前面には赤色で縁取られたレンズと、緑色で縁取られたレンズのふたつがあります。 いわゆる二眼レフカメラは、上のレンズがファインダー用、下のレンズが撮影用になっています。しかし、『BONZART AMPEL』は上のレンズは通常レンズ、下のレンズがチルトレンズになっているんです。 あとで作例をお見せしますが、チルトレンズはレンズを斜めに取り付けることで光軸を傾け、あえてピントの合う範囲を狭くしたレンズのこと。『BONZART AMPEL』は上下がぼけて撮影されるので、いわゆるミニチュア風写真が撮れるわけです。 撮影後の後処理ではなく、ちゃんと光学式のチルトレンズを搭載しているところが本製品のこだわりなんですね。