内閣府は2020年度国立大学イノベーション創出環境強化事業に岡山大学、東京農工大学、岐阜大学、九州工業大学の4校を選んだ。4校合わせて14億円を配分し、イノベーションを創出するための財源確保や経営基盤の強化を促す。 イノベーション創出環境強化事業は国立大学の外部資金獲得実績などに応じ、資金を配分することで、民間企業との共同研究に必要な間接経費を確保するとともに、寄付金など多様な民間資金の確保を推進して経営基盤を強化するのが狙い。 4校のうち、岐阜大学は「地域ブランドイノベーションエコシステムの創出に向けた8つの取り組み」を打ち出し、直接面談せずに企業のニーズと大学の研究内容をマッチングするデジタルツールの開発、大学と企業が共同研究を進めるラボの開設計画を持つことなどが評価された。 参考:【内閣府】令和2年度「国立大学イノベーション創出環境強化事業」の選定結果について グローバルに活躍できる
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