ベルリンには、「ゾールアイ」というドイツの伝統的な保存食がある。「ゾール」は塩のことで、「アイ」は卵。要は、塩漬け卵のことだ。 作り方はこうだ。まず、ゆで卵を作る。できあがったら、まだ熱いうちに卵の殻をスプーンなどで軽くたたいて割っておく。殻はむいてはならない。次に、食塩水の入った口の大きな保存用瓶にゆで卵を浸す。食塩水には塩だけでなく、胡椒の実、玉ねぎのぶつ切りなどを薬味として入れておく。酢を少々入れてもいいという。 この状態で約1週間、卵を漬けた状態にしておく。卵の殻を割っておいたのは、食塩水を中まで染み込ませるためだ。 それから約1週間。塩漬けのゆで卵ができあがる。食べる分だけ卵を瓶から取り出そう。残りは、そのまま漬けておく。次に食べるときに取り出せばいい。 塩のおかけで卵の身が固くなって、食べごろになっている。殻もはがれやすくなっている。しかし、ここで殻をむいてはならない。まず、ナ
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