パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州の州都ペシャワルから南東に約100キロ離れたカラク地区で、イスラム教徒に破壊されたヒンズー教寺院(2020年12月31日撮影)。(c)Abdul MAJEED / AFP 【1月2日 AFP】パキスタンで、イスラム教徒に破壊されたヒンズー教寺院が州政府の公金で再建されることになった。州の情報相が1日、明らかにした。 昨年12月30日、パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ(Khyber Pakthunkhwa)州の州都ペシャワル(Peshawar)から南東に約100キロ離れたカラク(Karak)地区にある辺境の村で、約1500人のイスラム教徒がヒンズー教寺院を襲撃し、大型のハンマーで壁をたたき壊して放火。イスラム教徒らはそれ以前から、ヒンズー教団体が所有する寺院に隣接した建物の改修に抗議していた。 同州の情報相、カムラン・バンガシュ(Kamran