福岡の商業施設や乗り物をモチーフにしたかぶりもの劇団「ギンギラ太陽’s」の公演「天神開拓史」が6月19日~22日、西鉄ホール(福岡市中央区天神2)で行われる。 福岡の商業施設や乗り物を擬人化したキャラクターが街の歴史を演じる同劇団。今回は戦後70年特別企画と銘打ち、福岡・唐人町を拠点に活動する「劇団ショーマンシップ」と連携。劇団ショーマンシップの仲谷一志座長らがゲスト出演する。 同作は、過去の福岡の街にタイムスリップした「ソラリアデビル」が繁盛している博多地区に負けまいと天神地区の発展を目指して奮闘するストーリー。1945(昭和20)年6月19日の福岡大空襲を背景に、明治から現代の福岡を描く。2008年以来の再演で、2011年に開業したJR博多シティ、増床した福岡パルコなどの最新エピソードなども盛り込むという。 「ギンギラ太陽’s」主宰の大塚ムネトさんは「岩田屋」、ゲスト出演する「劇団ショ
三重県津市にある「津あけぼの座」「津あけぼの座スクエア」および、今秋新設される「テアトル・ドゥ・ベルヴィル」(管理運営:特定非営利活動法人パフォーミングアーツネットワークみえ=PANみえ)の芸術監督に、劇団「第七劇場」主宰で演出家の鳴海康平氏が就任することが決定した。 「津あけぼの座」は、客席40〜60席の小劇場として2006年10月にオープンし、演劇公演やワークショップ事業などを展開してきた。2012年には最大150席の「津あけぼの座スクエア」が、そして今秋「テアトル・ドゥ・ベルヴィル」がオープン、PANみえが運営する劇場は3館となる。 3劇場の芸術監督に就任する鳴海氏は、これまで国内15都市、海外3ヶ国5都市(韓国・ドイツ・フランス)で作品を上演するなど、国内外で活躍している。今回の就任に際し東京から三重県津市に活動拠点を移した鳴海氏は、「官民そして海外を含めた三重県内外の施設や団体と
木ノ下歌舞伎『黒塚』 監修・補綴|木ノ下裕一 演出・美術|杉原邦生 出演|大柿友哉 北尾 亘 武谷公雄 夏目慎也 福原 冠 〈歌舞伎〉に現代の視点で切り込む木ノ下歌舞伎。 2013年初演の話題作で、初の全国5都市ツアー! 木ノ下歌舞伎の『黒塚』は、主人公の老婆を単に伝説の中の鬼女ではなく、一人の人間として描き直し、その対比として僧侶を描くことで、現代を生きる私たちが抱える問題を投影するドラマとして描き直しました。 現行歌舞伎を現代劇の俳優が完全にコピーするところから造り上げた、現代語と歌舞伎言葉を行き来する台詞と、舞踊劇ならではの美しい型がふんだんに取り入れられた舞踊シーン、そして、小さなあばら家から月が浮かぶすすき野原まで変幻自在の空間が、ただの伝承ではなく、現代に生きづく大きな物語へ誘います。
輸送トラックが行き交う、国道9号線沿いの町「大栄町」。昭和の高度成長期に土木利権によって興ったその町も、平成の長引く不況にあえいでいた。 ある日、大栄町に井上春香が帰ってくる。人々は喜んだ。なぜなら、彼女が亡き父・井上文明のふるったかつての政治体制を引き継ぐことで、工事半ばで中断した新神ノ谷トンネルの建設が再開するからだ。そしてトンネルの向こう、現在では愛好家の他に、誰も訪れることのない「神ノ谷」が再び開発され、忌まわしい過去ごと消え去ることを願った。 やがて、人々の願いは叶えられた。井上春香の手にするハサミによって祝福のテープは断ち切られ、オレンジ色に包まれた車の行列がゆっくりと真新しいトンネルを進んだ。そしてその陰で、役目を終えた「神ノ谷㐧二隧道」のプレートは降ろされ、作業員の唾と共に背高泡立草の茂みに遺棄された。 2013年。地方都市「大栄町」を舞台に、資本主義の顛末と翻弄される
「君が僕であるというのなら、僕は誰だ?」 脚本:末満健一(ピースピット) 演出:山浦徹(化石オートバイ) 出演:赤星マサノリ(sunday)、坂口修一 関西小劇場を代表する俳優による極上の二人芝居が再び全国を駆け巡る! まったくタイプの違う同世代の役者、赤星マサノリと坂口修一がお互いのスタイルに意気投合し、2010年から「赤×坂」として二人芝居で全国ツアーをスタート! 1作目は、コメディ作品「男亡者の泣きぬるところ」で全国を周り、札幌ではその年の「Re:Z大賞」を受賞。 2作目は、桂枝雀の落語として有名な「貧乏神」を現代の二人芝居に大胆アレンジ。 3作目となる今回は脚本に、関西でダントツの動員数を誇るピースピットの主宰・末満健一氏を迎え、ヒューマンファンタジーに真っ向勝負!!! あらすじ 錬金術とは、現代化学の礎となった実在の学問である。鉛を黄金に変え、老いを若さに変え、肉片から新しい命を
ヨーロッパ企画第33回公演『ビルのゲーツ』 「ビルのゲーツ」特設サイトオープンしました! カードをかざすなり差し込んだりしてゲートが開く瞬間、というのが好きなんです。Suicaカードを改札機にあてがう瞬間はつい颯爽としてしまいますし、ホテルでカードキーをもらって、それをドアの外で黒い読み取り部分にかざすときもエリートみたいな気分になります。横に差し込むタイプや縦にスッと通すタイプもありますね。ETCで料金所を通れたときや、家電量販店でけっこう買い物をしたので地下駐車場のゲートを開けてもらえたときなんかも「よしよし」という顔をしています。自分は運転できないにもかかわらず、です。そんな僕が羨ましいのは、たとえばタワービルっぽい会社に吸い込まれていく人たちが首からぶら下げているIDカードです。あれで何かしらのゲートをあけてビルの中に入っていっているのだとしたらもう。僕の実家は町工場で、戸は常に開
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