cOAlition Sは、12月17日、Springer Nature社のPlan Sガイダンス補遺(草案)に関する公開書簡に対する返答を公開した。 Springer Nature社は、Plan Sガイダンス補遺(草案)に関する公開書簡を12月17日に発表。草案に示された要件では賛同は難しいとし、一部要件の変更を提案していた。 それに対しcOAlition Sはこの返答で、草案の公開は、ジャーナル出版に関わる関係者やステークホルダーからの意見を2020年1月6日までに集め、それらを最善の方法でどう実装するか検証していくつもりだとした。 また、草案は転換契約(Transformative Agreements)以外で完全OA(オープンアクセス)化を目指すジャーナルを支援するためのものであり、草案で示したOAコンテンツの増加に関する要件についても、Springer Nature社のジャーナル"
DORA(San Francisco Declaration on Research Assessment、サンフランシスコ研究評価宣言)は、12月19日、2019年における研究評価の発展に資する取り組みトップ10を公開した。 1位は、Simon Fraser University(カナダ)のScholarly Communications Labおよび共同研究機関が米国・カナダにおけるJIF(Journal Impact Factor)の普及・利用状況を明らかにした研究、2位は研究評価の改革に向けた計画およびスケジュールを公表したスペイン・バルセロナのUOC (Universitat Oberta de Catalunya)の取り組み、3位は研究の計画性・公開性・多様性・包括性の向上を目的としたコンソーシアムRoRI(Research on Research Institute)の設立(
国立情報学研究所の国際学術情報流通基盤整備事業は、我が国の学協会等が発行する英文学術論文誌の電子ジャーナルを支援することを通じ、学術コミュニケーションの変革を目指します。
浜田 敬子 [ジャーナリスト/前Business Insider Japan統括編集長] Jan. 02, 2020, 11:00 AM キャリア 87,129 2019年12月に発表されたPISAの結果で、日本の読解力の低下が大きな話題となった。以前から日本の子どもたちの読解力低下を指摘してきた、国立情報学研究所教授であり「教育のための科学研究所」代表理事・所長も務める新井紀子さんに、この結果をどう受け止めるのか、さらにそもそもなぜ「読解力」が必要なのかを聞いた。 聞き手は統括編集長の浜田敬子。 浜田:12月に発表されたPISA(15歳を対象にした学習到達度調査)で、まさに新井さんが指摘され続けてきた日本の読解力の低下が表面化しました。 PISAとは:世界の15歳を対象に、3年ごとに3分野の力を調べる経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査。12月に発表された2018年の調査結果で、
インターネット上で公開され、誰でも無料でアクセスし利用できるということをオープンアクセス(Open Access:OA)といいます(Budapest Open Access Initiativeより)。 掲載先や論文掲載料(Article Processing Charge:APC)の支払い者によって、主に以下の4種類に分類できます。 国際的な助成機関より推奨されているのは主にゴールドもしくはグリーンです。 ゴールド(ゴールドOA) 出版社サイトにおいて、読者(大学・図書館等の機関を含む)が購読料を支払わない雑誌(オープンアクセス誌)に掲載されるものです。著者が論文掲載料(APC)を支払います。 著者ではなく、研究機関や公的助成機関、出版社、学会等が費用を負担するものをダイヤモンドOAと呼ぶこともあります。 グリーン(グリーンOA) 機関リポジトリ等において、著者自身が従来の学術雑誌(購読
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く