スイスのジュネーブ(Geneva)で世界最大の粒子加速器、大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider、LHC)に設置するためトンネルを降ろされる大型双極子磁石(2007年4月26日、欧州合同素粒子原子核研究機構提供)。(c)AFP/CERN 【9月20日 AFP】 欧州合同素粒子原子核研究機構(European Organisation for Nuclear Research、CERN)は20日、19日に再稼働したばかりの世界最大の粒子加速器、「大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider、LHC)」に再びトラブルが発生し、修理のため少なくとも2か月は停止させる必要があると明らかにした。 CERNによると19日午後に発生した実験中の事故で大量のヘリウムがトンネル内に流出したという。予備的な調査の結果、2つの磁石の電気的な接続に問題があり、
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