この記事は日経トレンディ11月号(10月3日発売)特集「極上中古 vs 新品」の一部を転載したものです。情報は基本的に発売時点のものとなります。 エコポイントが強力な追い風となり、家電量販店のテレビ売り場がかつてないほど活況だ。8月の販売台数は前年同月比で約150%(BCN調べ)と大幅増。エコポイントの対象ではないレコーダーも、テレビとの“セット買い”で売り上げが伸びている。 ただ、これは新品に限った話ではない。買い替える人が多いぶん、売りに出されるものも増え、中古市場も活気づいている。「テレビは今最も人気のある商品。取扱数は増えているが、それを上回る需要がある」(総合リサイクル店のトレジャーファクトリー)。また、昨年から注目度が高まっている家電アウトレット店も「売り上げは前年比120~130%」(上新電機 アウトレット浦安店)と引き続き好調。昨年来の不況で「いいものを少しでも安く」という