ずいぶん前に、「LinuxでAVRの開発環境を構築する」というエントリを書いて放置していたのですが、 id:rdera さんから続編希望との有難いお言葉を頂きましたので、本日はその続きです。 今日のエントリでは、ビルドの概要からMakeを使った手軽なビルド方法までを解説します。 用意するもの 今回はビルド編です。焼き込みまでは行かないので、用意するのは必要なツールがインストールされた Linux PC だけになります。 前回エントリから関連するものを再掲しましたので Ubuntu の人は、以下のパッケージをインストールしておいてください。 (Ubuntu でない人は、各自相当する物を準備してください。) Ubuntuのパッケージ名 説明 gcc-avr avr用GCC(インストールされるコマンド名は"avr-gcc"と語順が違うので注意) binutils-avr avr-as, avr-