埼玉県坂戸市千代田の千代田公園で2日夕、小学5年の児童2人が男にカッターナイフのようなものを押しつけられたとされる事件で、児童が公園のベンチで寝ていた男の写真を無断で撮ったことを発端に、怒った男が木の枝を振り回し児童の腕に痕がついた可能性があることが3日、県警幹部への取材で分かった。 県警幹部によると、児童は事件直前、公園のベンチで寝ていた男2人を携帯電話で撮影したため、1人が怒って追いかけたという。児童は公園からいったん逃げたが公園に戻ったところ、追いかけた男が木の枝のようなものを振り回し、男児(11)が左腕に、女児(10)が右腕にひっかかれたような痕ができたという。 西入間署の調べに対し、児童らは「(男は)光る物を持っていた」などと話しているが、カッターかどうかは確認されていない。