、ニューヨーク州)は、12月1日にもオバマ次期政権の国務長官に任命される見通し。かつて大統領夫人だったクリントン氏は、民主党大統領予備選でオバマ氏の対抗馬だった。 外交政策に関し、クリントン氏がこれまでに示している見解は以下の通り。 <イラク> 1年前に米外交問題評議会(CFR)が発行するフォーリン・アフェアーズ誌への寄稿で「イラク戦争の終結が米国の世界的指導力回復に向けた第一歩」と指摘。米軍を無事帰国させなくてはならないと述べた。 ただ、大統領選中は、オバマ氏に比べると、駐留米軍撤退の明確な期限を設けることに消極的だった。2002年のイラク戦争容認決議案に賛成したことについて謝罪はしていないが、同決議をやり直したいとの発言をしている。 <アフガニスタン、パキスタン、アルカイダ> 大統領選での民主党候補者指名争いでは、
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