東京・明治神宮外苑のイベント会場で2016年11月、木製オブジェが燃えて、遊んでいた幼稚園の男児(当時5歳)が死亡した火災で、重過失致死傷罪に問われた日本工業大の23歳と24歳の元男子学生2人=当時未成年=の判決で、東京地裁(下津健司裁判長)は13日、いずれも禁錮10月、執行猶予3年(いずれも求刑・禁錮1年)を言い渡した。 起訴状などによると、2人は当時、同大工学部建築学科の1年生で、同じ学科の有志らとイベントに参加。木製のジャングルジムを大量の木くずで装飾したオブジェ(高さ最大約2・7メートル、幅最大約3・8メートル)を展示した。子供らが中に入って遊べるようになっていた。