米大統領選に出馬表明した民主党上院議員Elizabeth Warren氏が、大手ハイテク企業を取り締まる動きに出ようとしている。Warren氏は米国時間3月8日、Amazon、Google、Facebookなどの大手ハイテク企業を分割する「大規模な組織改革」を提案した。 Warren氏はブログ記事の中で、「今日の大手ハイテク企業は、私たちの経済、社会、民主主義(に対してあまりにも大きな力)をもっている」と述べた。「彼らは、競争を強引に取り除き、私たちの個人情報を利用して利益を生み、競争の場をゆがめている。そしてその過程で、小規模企業に打撃を与え、イノベーションを抑えつけている」(Warren氏) 大手ハイテク企業は合併によって競争を吸収するとともに、独自のEコマースプラットフォームで商品を販売し、小規模な企業が成功する機会を奪っているとWarren氏は述べた。また、独占禁止法の執行力が弱い