チョコ、来秋から値上げ?=産地国が貧困対策で割増金 2019年10月21日14時13分 カカオの実を割るコートジボワールの農家の男性(EPA時事) チョコレートが来秋以降、値上がりするかもしれない。原料となるカカオ豆の2大産地国が、豆農家の貧困対策として、輸出の際に大幅な割増金を課す新制度を打ち出したためだ。日本の業界では「消費者にコスト負担してもらえるだろうか」などと動揺が広がっている。 【図解】値上げするメーカーと商品(2019年2月) 新制度はカカオ豆の世界生産の約6割を占めるコートジボワールとガーナが来年10月に導入を計画。全輸出品に1トン当たり400ドル上乗せする。現在の相場水準で試算すると、約2割高となる。 世界銀行によると、コートジボワールの豆農家の半数以上が1日約1.2ドル(約130円)未満の収入しかなく、「所得の低さが児童労働や搾取の要因となっている」(ジェトロ現地スタッ
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