不気味な揺れだ。21日午後、鳥取県中部で震度6弱を記録する地震があり、22日未明にも、大分県で震度4の地震があるなど、断続的な揺れが西日本を襲っている。専門家は発見されてこなかった「未知の活断層」が直下型地震を引き起こす危険が高まっていると指摘する。東日本も警戒が必要だ。 気象庁によると、地震があったのは21日午後2時7分ごろで、震源地は鳥取県中部。地震の規模はマグニチュード(M)6・6と推定されている。鳥取県倉吉市、湯梨浜町、北栄町で震度6弱の揺れを観測した。 震源付近は昨年10月中旬から年末にかけて、最大震度4をはじめとする地震が相次いでいた。 大分県佐伯市でも22日午前3時33分ごろ、震度4の地震があった。震源地は日向灘で、地震の規模はマグニチュード(M)4・4と推定される。 夕刊フジで「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」(木曜)を連載する武蔵野学院大の島村英紀特任教授は「鳥取