Googleが、「Chrome」がウェブページを徐々にロードする時に起きる、不快なページジャンプの対策に乗り出した。 Chromeのバージョン56以降には、「スクロールアンカリング」と呼ばれる新機能が追加されている。これは漸進的なページ読み込みの副作用であるページジャンプに対処するために、Googleが用いている技術だ。漸進的なページ読み込みは、ページの読み込み完了前にウェブページが読める便利な機能だが、画面の外にある新しいコンテンツが読み込まれると、ページジャンプが起きて、それまで読んでいた部分が押し出されてしまうことがある。 こうしたジャンプは、パラグラフの途中まで読み進めていたユーザーにとっては、気が散る現象であり、特に画面スペースの小さいスマートフォンで起きやすい。そして、ひときわ不快なのは、このページジャンプが広告によっても生じる点だ。 Googleはこのアンカリングを、「Chr
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