大手ファッションブランドの手掛けた1着1190ドル(約13万円)のスウェットパンツに対し、激しい非難の声が浴びせられている。ファッションや黒人の歴史に詳しい一部の専門家によると、デザインが「文化の盗用」に当たるという。 バレンシアガが販売しているこのグレーのスウェットパンツは、上部の腰のあたりにボクサーパンツがはみ出たかのように見えるデザインを施している。論争が噴出したのは、動画アプリ「TikTok(ティックトック)」のあるユーザーが今月2日、店舗と思われる場所で撮影した当該製品の短い動画を投稿したのがきっかけだった。 @mr200m__のユーザー名で投稿された動画では1人の人物が問題の「トロンプルイユ」スウェットパンツをつかみ、「これは人種差別的な気がする」「ズボンの中にボクサーパンツを縫い込んである」と発言している。 米カリフォルニア州立大学ノースリッジ校でアフリカに関する文献を研究す
![大手ブランドの13万円のスウェットパンツ、「文化の盗用」の批判](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/313fa1293ca572202fc2e951574991e8e9f708b3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2021%2F09%2F14%2Faa39f4be042cc3b52bdcaa22ead190e4%2Fbalenciaga-boxer-sweatpants-super-169.jpg)