サンフランシスコ発--企業向けホスト型ソフトウェアの強化を図るMicrosoftは米国時間10月19日、ウェブベースの「Office」を同社が企業向けに提供する一連のホスト型ソフトウェアに加えると発表した。同社は、従来型のOfficeも、会員制サービスとして提供する予定である。予測されていたとおり、同社は同製品の名称も新しくした。 Microsoftは、「Business Productivity Online Suite」とこれまで呼ばれていた製品の名称を「Office 365」とすることを、当地のSt. Regis Hotelで開催されたイベントで発表した。同ホテルは、Microsoftのホスト型オンラインサービスを初期から利用する顧客の1社であるStarwoodホテルチェーンが所有している。 Office部門のプレジデントを務めるKurt del Bene氏は、クラウドへの移行を、1